【入会前・後・授業開始後】相性の良い家庭教師の見極め方

「相性の良い家庭教師の見極め方はあるの?」

「子どもに合う教師をどうやって見極めればいいの?」

「家庭教師選びで失敗したくない」

上記のようなお悩みを解決できる記事です。

私は、家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。

家庭教師は、生徒一人ひとりに合わせた指導ができるので、やる気や成績アップが期待できます。しかし、相性の良い教師を選ばなければ、思うような成果が出ないこともあるのが現実です。

結論から言うと、相性の良い家庭教師の見極め方は、入会する前と入会後では微妙に違います。

本記事では、私が教育プランナーの経験を元に、家庭教師選びで失敗しないための見極め方や、子どもが本当に伸びる教師の条件をくわしく解説します。

これから家庭教師を考えている方は、ぜひ参考にしてください!

目次

相性の良い家庭教師の見極め方(入会する前)

相性の良い家庭教師の見極め方は、入会する前から気をつけることです。

入会する前に、相性の良い家庭教師の見極めるためにチェックすることを解説していきます。

実際に担当となる教師が体験授業をおこなう場合・事前に確認すること

家庭教師会社では、入会を決める前に体験授業でお試しができます。

家庭教師会社によっては、実際に担当になる教師が体験授業をおこなうところと、スタッフが体験授業をおこなうところがあります

実際に担当になる教師が体験授業おこなう場合、体験授業を受ける前に確認しておくことがあります。

以下に確認する6点の具体例を紹介します。

①予算内で希望に合う教師がいるか確認

家庭教師会社には、学生・社会人・プロと3種類の教師が在籍しているところが多いです。

教師の種類によって料金が違うので、予算内で希望に合う教師がいるか確認しましょう。

学生教師とプロ教師では、月々1万円~2万円以上の違いがでるところもあります。

②お子さんの性格を伝えて性格に合う教師がいるか確認

例えば、お子さんが人見知りをする性格で自分から質問することができないなら、親しみやすくて優しく接してくれる教師が合うでしょう。

反対に優しすぎると甘えてしまうので、少し厳しく接してくれる教師が合う場合があります。

お子さんの性格をしっかり伝えて、お子さんに合う教師がいるか確認しましょう。

③性別や年齢の希望に合う教師がいるか確認

女のお子さんは女性教師を希望することが多くなっていますが、地域によっては女性教師が少ないところがあります。

また年齢が近いお兄さんお姉さんのような教師がいいか、若いけれど社会人の教師がいいなど希望に合う教師がいるか確認しましょう。

④希望の曜日と時間に合う教師はいるか確認

習い事や部活で忙しい、また塾と併用する場合は、希望の曜日と時間に合う教師がいるか確認しましょう。

⑤家庭教師の利用目的を伝えて目的に合う教師はいるか確認

家庭教師野利用目的に合う教師がいるか確認しましょう。

(例えばSAPIXのフォローならSAPIXに通った経験がある教師またはSAPIXのフォローの指導経験がある教師がいるかなど)

⑥志望校に合う教師はいるか確認

例えば、中学受験の経験がある教師、志望高校が出身の教師、志望大学に在学中の教師など、志望校に合う教師はいるか確認しましょう。

実際に担当となる教師が体験授業をおこなう場合・体験授業中に見るべきポイント

実際に担当となる教師が体験授業をおこなう場合、体験授業中に見るべきポイントを紹介します。

本部に保護者も一緒に体験授業を受けて良いかを確認して、良かったら一緒に体験授業を受けることをおすすめします。

ただし、保護者の方がいるとお子さんが嫌がる場合は、授業が終わる10分前ぐらいに同席しましょう。

以下は、体験授業中に見るべきポイントです。

  • 教師の説明を子どもが理解しやすいか
  • 教師の話し方や接し方が子どもに合っているか
  • 子どもが授業後に「楽しかった」「分かりやすかった」と感じているか

体験授業で保護者が同席できない場合、体験授業が終わってから上記の3点をお子さんに確認しましょう。

実際に担当となる教師が体験授業をおこなう家庭教師3社

実際に担当となる教師が体験授業をおこなう家庭教師3社を厳選しました。

実際に担当となる教師が体験授業をおこなう家庭教師は少ないです。

有料だが、実際に担当になる教師の授業を2回体験できる

家庭教師のトライは、通常の料金よりお得な料金で体験授業を2回受けて、実際に担当になる教師との相性を確認できます。

実際に担当となる教師が授業を2回おこなうので、お子さんとの相性をしっかり確認できるメリットがあります。

家庭教師のトライは、登録教師数が33万人と業界トップなので相性の良い教師がみつけやすいです。

実際に担当になる教師の無料体験授業が受けられる

家庭教師ファーストは、実際に担当になる教師が60分体験授業をおこない、スタッフは同行しないので営業的な話はありません。

「教師の授業を受けて入会の判断をしてもらう」のは、教師の自信があるからできることですね。

東大家庭教師友の会は、在籍している約38,000名の教師の中から、お子さんにぴったりな教師を選考し150分「教科指導(90分)」「学習計画作成(30分)」「面談(30分)」の体験授業で相性を確認できます。

指導以外に学習計画から面談までおこなうので、お子さんも保護者も教師との相性をしっかり確認できますね。

体験授業後に確認すること

無料体験授業をスタッフがおこなうところは、授業後にカウンセリングで担当の教師を選考するためにヒアリングをします。

上記の「体験授業を受ける前に確認すること」で解説した6点を、カウンセリングで確認しましょう。

再度まとめると、

  • 予算内で希望に合う教師がいるか確認
  • お子さんの性格を伝えて性格に合う教師がいるか確認
  • 性別や年齢の希望に合う教師がいるか確認
  • 希望の曜日と時間に合う教師はいるか確認
  • 家庭教師の利用目的を伝えて目的に合う教師はいるか確認
  • 志望校に合う教師はいるか確認

体験授業はスタッフや他の教師がおこなう家庭教師4社

以下の4社は、体験授業で実際に担当になる教師は授業をおこなっていません。

学研の家庭教師は、家庭教師との相性というより家庭教師の雰囲気を味わうことができる体験授業です。講師か専属スタッフが体験授業をおこないます。

家庭教師のノーバスは、指導実績・経験の豊富な専門スタッフが体験授業をおこない、お子さんの性格や保護者の要望をもとに実際に担当になる教師を選考。

家庭教師のサクシードは、スタッフが体験授業とカウンセリングをおこない、お子さんの学習状況や目標に最も適した学習内容を考えた上で、教師を選考。

家庭教師のガンバは、スタッフが120分の体験授業で勉強しのやり方とコツを分かりやすく教えます。体験授業での指導カルテをもとに教師を選考。

相性の良い家庭教師の見極め方(授業開始初回~1か月)

実際に授業が始まってからの相性の良い教師の見極め方を解説します。

お子さんに確認すること

お子さんが教師の授業で、勉強にやる気がでているか確認しましょう。

「今日の授業どうだった?」「教え方はわかりやすかった?」「質問したとき、ちゃんと答えてくれた?」など

あんまり聞きすぎると、お子さんがうっとうしいと思う場合もあるのでほどほどにしましょう。

授業後に「次の授業が楽しみ」と感じているなら、相性がよい教師を言えます。

② 教師に確認すること

授業が終わった後、教師が時間にゆとりがあるようならコミュニケーションをとるとよいでしょう。

コミュニケーションをとることで、お子さんと相性がよいか確認できます。

「授業中、うちの子の様子はどうでしたか?」「うちの子はどのくらい理解できていましたか?」など教師に確認しましょう。

相性の良い家庭教師の見極め方(2か月~3か月)

授業開始後から2か月たったころから、成績が上がっているか確認する必要があります。

学校の小テストや確認テストの点数に変化があるか?

間違えた問題を自分で解き直せるようになっているか?

苦手だった部分が少しずつ克服できているか?

この時期でで少しでも点数が上がっていれば、指導の効果が出始めている証拠です。

逆に、「授業を受けているのに全く変わらない」と感じる場合は、教師の教え方が合っていない可能性があるので、本部に相談しましょう。

相性の良い家庭教師の見極め方(3か月~)

授業を開始して3か月たったら、本格的に成果を確認する必要があります。

定期テストの点数が上がっているか?

過去のテストと比べて、苦手な単元の点数が改善されているか?

子ども自身が「わかうようになった」「できるようになった」という自信がでてきたか?

宿題も含めてよい習慣がついているか?

この頃には、指導の効果が数字として見え始める時期です。

もし成績が上がっていなければ、「勉強方法が合っていない」「教師の指導が効果的でない」などの問題が考えられます。

指導方法の見直しや教師の交代を本部に相談しましょう。

ほとんどの家庭教師を派遣する会社が、教師の交代について相談できる社員がいます。

相性の良い家庭教師の見極め方で気をつけること

相性の良い家庭教師の見極め方で気をつけることは以下の通りです。

実力があるプロ教師でもお子さんと合うとは限らない

実力があるプロ教師は、責任感が強く教え方に自信を持っています。

プロ教師の教え方は上手ですし、指導実績も豊富ですが、すべてのお子さんと合うとは限りません。

私が家庭教師のトライの教育プランナーの時にあったことですが、プロ教師の指導でわからなかったところがあったのにわかったふりをしていたお子さんがいました。

プロ教師が「わからない」と言えない雰囲気を出していたのかわかりません。

私が保護者とお子さんとの面談でわかったことです。

その後、プロ教師にお子さんにわかったかどうかの確認の声かけをしてもらうようにしました。その後、お子さんの成績も上がってきたので、教師の交代にはなりませんでした。

教師に伝えて改善されることがある

教師を交代しなくてもいいけれど、改善してほしい点があれば、本部や担当の社員に相談しましょう。

教師を交代するとなると、次の教師が決まるまで授業が中断されます。

私の経験のように、教師に伝えて改善されることも多いです。本部や担当の社員に相談することです。

相性の良い家庭教師の見極め方のまとめ

家庭教師選びで大切なのは、先生の学歴や指導経験だけでなく、「お子さんとの相性」が合っているかを見極めることです。

入会する前に確認することは以下の6点です。

  • 予算内で希望に合う教師がいるか確認
  • お子さんの性格を伝えて性格に合う教師がいるか確認
  • 性別や年齢の希望に合う教師がいるか確認
  • 希望の曜日と時間に合う教師はいるか確認
  • 家庭教師の利用目的を伝えて目的に合う教師はいるか確認
  • 志望校に合う教師はいるか確認

授業開始後から1か月までは、お子さんのモチベーションの変化を確認しましょう。

授業開始から2か月~3か月までは、小テストの点数に変化やお子さんの宿題の取り組み方に変化がる確認しましょう。

授業開始から3か月~6か月までは、本格的に成績に変化があるか確認しましょう。

教師に改善すべき点があれば、本部に相談するか、教師の交代を依頼しましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

塾講師を4年間・家庭教師のトライの教育プランナーとして600人以上のお子さんをサポートしました。おもに中学受験と高校受験のサポートをした経験を活かしてブログを執筆しています。

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