「英語がどうしても伸びない…」「高校受験が不安…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、英語が苦手だった中学3年生のYくんが、家庭教師のトライでどのように苦手を克服し、見事東山高校に合格したのか、そのリアルな軌跡をご紹介します。
指導の進め方やご家庭との連携、志望校決定までのプロセスを時系列でくわしくまとめていますので、家庭教師のトライを検討している方にとって、きっと参考になるはずです。

家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。
英語への苦手意識と志望校への不安を抱えて
トライに入会の理由
中学3年生の4月、Yくんは家庭教師のトライに入会しました。
馬渕教室に通っていたものの、英語への苦手意識が強く、英検にも消極的でした。
ご家庭からは「英語を前向きにさせてほしい」との強い要望があり、トライの中でも実力あるプロ教師が週1回120分の指導を担当することになりました。
ご家庭ではお母様が面談に対応しながらも、お父様もオンラインで同席されるなど、教育に対する熱意がみられました。
志望校として東山高校や清風高校があがっていましたが、生徒本人は腰の故障によりバレーができなくなったことで、バレー強豪校である清風は避けたい意向がありました。
家庭教師のトライの高校受験の料金と評判について、くわしく解説しています。
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入会時の学力状況
- 学年末テストは英語81点
- 馬渕偏差値は英語40、その他科目は50〜53
- 馬渕教室内では下から2番目のSクラスに在籍
担当教師との初回指導とご家庭の反応
担当教師の信頼性
初回面談では、お父様から担当教師について詳細な質問があり、教師がハーバード大学出身でTOEIC990点の保有者と伝えると、安心されたご様子でした。
志望校に関する話し合い
お父様は自然のある男子校か、上位の公立高校を希望しており、東山高校や甲陽高校を候補として検討。
一方、生徒本人は進路に関してまだ具体的に考えていません。
馬渕教室からは清風を提案されていますが、清風はネットで「厳しい」と見たことで敬遠していました。
お母様はあまり関与せずお父様に任せているようです。
私は、高校に行ってから親が行けと言ったからと言い訳することがないよう、最終生徒自身で決める方が良いとお話ししました。
Yくんが中1まで千葉県にお住まいで大阪にくわしくないため、私は偏差値標標をお渡しし、私立は付属系が人気(関大北陽や初芝立命)とお伝えしました。
指導開始から2か月:英語への意識の変化
授業進度と学習内容
担当教師の英語指導は中2前半の文法を中心に進め、宿題は長文読解と語彙学習をバランスよく出題。
Yくんは120分の授業も集中できており、「授業がわかりやすく、宿題もちょうどよい」と前向きな姿勢を見せるように。
宿題の英単語はお母様に協力してもらいLINEでスクショを送ってもらい誤字脱字を日々指摘するようにしています。
語彙力を上げるため演習量を増やしていくことも課題に。
心境の変化と志望校選びの進展
英語への苦手意識が薄れ、留学に興味を持ち始めるなど意識の変化も見られました。
志望校についても、「仏教系」「グラウンドの広い学校」を希望するようになり、東山高校と甲陽高校の説明会日程をご案内しました。
指導開始から4か月:課題の明確化と戦略の見直し
学力面の課題
良い変化としては、ケアレスミスが減って、自分で考える力は向上しています。
しかし以下のような課題があります。
- 単語と文法は模試レベルに達していない
- 記述問題に弱く、語順や語法で失点
英検3級の受験についても具体的に検討が始まり、馬渕教室からも提案を受け、9月上旬の受験を目標に英検対策をおこなうことに。
志望校の見直し
志望校については、甲陽高校は中高一貫となり高校受験は受付していないことが判明。
東山高校は2回受験する機会があるので、東山高校に的を絞ることを生徒とご家庭に提案しました。
馬渕教室の公開模試で判定出ない場合、五ツ木模試を受けて合格判定を見る予定。
指導開始から半年:成績の伸び悩みと家庭の期待
志望校はA判定に近づくが課題がうきぼりに
点数はあまり大きな変化がないが、成果は本人が英語に対して積極的になって塾の発展問題にも立ち向かえるようになりました。
問題点は、単語テストは塾では8~9割、2級範囲は5~6割しか取れていません。
10割いくためにスペルミスを改善することを先生からアドバイスもらうようにします。
また長文が時間内に解けていないことが課題として残っています。
志望校は成績が上がったので、馬渕教室の公開模試で大手前高校の判定もでました。
直近の模試ではC判定 A判定まで43点足りない。英語と理科が取れたらA判定に近づく。
ご家庭からの厳しいフィードバック
面談でお父様にお話ししたことは、志望校のA判定が出る時に気が緩むので注意することです。
お父様は結果だけを重視しているので、生徒が先生の授業を気に入っているが、「好感度が良いだけの授業は求めない」とはっきりおっしゃいました。
生徒にいやがられても成績があがっていればよいという考え。
「高いお金を払っているので費用対効果が大事だから、先生ができないと言うなら交代でも良い」とおっしゃいました。
「英検に悩んでいるなら早期に方針決めて指示をだしていくべき」とお父様が言われたことに私も納得しました。
面談でお話しした結論は、時間がないため目の前の定期テストや模試対策に注力する方が大事。
こうしたお父様の指摘は担当教師にも正直に伝え、指導方針や伝え方の見直しをはかることにしました。
最終面談|明暗の結果とご家庭の意見
実力テストに成果のあらわれ
- 実力テストの英語点数が50点➡66点➡88点へと上昇
- 英検3級合格
- 英語に対する前向きな姿勢が明確に
お父様は、「今回の実力テストで成果が出たが、たまたまな可能性もある」と厳しい意見。
「厳しくできないなら他の教師に交代希望する」「事実、英単語は能動的に毎日できていないのは、先生が生徒に理解させられていないから」と指摘。



面談ではご家庭と誠実に向き合っています。
馬渕教室の公開模試で厳しい結果に
学校の実力テストはあがりましたが、馬渕教室の公開模試は厳しい結果となりました。
前回から偏差値が40.3から37.2に。
Yくんは実力テストで英語が上がったのは嬉しそうにしていましたが、公開模試の結果を見て自信をなくし公立に行かないと言いだしました。
またお父様から宿題をお母様に協力してもらっていることについて、次のような指摘がありました。
「お母様に協力してもらってやることで、お母様と生徒の親子関係が悪くなっている、お母様のストレスになっている。なんの目的で単語をしているのかを理解させられていない。」
お父様からの指摘されたことは、担当の先生にすべてお話ししました。
英検準2級に合格と志望校合格
Yくんは英検3級から準2級にステップアップするために、トライの先生とともに頑張りました。
結果、英検準2級に合格できて、東山高校の入試にも合格することができました。
結果が大事とおっしゃっていたお父様も、最後にはとてもよろこばれて感謝の言葉をいただくことができました。
お父様のご指摘はあくまでもクレームではなく、担当教師や私にはっぱをかけてくださっていたと思います。
合格した東山高校・クレセントコースについて
東山高等学校(京都市左京区)のクレセントコースは、偏差値51の進学コースで、部活動と学業の両立を目指す生徒に最適です。
2024年度の大学入試では、現役合格率92.9%を達成し、同志社大学や立命館大学などの難関私立大学への進学実績が豊富です。
特に、指定校推薦や総合型選抜を活用した進学が多く、約84%がこれらの制度を利用しています。
一人ひとりに寄り添った進路指導と、充実した学校生活を通じて、文武両道を実現する環境が整っています。
まとめ|教育プランナーの振り返り
Yくんは、英語への苦手意識を抱えながらも、家庭教師のトライの先生とともにコツコツ努力を重ね、英検3級から準2級へとステップアップ。
見事、英検準2級に合格し、第一志望の東山高校にも合格することができました。
「結果がすべて」と厳しい目を持っておられたお父様も、最終的には非常に喜んでくださり、感謝の言葉をいただけたことが何よりの成果だったと感じています。
もちろん、ここに至るまでには多くのご指摘もいただきました。
お父様の言葉は、私たち教育プランナーや担当教師に対する「クレーム」ではなく、むしろ真剣に生徒の成長を願っての激励だったのだと思います。
そのおかげで、私たちも気を引き締めてサポートを続けることができました。
Yくんが最後まで諦めず、英語に対して前向きな気持ちを持ち続けたこと。そして、家庭と教師が一体となって伴走できたことが、合格につながる大きな原動力になったと感じています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。