「塾に通っているけれど成績が思うように伸びない…」
「受験が近づいているのに、どこから手をつければいいのか分からない…」
高校受験を控えた時期、そんな悩みを抱えて家庭教師の導入を検討されるご家庭は少なくありません。
今回ご紹介するのは、塾と併用しながら家庭教師のトライを活用し、短期間で成績を伸ばして志望校合格を勝ち取ったAくんのケースです。
「家庭教師って実際どうなの?」「塾との併用で効果はあるの?」といった疑問をお持ちの方に、実際のサポートの流れと成果をご紹介します。

家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。
入会のきっかけとAくんの学習環境
フリーステップと併用しながら家庭教師のトライに入会
中学3年の10月、Aくんは家庭教師のトライに入会しました。
もともと週3回フリーステップに通っていましたが、数学の成績が下がり続けていることに不安を感じ、個別での手厚いサポートを求めて家庭教師の導入を決意。
Aくんはおとなしく自分から質問をするのが苦手なタイプ。
そのため、マンツーマンで丁寧に教えてくれる指導スタイルが合っているとご家庭は判断されました。
家庭教師のトライでは、週2回の指導を文系90分・理系120分に分け、実績のある社会人教師2人による体制でサポートがスタートしました。
部活は軟式野球部に所属しており、引退が他の生徒より遅めだったこともあり、本格的な受験勉強を始めたのは夏休み明けからでした。
家庭教師のトライの高校受験の料金と評判について、くわしく解説しています。
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入会時の学力状況と志望校の目標ライン
実力テスト・模試結果と現在の成績
家庭教師のトライに入会した時点でのAくんの成績は以下の通りです。
- 9月 学校実力テスト:
英語43点/数学27点/国語54点/理科48点/社会54点 → 合計226点 - 10月 五ツ木模試(偏差値):
英語45/数学33/国語46/理科49/社会60
数学の偏差値が33と低く、全体のバランスを取るためにも数学の底上げが急務であることが明らかになりました。
家庭学習では、学校と塾の教材に加え、必要に応じて家庭教師からの指示にもとづいて自学を進めていく方針が決定されました。
志望校の選択と迷い
Aくんの志望校は以下の通りです。
- 第1志望:北千里高校(公立)
偏差値55.5/合格最低点:900点中618点(学力630点+内申270点中215点) - 第2志望:早稲田摂陵高校(私立)
・早稲田コース(専願 偏差値62/併願 偏差値66)
・文理コース(専願 偏差値55/併願 偏差値58)
・総合コース(専願 偏差値50/併願 偏差値53)
※目標ライン:
- 早稲田コース…専願+130点/併願+150点
- 文理コース…専願+60点/併願+80点
- 総合コース…専願+0点/併願+20点
現状の学力では、北千里高校や早稲田コースの併願はハードルが高く、ご家庭でも「私立専願に絞るかどうか」迷われている状態です。
まずは11月10日までに結果を出すことを短期的な目標に設定し、志望校の最終判断に向けて実力を積み上げていくことになりました。



ご家庭は学習に対する意識が高く、受験に向けての危機感もしっかりと持たれています。
最終面談と受験直前の学習戦略|家庭教師との信頼関係が支えに
実力テストで点数アップ!自学の習慣も定着
中学3年11月、学校の実力テストでAくんの成績が大きく向上しました。
- 英語:43点 → 44点
- 数学:27点 → 34点
- 国語:54点 → 62点
- 理科:48点 → 55点
- 社会:54点 → 67点
- 5科目合計:226点 → 262点(+36点)
この結果に本人も手応えを感じ、家庭でも「トライの先生たちのおかげで不安が解消された」と安心感を得られるようになりました。
自学の時間も1日1.5時間から、2.5〜3時間へと増やすことに成功し、学習習慣の定着が見られるように。
志望校は早稲田大阪・総合コース専願に決定
Aくんはもともとフリーステップにも通っており、英数は1対1、国語は1対2の指導を受けていましたが、中2の3学期から成績が下降傾向に。
さらに、塾では「周りの生徒がうるさくて集中できない」と感じていたため、落ち着いて学べる家庭教師の指導が大きな支えとなりました。
その結果、最終的には早稲田摂陵高校・総合コースの専願で受験することを決定。
学校からも「このままの成績を維持できれば合格圏内」と太鼓判をもらいました。
過去問3周&冬の週3回指導で合格をつかむ
受験に向けては、中学2年の3学期以降の学習の取りこぼし部分を家庭教師が重点的にフォロー。
塾側とも連携を取りつつ、「生徒の希望に合わせた指導で進めてもらえる」と確認が取れました。
トライでは、過去問5年分を3周する学習スタイルを提案。
1日2科目程度を自宅で解き、わからない箇所は家庭教師の2人の先生に質問するという実践的な形で進めました。
また、冬休みは塾の冬期講習には参加せず、トライの授業を週3回に増やして受験に集中。
本人の「過去問は難しいので先生にサポートしてもらいたい」という希望に応えた体制がととのいました。
合格!家庭教師のサポートと自学の継続が実を結ぶ
努力の結果、Aくんは早稲田摂陵高校・総合コース(専願)に見事合格!
家庭教師とご家庭が一丸となって取り組んだ結果、短期間で成績を引き上げ、志望校合格という目標を達成しました。
現在も、Aくんは高校の学習に向けて週2回の家庭教師の指導を継続しており、これからの学びに備えてコツコツと準備を続けています。
合格した早稲田大阪(旧摂陵)高校について
早稲田摂陵高等学校の総合コースは、偏差値50前後の私立高校で、早稲田大学の系属校として知られています。
このコースでは、基礎学力の定着を重視し、個々の生徒の進路希望に応じた指導を行っています。
進学実績としては、関西大学、近畿大学、龍谷大学などの私立大学への進学者が多く、一部の生徒は国公立大学への進学も果たしています。
また、部活動や学校行事も盛んで、文武両道を目指す生徒にとって魅力的な環境が整っています。
早稲田大学への推薦制度もあり、将来的に早稲田大学への進学を希望する生徒にとって有利な選択肢となるでしょう
最後に|教育プランナーの振り返り
Aくんは、もともとおとなしい性格で質問が苦手なタイプでしたので、家庭教師という環境がぴったり合い、自信を持って取り組めるようになりました。
自学の習慣が定着し、過去問対策も含めて、本人の努力とサポート体制がかみ合ったことが合格の決め手だったと感じています。
今後の高校生活でも、自分のペースで着実に力を伸ばしていってくれると信じています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。