「家庭教師をつけても成績が思うように上がらない」
上記のようなお悩みを解決できる記事です。

私は、家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。
結論から言うと、家庭教師をつけても成績が上がらない原因は生徒によって違いますので、解決策も生徒によって違います。
本記事では、私が実際にサポートしたお子さんの事例をもとに、家庭教師をつけても成績が上がらない原因と具体的な解決策をくわしく解説します。
家庭教師をつけても成績が上がらない5つの原因と解決策
家庭教師をつけても成績が上がらない原因成績と解決策を解説します。


原因①学習時間が不足している
家庭教師の指導は週に1〜2回が一般的ですが、それだけでは学習時間が圧倒的に足りません。
家庭教師は授業以外にも学習できるように宿題をだしますが、宿題をやっていないと成績は上がりません。
私が家庭教師のトライの教育プランナーの時に、部活が忙しいからと宿題をやっていない生徒がいましたが、やはり成績が上がりませんでした。
学習時間が不足している場合の解決策
解決策①家庭教師に宿題を出してもらい、毎日学習する習慣をつける
単に学習時間が不足していることが原因であれば、宿題を増やして毎日学習する習慣をつけることで解決できます。
ただ、宿題をやらない、さぼってしまう生徒には効果がありません。
解決策②家庭教師の授業を増やす
私が、家庭教師のトライの教育プランナーの時に、どうしても宿題ができないというお子さんがいました。宿題をへらしてその代わり、教師の授業の回数を増やしました。
家庭教師の授業回数を増やすと、月謝が高くなってしまうので親御さんの了解が必要です。
受験までの期間ということで、オンラインと対面と合わせて週6日の授業にして第一志望の大学に合格できました。
お金がかかることなのですべての方におすすめできませんが、最終手段として参考にしてください。
原因②教え方が合っていない
家庭教師の指導方法が生徒に合っていないと、理解が深まらず、成績向上につながりません。
教え方が合っていない場合の解決策
教え方が合っていない場合の解決策は2つあります。
解決策①教師に指導方法を見直してもらう
使っている教材が生徒のレベルに合っていない場合は、教材の見直しをしてもらいましょう。
また、宿題のレベルが合っていないことも考えられます。
私が家庭教師のトライの教育プランナーの時にあったことですが、理科だけ点数があがらないので担当の教師に指導のみ直しをしてもらいました。
理科の宿題が応用的な問題が中心で、生徒が宿題をこなすのが大変だったことがわかり、理科の宿題を基礎的な内容に変えました。
その後、生徒が宿題を取り組みやすくなり理科の点数が上がってきました。
教師の指導の内容や宿題の内容を見直す必要があります。
解決策②教師を交代してもらう
「教師に質問してもすぐに答えられない」わからない素振りをするようなら、指導レベルが生徒と合っていません。
その場合は、別の教師に交代してもらいましょう。
●中学3年生のAくんは、甘えたいタイプで優しく指導してほしい
●中学3年生のBくんは、意識が高いので少し厳しく指導してほしい
同じ中学3年生の生徒でも、相性が合う教師は違います。
教え方が合っていない場合の解決方法は、「家庭教師の相性が悪い場合の見極め方と解決策」でもくわしく解説しています。
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教師と生徒の相性がピッタリ合うと成績は上がります。
原因③生徒のやる気がない
家庭教師の指導が適切であっても、生徒本人のやる気がなければ学習効果は期待できません。
生徒のやる気がない場合の解決策
生徒のやる気がない場合の解決策は2つあります。
解決策①目標を明確にする(短期・長期)
「〇〇高校に合格したい」「〇〇大学に合格したい」など、長期の目標を明確にする。
または、「中間テストで合計〇〇点取る」など、短期の目標を明確にする。
教師と生徒が一緒に目標を考えて、約束をさせる。
解決策②教師も保護者もできたことほめる
教師は生徒の成績だけをみるのではなく、行動が成長していたらほめることです。
「宿題を全部やれるようになった」「前にできなかった問題が解けるようになった」など、前より進歩したことをほめてあげることです。
教師からお子さんのできたことを聞いて、保護者もほめてあげましょう。
教師との情報を共有することは、生徒のやる気にもつながります。
原因④学習計画が適切でない
計画的に学習できていないと、効率的に知識が定着せず、成績アップにつながりません。
学習計画が適切でない場合の解決策
学習計画が適切でない場合の解決策は2つあります。
解決策①家庭教師と一緒に学習計画を立てる
教師が生徒と話し合いながら学習計画を立てた場合は、生徒にとって適切でない場合があります。
生徒としっかり話し合い、一緒に学習計画を立てることが大事です。
解決策②短期目標と長期目標を設定し、計画的に進める
学習計画は長期目標を決めて、その目標達成までにすることを細かく計画を立てることが大事です。
短期的な目標までに何をしたらよいか、教師と一緒に学習計画を見直ししましょう。
原因⑤理解が不足している
理解が不足しているとは、基礎的な理解が不足しているということです。理解が不足していると成績は上がりにくくなってしまいます。
理解が不足している場合の解決策
理解が不足している場合の解決策は2つあります。
解決策①知識と演習量を増やす
わかっているのに一人だと解けない場合は、理解が不足しています。
もっと類似問題を解いて、一人でも解けるようにしておくことが必要です。
解決策②テスト慣れする
定期テストの点数が上がったり下がったりするお子さんに多いのが、ケアレスミスが多いことです。
うっかりミスの場合は、最後に見直しをすることで改善できます。
また、時間内に問題を解く練習を何回も経験してテスト慣れすることで、成績が上がるお子さんが多いです。
成績を上げるための効果的な家庭教師の活用方法
成績が上げるための効果的な家庭教師の活用方法を紹介します。生徒ができることと保護者ができることを解説します。
家庭教師に質問や相談をする
●生徒は分からないことがあれば、質問してその場で解決できるようにしましょう。
●モチベーションが下がった時には、遠慮なく教師に相談して励ましてもらいましょう。
個別教室のトライで、受験期で不安になったり悩んだりしたら教室に行って、教師や教室長に相談して乗り越えられた生徒がいました。
家庭教師は人生の先輩です。勉強を教えてもらうだけでなく、相談相手にもなってもらえるので頼りましょう。
家庭でもサポートする
●家庭教師だけに頼るのではなく、家庭学習のサポートも必要です。
「宿題や家庭学習の進め方はどうすればいいですか?」と教師に相談して、家庭学習のやり方を相談しましょう。
●また、子どもが勉強しやすい環境を整えましょう。
静かな場所で学習できるようにすることとスマホやゲームの時間を決めることが必要です。
スマホやゲームの時間を決めるなど、家庭でのルールを決める時に、教師にアドバイスをもらうとよいでしょう。
●子どもの様子を家庭教師に伝えましょう。
家庭教師は子どもと週に数回しか関わらないため、家庭での様子を伝えることで、より適切な指導ができます。
「最近言わなくても、自分から宿題の取り掛かるようになりました」など、良い変化を教師に報告しましょう。逆に困ったことや気になることなども伝えるようにしましょう。



家庭教師を派遣する会社の場合・本部のスタッフもサポートしてくれます。
最終手段・家庭教師会社を変える
家庭教師会社を変えるメリット
家庭教師会社を変えるとどんなメリットがあるのかみていきましょう。
メリットは3つあります。
メリット①講師の層が会社によって違う
- 家庭教師会社ごとに、在籍している講師のレベルやタイプが異なります。
- 例えば「学生講師が多い会社」と「プロ講師に特化している会社」では、指導の深さや対応力が全く違います。
メリット②サポート体制に差がある
- 定期的な学習相談、進捗チェック、保護者との連携など、フォロー体制の差は大きいです。
- 今の会社が「放任型」の場合、「二人三脚型」の会社に変えることでガラッと雰囲気が変わることもあります。
メリット③相性の良い講師に出会いやすくなる
- 会社を変えることで、講師の選択肢が広がり「本当に相性の合う人」と出会える確率がアップします。
家庭教師会社を変えるときのポイント
家庭教師会社を変えるときのポイントをおさえましょう。
ポイント①他社の無料体験を受けて比較
少なくとも2社の体験授業を受けることで、教え方・講師の質・フォロー体制の違いがはっきり見えてきます。
子どもが「わかりやすかった」「楽しかった」と感じているかが重要です。
子どもの直感も大事に。「楽しかった」「またやりたい」と思える講師はモチベーションにつながります。
ポイント②子どもの反応を見ながら慎重に
家庭教師会社を変えてからの、お子さんの反応をチェックすることは大事です。
表情が明るく、「なるほどって思えた」「自分でもできそう」と言うなら問題ありません。
授業後に「ちょっと頑張ってみようかな」と前向きになっている証拠です。
ポイント③プロ講師や中学受験専門などニーズに合った会社を選ぶ
お子さんの成績が上がらなかった理由として、指導スタイルが合っていなかった場合、家庭教師会社を変えることで解決できます。
① 中学受験対策が必要なのに、一般的な学習サポートしかできない講師だった➡ 中学受験特有の出題傾向や、志望校別の戦略がわからず、ピントのずれた指導になってしまう。
② 苦手克服が必要なのに、ただ問題演習を繰り返すだけの指導だった➡ 弱点の「原因分析」や「根本理解」が不足していて、表面的な指導に終わってしまう。
③ 子どもが論理的思考タイプなのに、感覚的・感情的な説明が多い先生だった➡ 教え方のスタイルが合わず、理解が進みにくい。
プロ講師が多い家庭教師会社に変える、中学受験対策なら中学受験の実績が高い家庭教師会社に変えるなど、ニーズに合った家庭教師会社に変えることで解決できることが多いです。
ポイント④家庭教師選びに迷ったら「家庭教師比較比べ~る」


「家庭教師会社もたくさんありすぎて、どこを選んで良いかわからない、決められない」という方
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最終手段・塾に切り替える
最終手段として家庭教師から塾に変えて成績が伸びるというケースもあります。
家庭教師でダメでも塾で伸びるケース
家庭教師から塾に移行して、成績が上がるお子さんもいます。どんなケースがあるか見ていきましょう。
集団で刺激を受ける
家庭教師は基本的に1対1ですが、塾では同じ目標を持つ仲間たちと一緒に学ぶ環境になります。
この「周りの存在」が、子どものやる気や集中力に大きく影響を与えることがあるんです。
授業中にどんどん発言する子がいると、自然と「自分も頑張ろう」という気持ちが芽生えます。家庭教師では味わえない「競争心」や「良い意味でのプレッシャー」が生まれてくるんですね。
また、同じ志望校を目指す仲間がいることで、「自分だけじゃない」と安心しながらも、いい刺激になります。
仲間との出会いで急にやる気が出るお子さんもいます。
1対1か1対2の個別指導塾に切り替えて伸びるケース
家庭教師のような個別に寄り添った指導とフォロー、塾のような進度・カリキュラム管理
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1対1か1対2どちらの個別指導を選べばいいか迷った方は、こちらの記事を参考にしてください。
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塾選びに迷ったら「塾選」


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まとめ
家庭教師をつけても成績が上がらない原因はおもに以下の5つあります。
- 学習時間が不足している
- 教え方が合っていない
- 生徒のやる気がない
- 学習計画が適切でない
- 理解が不足している
解決策は以下の通りです。
- 家庭教師に宿題を出してもらい、毎日学習する習慣をつける
- 家庭教師の授業を増やす
- 教師に指導方法を見直してもらう
- 教師を交代してもらう
- 目標を明確にする(短期・長期)
- 教師も保護者もできたことをほめる
- 家庭教師と一緒に学習計画を立てる
- 短期目標と長期目標を設定し、計画的に進める
- 知識と演習量を増やす
- テスト慣れする
上記の解決策と同時に、生徒と保護者が積極的に教師をコミュニケーションをとっていくことで、学習効果が高まること間違いなしです。
また最終手段として、家庭教師会社を変える、塾に変えるという方法もあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。