海外に住んでいると、「日本の勉強から遅れていないか」「帰国後の受験に間に合うのか」「今から何をしておけばいいのか」と不安になります。
結論からいうと、トライのオンライン個別指導塾は、海外在住・帰国子女でも国内と同じ料金で利用でき、日本の学習維持から帰国生入試・編入・高校受験・大学受験まで幅広く対応できます。海外だからといって特別な追加料金がかかるわけではありません。
大きな特徴は、授業をする講師とは別に教育プランナーが付き、時差・帰国時期・志望校・英語資格まで含めて学習計画を調整できることです。必要に応じて講師ランクや回数を変えたり、難関校では進学塾と併用したりすることもできます。
この記事では、実際に海外在住のご家庭を担当してきた経験をもとに、料金、海外での使い方、帰国生入試への備え、講師の選び方まで具体的に解説します。
トライのオンライン個別指導塾が、帰国子女の受験対策や海外からの学習に向いているか迷っている方は、ぜひ判断材料にしてください。
トライのオンライン個別指導塾の「海外在住・帰国子女コース」料金
海外在住・帰国子女コースだからといって、「海外加算」のような追加のお金は一切かかりません。日本国内の生徒とまったく同じ料金です。
1コマ60分・月4回(週1回)の月謝の目安
学生講師(オンラインスタンダード)
- 小学生 14,960円〜(税込)
- 中学生 17,600円〜(税込)
- 高校生 21,120円〜(税込)
セレクト講師(オンラインセレクト)
- 小中学生 25,000円台〜
- 高校生 30,000円台〜
プロ講師(オンラインプロ)
- 小中学生 37,000円台〜
- 高校生 40,000円台〜
料金は「学年」「回数」「講師のランク」「何を対策するか」の組み合わせで決まります。学年ごとの詳しい料金や、お得に始める方法についてはこちらにまとめました。
➡ トライのオンライン個別指導塾の料金表|小学生・中学生・高校生の月謝と高い理由を解説
また、「うちの子には学生講師とプロ講師のどちらが合うのか」で迷う方はとても多いです。講師のランクごとの違いと、失敗しない選び方はこちらで詳しく書いています。
➡ トライの講師ランクとは?学生・社会人・プロの料金差と失敗しない選び方
一言だけ先に書いておくと、海外のご家庭は「全部プロ講師」にしなくて大丈夫です。ふだんは1科目だけプロ講師にして、夏休みだけ学生講師をスポットで足す——こういう組み方をされているご家庭は実際にあります。お金をかける場所を選ぶことのほうが大事です。
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海外在住のご家庭がトライを選ぶ3つの理由

① 授業をする先生とは別に「教育プランナー」が付く
多くのオンライン塾には、授業をする先生はいても「担任」がいません。困ったときに誰に言えばいいのか分からず、結局そのままになってしまいます。
トライには、先生とは別に教育プランナーという担当者が付きます。定期的にオンラインで面談をして、勉強の進み具合だけでなく、日本の入試の情報や帰国後の進路まで一緒に考えます。
海外にいると、日本の受験の「当たり前」がまったく入ってきません。私が海外のご家庭で実際にやっていたことの大半は、「授業の話」よりも「情報を届ける話」でした。
もう一つ、地味ですが重要な点があります。担当の先生が毎回同じ専任制だということです。オンライン家庭教師のなかには、その時間に空いている先生が都度担当するシフト制のサービスもあります。海外の子は「日本語で説明する」こと自体に慣れが必要なので、毎回相手が変わる形式は負担が大きくなります。
② 教材が使い放題なので、日本から本を取り寄せなくていい
海外にいると、日本の教科書に合った問題集や、中学受験用の教材を手に入れるのが本当に大変です。日本から送ってもらうと、送料だけで数千円かかることもあります。
トライのオンラインでは、全学年ぶんの問題が入った教材プラットフォームが無料で使い放題です。授業もほとんどこれを使って進みます。「日本から教材を送ると送料が高い」と困っていたご家庭に、この画面を使う方法をご案内しただけで解決した——ということは何度もありました。
映像授業の「Try IT」も見放題なので、授業のない日のインプットにも使えます。
③ 「先生に説明する」授業なので、分かったつもりが減る
トライの授業は、先生の話をただ聞く形ではありません。習ったことを、自分の言葉で先生に説明します。
海外に住んでいると日本語を話す機会が減ります。「なんとなく分かったつもり」が一番あぶないので、口に出してもらう時間を必ず取ります。「日本語を話す場所が、家と先生の授業しかない」というお子さんもいます。授業そのものが、日本語を使う場所になっているご家庭は珍しくありません。
海外在住中の使い方|現地校と日本の勉強をどう両立するか

まずは「受験ではなく、いま目の前の勉強がしんどい」という段階の話です。
日本語での学習が難しい子には「英語で日本の内容を教える」
インターや現地校に長く通っていると、会話は日本語でできても、勉強を日本語でするのは無理という状態になります。日本語での会話が小学校低学年レベルで止まっているお子さんも珍しくありません。
この場合、無理に日本語で教えても定着しません。実際に多いのは、日本の同学年と同じ内容を、英語で教えるという形です。数学・理科であれば、これで十分に成立します。将来的に現地の大学へ進むなら、そのまま英語で学び続けるほうが合理的です。
逆のパターンもあります。現地校で英語のまま履修している数学・化学・生物を、日本語で相談できる先生に見てもらうという使い方です。現地の学校には進路の相談役がいますが、現地の先生に本音を伝えるのは日本の子には簡単ではありません。「学校のアドバイザーには自分の意見が言いづらい」という声はよく聞きました。日本語で話せる先生の時間が、言いたいことを言える場所になっているケースは多くあります。
「日本語を忘れないための国語」は、海外で一番多い相談
「受験はしない。でも、日本に帰ったときに困らないようにしたい」——これが海外のご家庭で一番多いご相談かもしれません。
この目的なら、週1回60分の音読中心の国語から始めるのが定番です。日本語で文章を読むことへの抵抗が消えるだけで、読解への苦手意識はかなり減ります。漢字は毎回まとめて宿題に出してもらい、家でインプットする形が回りやすいです。
ここで知っておいてほしいのが、「減らす」ではなく「分ける」という選択肢です。現地校から帰ってくるとバタバタで60分が負担になる時期があります。そういうときは、60分を30分×2回に分ける形に組み替えられます。長い目で見て少しずつ身につけたいご家庭には、こちらのほうが合います。
また、兄弟で受けているご家庭では「上の子はドリルは解けるが話すのが苦手」というように、必要なものが子どもごとに違います。「会話を増やしてほしい」といった要望は、教育プランナーから先生へ伝えれば授業の中身が変わります。保護者から先生に直接「もっとこうしてほしい」と言うのは気まずいものですが、間に人が入るだけで要望は驚くほどスムーズに通ります。
引っ越し・時差で「途切れさせない」段取りをつくる
海外のご家庭が本当に不安なのは、授業の質そのものより「引っ越しや時差で勉強が途切れること」です。
国をまたぐ引っ越しが決まったとき、面談で決めているのは次のようなことです。
- 引っ越し前に、受けられていない授業をまとめて消化する。残したまま渡航すると、そのまま消えてしまいます
- 教材を切り替える準備を、先生と事前に決めておく。日本の教科書から、次の学校で使う形式のものへ移す段取りです
- 渡航直後の月は、思い切って休む。新しい学校に慣れる時期に授業を詰めると、どこかが必ず壊れます
3つ目は、塾としては売上が下がる提案です。それでもお伝えしていたのは、ここで無理をさせると結局続かなくなるからです。
時差についても同じです。長期休みで一時帰国している間は週3回受けられても、現地に戻ると受講できるのが土曜の朝と日曜の夜だけになる、ということが起こります。そのときは週1回に減らして続けるという調整をします。回数を守ることより、途切れさせないことのほうが大事です。
帰国後の中学受験・編入で、決めておくこと

編入は、中学受験より狭き門になりやすい
まずここを知らずに動いているご家庭が多いので、最初に書きます。
私立中の編入は、欠員が出た学校だけが募集する仕組みです。その年の入学者が多ければ、募集自体が出ません。「帰国してから編入すればいい」と考えていると、枠がないという事態が普通に起こります。
もう一つ、編入は科目のごまかしが利きません。英語1科目で受けられる帰国生入試と違い、編入では国語・数学が正面から問われます。海外にいる間に日本語と算数をどれだけ積み上げたかが、そのまま結果になります。
だからこそ面談では、あえて「帰国のタイミングを前倒しできませんか」と確認することがあります。中学受験のタイミングで帰国できるなら、そのほうが選択肢は広いからです。
帰国が動いても崩れない計画の作り方
駐在のご家庭では、帰国の時期が会社の都合で急に早まることがあります。「予定どおりに進む前提の計画」は、海外では役に立ちません。
そこで、試験日から逆にたどって段階を区切ります。
- 試験の4カ月前から → 過去問
- そのさらに4カ月前から → 実際の入試に近い問題
- それより前は → とにかく単元の勉強
ポイントは、単元の勉強を前倒しすればするほど、帰国が急に早まっても慌てずに済むという点です。ゴールの日が動いても耐えられる形にしておく。これが海外の受験計画の基本です。
算数であれば、前学年の復習(小数・分数・速さ・単位)から入り、そこから特殊算へ進むのが定番の流れになります。
英語型入試に絞るなら、勝負は国語と作文に移る
英検準1級などを持っているお子さんの場合、英語で受けられる入試方式に絞るという作戦が取れます。志望校を英語重視の学校で固める形です。
ただし、ここで見落とされがちなことがあります。英語で加点や免除が取れる子ほど、勝負は算数・国語に移ります。英語型入試でも、400字程度の作文や、文章を読んで自分の考えを書く形式が課される学校は多いからです。これは慣れが必要なので、過去問の形式を先生と共有して、宿題で書く回数を増やしていきます。
なお、ご家庭で対応できる科目はご家庭で、という切り分けもよくあります。算数は保護者の方が見て、家では手が回らない国語と作文だけをトライが担当する、という形です。全科目を塾に出す必要はありません。
難関校を目指すなら、塾との併用も正直に検討する
帰国後に難関校を目指す場合、面談でよく聞かれるのが「トライだけで志望校を目指せますか。それとも集団塾も併用したほうがいいですか」です。
このとき、まず確認するのは模試を受けているかどうかです。現在地が分からないまま作戦は立てられません。学力テストで測るところから始めます。
そのうえで、志望校のレベルによっては「集団塾で問題の量をこなして、トライでは苦手な単元と過去問を見る」という併用をおすすめすることがあります。難関校の帰国生入試は一般入試と同じ問題が出ることもあり、演習の量が足りないと届かないからです。
塾の人間が「他の塾も使ってください」と言うのは変に思えるかもしれません。ただ、受かるための答えを言わないと意味がないと思っています。
また、オンラインだと反応が控えめになるお子さんもいます。その場合は「算数はオンライン、国語は対面の先生を一度お試し」と、科目ごとに形を分ける案も出せます。オンラインか対面か、どちらかを選ばなければいけないわけではありません。
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帰国生入試・高校受験で、決めておくこと

最大の悩みは「成果が数字で見えない」こと
海外の高校受験生を担当していて、面談で一番よく議題になったのがこれです。
海外にいると、日本の学校のような定期テストがありません。伸びているのかどうかが誰にも分からないまま、時間だけが過ぎます。補習校に通っていても、集団なので「どこが抜けているか」までは分かりません。
この不安に対して提案していたのは、次の方法です。
- 日本の模試を受ける(自宅受験に対応しているものもあります)
- 授業の最初に小テストをしてもらう
- 毎回の指導記録を確認する
- AI教材の診断で、取りこぼしている単元を洗い出す
また、志望校の過去問がホームページに1年分しか載っていない、というのもよくある壁です。その場合は先生に似た形式の問題を用意してもらい、時間を測って解いて採点する形に変えます。「7〜8割は取れる、応用になると崩れる」ところまで見えれば、次にやることが決まります。
「見えない不安」は、見える形にするだけでかなり軽くなります。
「長期休みだけ集中」という使い方もできる
海外のインターは夏休みがとても長く、学校の宿題がない場合もあります。時間だけはたっぷりある、という状況です。
そこで、夏休みの期間だけ20回程度をまとめて受講するという使い方があります。毎日2〜3時間ぶんの宿題を出してもらい、期間中に一気に進める形です。
進め方は3段階で組むのが定番でした。基礎の計算分野 → 関数と文章題 → 初めて見る問題を自分で考える力。すでに独学でひと通り終えている場合は、抜けを埋めながら実戦へ、という順番になります。
専門塾に替えるか、併用するか、で迷ったとき
志望校が1校に決まっていると、その学校に特化したオンライン塾(その高校の卒業生が教えている塾など)が見つかることがあります。「トライから乗り換えようか」という相談は実際にありました。
私がお伝えしていたのは、良い点と心配な点の両方です。
- 良い点:その学校の情報を一番持っているのは、間違いなくその塾です
- 心配な点:先生との相性は分かりません。短い期間で勉強の量が一気に増えると、気持ちがもたなくなることがあります
そのうえで提案していたのが、「専門塾で入試の対策をして、これまでの先生には宿題の面倒を見てもらう」という併用の形です。何年も見てくれた先生は、その子にとって進路の相談相手でもあります。話しているうちに「この先生の授業は残したい」という気持ちが出てくるご家庭は多くありました。
もちろん、トライ側にもその学校の指導経験がある先生がいれば紹介できます。囲い込むのではなく、選択肢を全部並べる。そのほうが結果的に長く続きます。
逆に、現地のオンライン塾を併用していて「進み方が遅く、分かっているところもやっている」という状態なら、そちらをやめるという提案もします。中3の子が抱えられる量には限りがあります。塾を増やすことより、減らすことを提案する場面のほうが実は多いです。
帰国生入試・大学受験で、決めておくこと

「海外に住んでいる=帰国生入試」とは限らない
大学受験で最初に確認してほしいのは、志望校の帰国生入試に出願できるかどうかです。
海外の学校に通っていた経験があっても、在籍期間や帰国時期、卒業資格などの条件によっては、帰国生入試の対象にならないことがあります。
その場合は、一般の総合型選抜や学校推薦型選抜、一般入試まで含めて受験方法を考えることになります。
私が海外在住のご家庭との面談で確認していたのも、単に「どの大学に行きたいか」だけではありません。
- 帰国生入試の出願資格を満たしているか
- 英検・TOEFL・IELTSなど、どの資格が使えるか
- 現地校から取り寄せる必要がある書類は何か
- 帰国時期と出願時期が重ならないか
- 帰国生入試だけでなく、総合型選抜や一般入試も併願するか
海外にいると、日本の大学入試について相談できる相手が身近にいないことがあります。そこで、講師の授業だけで完結させず、教育プランナーにも現在の在籍状況と志望校を伝え、受験方法から整理しておくことが重要です。
「留学していたから帰国生枠で受ける」と最初から決めないこと。まず出願資格を確認し、帰国生入試・総合型選抜・一般入試のどこに可能性があるかを整理してから、必要な対策を決めましょう。
英語資格は「どこで受けられるか」から逆算する
これが海外ならではの、そして最も見落とされやすい論点です。
住んでいる街では、英検が2級までしか受けられない。準1級以上を受けるには、日本に一時帰国するしかない——こういう地域があります。
つまり、一時帰国の日程から逆にたどって、申し込みの月を決める必要があります。面談で決めていたのは、次のような段取りです。
- 受験する月を目標として先に置く
- 申し込みは、一時帰国のタイミングに合わせる
- それまでに過去問へ取り組み、結果次第で授業の回数を見直す
- 合格したら、次の資格に切り替える
- 念のため、現地で受けられる会場がないかをプランナー側で調べる
日本にいれば「じゃあ次の回で」で済む話が、海外だと1年計画になります。この段取りを親御さんだけでやるのは、かなりの負担です。
あわせて、TOEFLが使える大学は限られる点にも注意してください。併願する学校のために、英検も並行して取っておくご家庭が多いです。
時期によって、やることを丸ごと入れ替える
帰国生入試や総合型選抜では、時期によって必要な対策がまったく変わります。
たとえば、前半は英語資格(TOEFLなど)の対策に集中し、資格を取り終えたら小論文・面接・志望理由書へ丸ごと切り替える、という組み方です。マンツーマンだからできる形で、集団の予備校では難しい進め方になります。
ここでも壁になるのが教材です。公式問題集を勧められても、現地の通販では買えないことがあります。その場合は先生と相談して、オンライン上で使えるサンプル問題を初回から使う形にします。
志望校が決まっていない状態からでも始められる
「行きたい大学も、やりたいことも決まっていない」という状態からのスタートは、海外在住では珍しくありません。日本のカリキュラムを何年も勉強していない、というケースもあります。
この場合、教育プランナーがやるのは授業の手配よりも「大学を一緒に探すこと」です。
- 興味のありそうな学部がある大学を、レベル順に一覧にして共有する
- 帰国生入試と総合型選抜で、それぞれ何が必要かを整理する
- 現地の高校に頼まないといけない書類(成績証明・卒業見込み証明・活動の記録など)を、帰国前に依頼するよう伝える
最後の項目は本当に見落とされがちです。帰国してから「書類が要る」と気づいても、現地の学校にはもう頼めません。
そして、志望理由書を書き進めるうちに本人の中から興味が出てくることがあります。そうしたら、その分野を扱っている大学を探し直せばいい。やりたいことが先にあるとは限りません。
自習が続かないのは、量ではなく組み方の問題
受験期になると「1日10時間机に向かっている」というお子さんも出てきます。ただ、保護者の方に聞くと「部屋にこもっているので、本当に集中しているのは5〜6時間かもしれない」。
海外だと、自習室もなければ、まわりに同じ受験生もいません。どれくらいやれば足りるのかの基準が、家の中に一つもないのです。だからこそ、先生が毎回チェックして点数が見える形にすることの意味が大きくなります。
「英語だけだと1時間半で飽きてしまう」という相談もよくありました。この場合、1回を長くするより90分×週2回のように回数を分けたほうが、結果的に量が増えます。英語の曲を聴く、映画を見るなど、机以外で英語に触れる時間を足す提案もします。
講師と教育プランナーは、実際どう連携しているのか

ここが、トライが他と一番違うところです。具体的に何をしているのかを書きます。
① 面談で聞いたことを、必ず先生に申し送りする
面談が終わると、その日のうちに担当の先生へ内容を伝えます。たとえば、こんな形です。
- 「専門用語(通分など)が分かっていないようなので、その都度確認してください」
- 「マイナスの計算は答えは合っていますが、図で説明してもらえませんか」
- 「宿題を増やしてほしいとご要望です。ただ、分からない箇所も増えるはずなので、解説の時間が足りなければ授業の追加を相談します」
保護者が言いにくいことを、代わりに言葉にして届ける。これが一番使われている役割です。授業の中身が、面談の翌週から変わります。
② 「増やす」だけでなく「減らす」「休む」も提案する
ここまで読んでいただくと分かると思いますが、面談で出る提案は増やす話ばかりではありません。
- 引っ越し直後の月は休みましょう
- 時差で無理なので、週3回から週1回に減らしましょう
- 60分がしんどいなら、30分×2回に分けましょう
- 併用している現地の塾は、やめてもいいかもしれません
続かない形にしても、意味がないからです。
③ 志望校と出願の条件を調べて届ける
海外のご家庭に一番足りないのは、勉強時間ではなく情報です。
- 帰国生入試の「在住年数」の条件(2年以上必要な学校が多い)
- インターに通っていると受けられない学校があること
- 編入は、欠員が出た学校だけが募集すること
- 英語資格が使える学校と、使えない学校があること
こうしたことを、志望校ごとに調べてお伝えします。「英語ができるから何とかなる」と思っていたご家庭が、条件を知って作戦を丸ごと変えたことは何度もありました。
④ 帰国が動いても崩れない計画にする
駐在のご家庭では、帰国の時期は会社の都合で動きます。だから、単元の勉強を前倒しでどんどん進めておく。ゴールの日が動いても耐えられる形にしておく。これは前述のとおりです。
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自習室がない中で、海外の子はどう勉強しているのか

個別教室のトライには自習室がありますが、オンラインにはありません。海外なら、なおさら勉強する場所は家しかありません。
では、続いているご家庭は何をしているのか。共通していたのは次の3つでした。
① 宿題に「提出先」がある
一番効いているのは、これです。次の授業で先生に見せる前提があると、人はやります。
- 音読の宿題を毎回出してもらう(日本語の維持が目的の小学生)
- 漢字を毎回まとめて出してもらい、家でインプットする
- 長期休みは、毎日2〜3時間ぶんの宿題を出してもらう
親が「やりなさい」と言うより、先生に提出するほうが動くのです。「親子だと聞いてくれないので、解説は先生からしてほしい」というご希望は、海外・国内を問わずよくいただきます。
② やる時間を先に決めてしまう
- 寝る前の1時間だけ取り組む
- 学校がある日は少しだけ、長期休みは1日1〜2時間
- 朝から午後まで、学校のように時間割を組んで勉強する
自分で時間割を作り、コマごとに区切って勉強していたお子さんもいました。「時間があるときにやる」ではなく「この時間にやる」にできた子は、例外なく安定しています。
③ 教材が手元にある
海外で一番の壁は、やる気ではなく教材です。ドリルを日本から送ると送料が高い。そこで、トライの教材プラットフォームをそのまま使います。印刷すれば紙で解くこともできます。
なお、集中が続かないのは当たり前です。1時間半で飽きるなら、1回を長くするより回数を分けたほうが結果的に量が増えます。ここも面談で調整できます。
トライの無料教材プラットフォーム、トライ式AI教材についてくわしい記事はこちら
海外・帰国生を担当しているのは、どんな講師か

「海外から受けると、どんな先生が担当するのか」は想像しにくい部分だと思います。実際に手配してきた先生のタイプを挙げます。
① 英語で日本の教科を教えられる講師
インターや現地校に長く通っていて、日本語での学習が難しいお子さん向けです。日本の同学年と同じ数学・理科の内容を、英語で教えられる先生を手配します。
現地校で履修している数学・化学・生物を、そのまま英語で扱えるレベルの先生もいます。この層は数が限られるため、プロ講師のなかでも上位のランクから選ぶことが多くなります。希望する場合は、早めに相談しておいたほうが確実です。
② 海外在住・海外経験のある講師
トライの登録講師は全国にいますが、現在も海外に住んでいる先生もいます。時差が近いぶん時間帯を合わせやすく、何より「海外で暮らす大変さ」を自分で知っています。
駐在経験のある社会人講師、帰国子女として日本の入試を経験した講師なども在籍しています。両方の環境を知っている先生は、進路の相談相手としても機能します。現地校のアドバイザーには本音を言いづらいお子さんにとって、これは大きな意味を持ちます。
③ 帰国生入試・編入の指導経験がある講師
帰国生入試は、一般入試とは出題も対策も違います。英語1科目の学校もあれば、学科試験が一般入試並みに出る難関校もあります。編入となれば国語・数学が正面から問われます。
この違いを分かっている先生に当たるかどうかで、対策の中身が変わります。体験の申し込み時点で「志望校名・入試方式・帰国予定の時期」を伝えておくと、経験のある先生を当ててもらいやすくなります。
④ 英語資格・小論文に対応できる講師
英検・TOEFL・IELTS・TOEICといった資格対策に対応できる先生も在籍しています。スピーキングを含む面接形式の対策まで見られる先生もいます。
帰国生入試・総合型選抜では小論文や志望理由書が必要になりますが、これは教科の指導とはまったく別の技術です。今の先生が対応できるかを教育プランナーが確認し、難しければ別の先生を立てる——という手配ができます。1人の先生にすべてを任せる必要はありません。
⑤ 海外の子の「国語」を扱える講師
意外と見落とされるのがこれです。日本にいる子の国語と、日本語が第二言語になりかけている子の国語は、まったく別物です。
音読から入る、会話の時間を長めに取る、漢字は書き取りより読みを優先する——こうした進め方に慣れている先生でないと、いきなり読解問題を解かせてしまい、子どもが国語を嫌いになります。「会話を増やしてほしい」といった要望を伝えれば、授業の組み立てから変えてもらえます。
講師ランクは、目的で分ける
| 目的 | 向いているランク |
|---|---|
| 帰国生入試・中学受験の対策、英語で主要科目を教わる | プロ講師 |
| 日本語の維持、学年をさかのぼった復習、現地校の宿題フォロー | セレクト講師・学生講師 |
| 長期休みだけの演習量の確保 | 学生講師をスポットで追加 |
予算を全部プロ講師につぎ込む必要はありません。ふだんは1科目だけプロ講師にして、長期休みに学生講師を足す。この組み方なら、同じ予算で勉強の総量を増やせます。
なお、講師のランクごとの違いと選び方は、こちらで詳しく解説しています。
➡ トライの講師ランクとは?学生・社会人・プロの料金差と失敗しない選び方
先生が合わなかったら、替えられる
最後に、これも知っておいてください。相性が合わなければ無料で交代できます。
海外の子で実際に起きるのが、「日本式で、覚えてきなさいと課題を出される感じが合わなかった」というミスマッチです。現地校のやり方に慣れている子に、日本の詰め込み型をそのまま持ち込むと反発します。その場で理解を確かめながらペースを保つ先生に替えたら、ぴったり合った——ということがありました。
言いにくければ、教育プランナーに伝えてください。先生に直接言う必要はありません。
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よくある質問
Q1. 時差がありますが、授業の時間は合わせてもらえますか?
A. 合わせられます。 日本時間の早朝や夜を使って、現地の放課後や週末に合わせられます。アメリカ在住なら日本時間の午前中が現地の夕方〜夜にあたる、といった形です。ただし、時差が大きい地域は先生の候補が絞られるので、早めの相談をおすすめします。
Q2. 途中で予算が厳しくなったら、回数やコースを変えられますか?
A. 変えられます。 ふだんは週1回60分のセレクト講師で、夏休みだけ学生講師を4〜5回足す、という組み方をされているご家庭があります。時差で受けられなくなり、週3回から週1回へ減らしたケースもありました。目的ごとに講師のランクと回数を分けるのが、お金の使い方のコツです。
Q3. トライだけで帰国生入試に受かりますか?
A. 志望校のレベルによります。 基礎固めや中堅校ならオンライン個別だけで十分ですが、難関校は学科試験が一般入試並みに出ることがあり、演習の量という点で日本の進学塾との併用が現実的な場合があります。私が担当したご家庭にも「併用したほうがいいです」と正直にお伝えしたことがあります。まず模試で現在地を測ってから決めるのが順番です。
Q4. 帰国の時期が決まっていなくても、計画は立てられますか?
A. 「早まっても耐えられる計画」にするのが基本です。 試験日から逆にたどって「4カ月前から過去問、その前は実践問題、それより前は単元の勉強」と段階を区切り、単元の勉強をできるだけ前倒しします。なお、帰国後の編入試験は一般入試より枠が少なく難しいことが多いので、編入を考えている場合は早めに相談してください。
Q5. 受験の予定がなくても使えますか?
A. むしろ、その目的のほうが多いです。 「日本に帰ったときに困らないように」というご家庭がたくさんいます。学年を戻して復習する、日本語を話す時間を確保する、といった使い方です。受験しない場合は、ふだんは1科目に絞って、長期休みだけ回数を足す形が費用を抑えやすくなります。
Q6. 先生は毎回同じですか?
A. 専任制なので、毎回同じ先生が担当します。 オンライン家庭教師のなかには、その時間に空いている先生が都度担当するシフト制のサービスもあります。海外の子は日本語で説明すること自体に慣れが必要なので、毎回相手が変わると毎回そこからやり直しになります。なお、合わない場合の交代は無料で相談できます。
Q7. 英検やTOEFLは、帰国生入試で必要ですか?
A. 学校によっては「必須」ではなく「武器」になります。ただし取り方に作戦が要ります。 注意点は3つあります。
1つめは、TOEFLが使える学校は限られること。併願する学校のために英検も並行して取るご家庭が多いです。
2つめは、住んでいる国で受けられる級が限られること。準1級以上は日本でしか受けられない街もあります。一時帰国の日程から逆にたどって申し込む必要があるので、早めに調べておいてください。
3つめは、英語で加点や免除が取れる子ほど、勝負が算数・国語に移ることです。英語が得意な帰国生こそ、日本のカリキュラムの算数・国語を早く固めておく必要があります。
Q8. 帰国生入試で不合格だったら、その後は?
A. 「編入試験」という道がありますが、入試以上に狭き門です。 私立中の編入は、欠員が出た学校が随時募集する仕組みなので、その年の入学者が多ければ募集自体が出ません。各校のサイトと、私学協会系のサイトをこまめに確認するのが基本です。
注意したいのは、編入は科目のごまかしが利かないことです。英語1科目で受けられる帰国生入試と違い、編入は国語・数学が正面から問われます。海外にいる間に日本語と算数を積み上げてきたかが、そのまま結果になります。
また近年は、帰国生入試そのものも「在住年数」「インターに通っていたか」といった条件が厳しくなる傾向があります。「英語ができるから何とかなる」は、年々通用しにくくなっています。
まとめ:海外からの受験準備は、情報と伴走者で決まる
要点をまとめます。
- トライのオンライン個別指導塾は、海外からでも国内と同じ料金。海外加算はない
- 授業の先生とは別に教育プランナーが付くので、志望校・帰国の時期・英語資格まで同じ人に相談できる
- 教材プラットフォームが使い放題なので、日本から本を取り寄せる必要がない
- 英語で日本の教科を教えられる先生、海外在住の先生、帰国生入試の経験がある先生から選べる
- 自習室はないが、宿題に提出先を作り、やる時間を先に決めることで自学は回る
- 難関校を目指すなら、塾との併用まで含めて正直に相談できるかどうかが分かれ目
海外での生活は、現地の学校や言葉だけでも十分に大変です。そこに「日本の勉強が遅れているのでは」「情報が入ってこない」という不安が重なると、お子さんだけでなく親御さんまで消耗してしまいます。
私が教育プランナーとして一番多く言われた言葉は、「合格させてほしい」ではありませんでした。
「相談できる相手がいなかったので、助かりました」
これです。海外の受験準備で本当にしんどいのは、勉強そのものより、誰にも聞けないまま一人で決め続けることなのだと思います。
まずは、いま住んでいる国・時差・志望校の有無を伝えるだけで、学習プランと見積もりを出してもらえる無料のオンライン学習相談から始めてみてください。海外指導に慣れた先生のスケジュールは、日本の長期休み前や受験期が近づくと埋まりやすくなります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。




