日能研を検討していると、「入会資格テストは難しいのかな」「落ちることはあるのかな」「学校のテストで何点くらい取れていれば大丈夫なのかな」と不安になりますよね。
結論から言うと、日能研の入会資格テストは、算数・国語の基礎と、問題を読んで考える力を確認するテストです。
公式サイトでは、日能研に入会するには「入会資格テスト(無料)」を受験し、基準に達すると入会資格が発行されると案内されています。
ただし、合格最低点は公式サイト上で具体的に公表されていません。学年・校舎・時期によって基準が異なる可能性があるため、正確な基準は希望校舎で確認する必要があります。
この記事では、日能研の入会資格テストの内容、難易度、落ちる原因、家庭でできる対策、入会後についていけるか不安な場合の確認ポイントまで、保護者の方にわかりやすく解説します。
なお、「日能研がそもそもお子さんに合うか」を先に確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
この記事の結論|日能研の入会資格テストは基礎と考える力を確認するテスト

日能研の入会資格テストは、ただ知識を暗記しているかを見るだけのテストではありません。
算数では、計算力だけでなく、文章題を読んで条件を整理する力が見られやすいです。国語では、漢字や語句だけでなく、文章を読んで内容をつかむ力も大切になります。
入会資格テストで確認されやすいのは、次のような力です。
- 学年相応の計算を正確に進める力
- 文章題の条件を読み取る力
- 漢字や語句など国語の基本
- 文章を読んで内容をつかむ力
- 時間内に問題へ取り組む力
- わからない問題でも途中まで考える力
学校のテストで高得点を取れていても、中学受験向けの問題では、少し考え方を変える必要があることがあります。
そのため、「学校ではできているから大丈夫」と決めつけず、算数・国語の基礎を使って自分で考えられるかを確認しておくと安心です。
日能研の入会資格テストとは?

日能研の入会資格テストは、日能研に通うための入会資格を確認するテストです。
公式サイトでは、入会資格を得るために「入会資格テスト(無料)」を受験し、結果が基準に達した場合に入会資格が発行されると案内されています。
入会資格テストと入塾テストの違い
日能研の公式表現では「入会資格テスト」と案内されています。
ただ、保護者の方の中には「日能研の入塾テスト」「入室テスト」と検索する方もいます。この記事では、公式表現に合わせて「入会資格テスト」と書きながら、一般的に使われやすい「入塾テスト」という表現も補足して解説します。
どちらも、日能研に通い始める前に、お子さんの学力や学習の土台を確認するためのテストと考えるとわかりやすいです。
国語・算数の2教科で実施される
日能研の公式サイトでは、入会資格テストは国語・算数の2教科で実施されると案内されています。
中学受験では理科・社会も大切ですが、入会前の段階では、まず算数と国語の土台が重要です。
算数では計算・文章題・図形など、国語では漢字・語句・読解などに大きな抜けがないかを確認しておくと、入会後の負担を減らしやすくなります。
基準に達すると入会資格が発行される
入会資格テストの結果が基準に達すると、日能研の入会資格が発行されます。
つまり、テストを受ければ誰でもすぐに入会できるというより、一定の学力確認をしたうえで入会する仕組みです。
ただし、基準や実施内容は学年・校舎・時期によって異なる可能性があります。最新情報は日能研の公式サイトや希望校舎で確認してください。
日能研の入会資格テストは難しい?落ちることはある?

日能研の入会資格テストは、学校内容の基礎が身についていれば挑戦しやすいテストですが、落ちることもあります。
特に、算数の文章題や国語の読解で手が止まる場合、学校のテストでは点数が取れていても、入会資格テストでは思ったより点数が伸びないことがあります。
合格最低点は公表されていない
日能研の入会資格テストの合格最低点は、公式サイト上では具体的に公表されていません。
第三者サイトや体験談では、点数の目安が語られることもありますが、学年・校舎・時期によって基準が異なる可能性があります。
そのため、「何点なら必ず合格」と断定せず、正確な基準は希望校舎へ確認しておくと安心です。
基準に達しない場合も再受験できる
日能研の資料では、基準に達しなかった場合でも再度受験できると案内されています。
そのため、1回の結果だけで「日能研は無理」と決めつける必要はありません。
大切なのは、どの科目で点数が足りなかったのか、計算ミスなのか、文章題なのか、読解なのかを確認し、次の受験に向けて対策することです。
学校のテストで高得点でも油断できない理由
学校のテストで90点以上を取れていても、日能研の入会資格テストで同じように点数が取れるとは限りません。
学校のテストは授業で習った内容の確認が中心ですが、中学受験向けの問題では、文章を読み取る力、条件を整理する力、時間内に考える力も必要になります。
たとえば、算数では計算はできても文章題で式を立てられない、国語では文章は読めても答えの根拠を本文から探せない、ということがあります。
学校の成績がよい場合でも、入会資格テスト前には算数・国語の基本問題を時間を測って解いてみると安心です。
日能研の入会資格テストで見られやすい学力レベル

日能研の入会資格テストで必要な学力レベルは、偏差値だけでは判断できません。
ただし、入会後に授業・宿題・育成テストの直しを進めることを考えると、学校内容の基礎がある程度身についていることが大切です。
学校の算数・国語で80点以上が多い子
学校の算数・国語で80点以上が多い場合は、基礎はおおむね身についている可能性があります。
入会資格テストにも挑戦しやすい状態ですが、中学受験特有の文章題や読解ではつまずくこともあります。
入会資格テストの結果を見て、計算・文章題・漢字・読解のどこに課題があるかを確認しましょう。
70点台がある子は苦手単元を確認
算数・国語のどちらかで70点台になることがある場合は、苦手単元が隠れている可能性があります。
入会資格テストを受ける前に、どこで点数を落としているのかを確認しておきましょう。
- 計算ミスが多い
- 文章題の意味を読み取れない
- 漢字・語句で落としている
- 読解問題で根拠を探せない
- 時間が足りなくなる
70点台があるから日能研に向いていない、というわけではありません。苦手の原因を入会前に把握しておくことで、入会後に重点的に見直す科目がわかりやすくなります。
60点台以下が続く場合は基礎補強を優先
算数または国語で60点台以下が続く場合は、学校内容の基礎に抜けがあるかもしれません。
この状態で入会資格テストを受けると、問題量や時間制限に戸惑い、実力を出しにくくなることがあります。
まずは、計算・漢字・文章題・読解の基本を補ってから受ける方が、入会後の負担を減らしやすいです。
ただし、学校のテストの点数だけで判断する必要はありません。気になる場合は、日能研の校舎に相談し、入会資格テストを受ける時期や準備内容を確認しておきましょう。
日能研の入会資格テストで落ちる5つの原因

入会資格テストで基準に届かない場合、原因は一つとは限りません。点数だけで判断せず、どこで手が止まったのかを整理することが大切です。
原因①計算ミスや漢字・語句の抜けがある
算数の計算ミスや、国語の漢字・語句の抜けは、入会資格テストで点数を落としやすい部分です。
難しい問題に取り組む前に、まずは基本問題を正確に解けるかを確認しましょう。
計算や漢字は、短時間でも毎日確認すると定着しやすいです。
原因②文章題の条件整理が苦手
算数では、計算ができても文章題で式を立てられないことがあります。
この場合、計算力ではなく、問題文の条件を整理する力に課題がある可能性があります。
- 何を求める問題か言えるか
- 使う条件に線を引けているか
- 図や表を書けているか
- 式の意味を説明できるか
文章題は、答えだけでなく「どう考えたか」を確認すると、つまずきが見えやすくなります。
原因③国語の読解で根拠を探せない
国語では、文章を何となく読めていても、設問に合った答えを探せないことがあります。
読解問題では、「本文のどこを見て答えたのか」を確認することが大切です。
- 設問で何を聞かれているか確認する
- 答えの根拠になる部分に線を引く
- 選択肢のどこが合っているか説明する
- 記述問題では文末表現まで確認する
国語は「読めているつもり」になりやすい科目です。答え合わせのときに、本文の根拠を確認する習慣をつけましょう。
原因④時間内に解き切れない
家でゆっくり解けばできるのに、テスト本番では時間が足りなくなることがあります。
この場合は、理解できていないというより、時間配分や問題を解く順番に課題があるかもしれません。
家庭では、問題数を少し絞って時間を測りながら解く練習をしてみましょう。
- わかる問題から解く
- 止まった問題はいったん飛ばす
- 最後に見直す時間を残す
- 計算ミスや読み間違いを確認する
原因⑤テスト慣れしていない
入会資格テストで実力を出せない原因として、テスト慣れしていないこともあります。
普段の学校のテストとは雰囲気が違うため、緊張してしまうお子さんもいます。
事前に時間を測って問題を解く、初めて見る問題にも落ち着いて取り組む、わからない問題で止まりすぎないなど、テストの受け方も練習しておくと安心です。
家庭でできる日能研の入会資格テスト5つの対策

入会資格テスト対策では、難しい問題をたくさん解くよりも、算数・国語の基礎を確実にすることが大切です。
対策①計算・漢字を毎日短時間で確認する
計算と漢字は、短時間でも毎日続けることで定着しやすいです。
1日10分でもよいので、計算問題や漢字・語句を確認する時間を作りましょう。
大切なのは、量を増やすことではなく、ミスの原因を確認することです。
- 計算の途中式を書いているか
- 桁の見間違いがないか
- 漢字のとめ・はね・はらいが雑になっていないか
- 言葉の意味を理解しているか
対策②文章題は何を聞かれているか説明する
算数の文章題では、いきなり式を立てる前に、「何を求める問題なのか」をお子さんに説明してもらいましょう。
問題文の条件を整理できるようになると、式を立てる前の迷いが減りやすくなります。
保護者がすぐに解き方を教えるよりも、「何がわかっている?」「何を聞かれている?」と質問しながら整理する方が、お子さんの考える力につながりやすいです。
対策③国語は本文の根拠を探す練習をする
国語の読解では、答えを選ぶだけでなく、本文のどこを根拠にしたのかを確認しましょう。
選択肢問題でも記述問題でも、「何となくこれだと思った」で終わらせないことが大切です。
答え合わせのときに、本文の根拠に線を引く習慣をつけると、読解の見直しがしやすくなります。
対策④時間を測って解く練習をする
入会資格テストでは、時間内に問題を解く力も大切です。
家庭では、最初から長時間のテスト形式にする必要はありません。
まずは10分、15分など短い時間を決めて、集中して問題を解く練習をしてみましょう。
時間を測ることで、どの問題で止まりやすいか、見直し時間が残っているかが見えやすくなります。
対策⑤入会資格テスト前は1〜2週間で基礎を確認する
入会資格テスト前に、長期間かけて難しい問題をたくさん解く必要はありません。
まずは1〜2週間ほどで、算数・国語の基本を確認しておくと安心です。
| 時期 | 家庭で確認したいこと |
|---|---|
| 2週間前 | 計算・漢字・語句に大きな抜けがないか確認する |
| 1週間前 | 算数の文章題、国語の読解を時間を測って解く |
| 前日 | 新しい難問には手を広げず、これまで間違えた問題を軽く確認する |
| 当日 | わからない問題で止まりすぎず、最後まで取り組むことを意識する |
大切なのは、入会資格テストだけのために無理をさせることではありません。入会後に日能研の授業や宿題に取り組める土台を確認するつもりで、基礎を見直しましょう。
入会資格テストに落ちた場合はどうする?

入会資格テストに落ちると、保護者もお子さんも不安になりますよね。
ただ、1回の結果だけで「日能研は無理」と決めつける必要はありません。まずは結果をもとに、どの力が足りなかったのかを整理しましょう。
すぐにあきらめなくてよい
日能研の資料では、入会基準に達しなかった場合でも再度受験できると案内されています。
そのため、1回の不合格であきらめる必要はありません。
体験談でも、入会資格テストで基準に届かなかったあと、次の受験に向けて準備したご家庭の声があります。大切なのは、落ちたことを責めるのではなく、次に向けて何を直すかを一緒に考えることです。
どの科目・単元で足りなかったか確認する
入会資格テストに落ちた場合は、点数だけでなく、どこで失点したのかを確認しましょう。
- 算数の計算で落としているのか
- 文章題で手が止まったのか
- 国語の漢字・語句で落としているのか
- 読解問題で根拠を探せなかったのか
- 時間が足りなかったのか
原因がわかれば、次に何を優先すべきかが見えやすくなります。
再受験や季節講習も相談する
入会資格テストで基準に達しなかった場合は、日能研の校舎に再受験や季節講習について相談してみましょう。
日能研の資料でも、基準を満たすのが難しい場合は期間講習の受講をすすめることがあると説明されています。
再受験までに何を準備すればよいか、どの単元を復習すべきかを確認しておくと、次の行動が取りやすくなります。
日能研入会後についていけるか不安な場合の確認ポイント

入会資格テストに合格しても、「入会後についていけるかな」と不安になる方もいると思います。
日能研では、授業を受けて終わりではなく、家庭で復習し、育成テストで確認し、次の学習につなげる流れが大切です。
宿題を家庭で回せるか
入会後は、授業内容を家庭で復習する時間が必要になります。
宿題をため込まず、決まった時間に少しずつ取り組めるかを確認しておきましょう。
保護者がすべて教える必要はありませんが、学習予定を一緒に確認する、質問する問題を整理するなどのサポートが必要になることがあります。
育成テストの直しができそうか
日能研では、学習力育成テストを通して、授業内容や家庭での学び直しがどれくらい身についているかを確認します。
テスト後に点数だけを見て終わるのではなく、どの問題を直すか、どの単元に戻るかを整理することが大切です。
育成テストで点が取れないときの見直し方は、以下の記事でも詳しく解説しています。
日能研の育成テストで点が取れない原因と家庭でできる対策はこちら
苦手科目が大きく遅れていないか
入会後についていけるか不安な場合は、算数や国語など、特定の科目だけが大きく遅れていないかを確認しましょう。
全科目で問題があるのではなく、算数の文章題だけ、国語の読解だけなど、一部の課題が負担になっていることもあります。
この場合、日能研をあきらめるのではなく、苦手科目だけを個別に補うことで、日能研の授業を活かしやすくなるケースもあります。
実際に、日能研と家庭教師を併用して学習を支えた事例もあります。入会後の家庭学習やテスト直しが不安な方は、以下の記事も参考にしてください。
入会後の家庭学習や育成テストの直しに不安がある場合は、実際に日能研と家庭教師を併用した事例を見ると、どのようなサポートが必要なのかをイメージしやすくなります。
「家庭教師をつけるべきか」ではなく、「どの部分を家庭だけで見るのが難しいのか」を考える参考にしてみてください。
日能研の入会資格テストで家庭教師は必要?

入会資格テスト対策のために、すぐ家庭教師が必要とは限りません。
まずは、算数・国語の基礎、時間配分、文章題や読解の苦手を家庭で確認してみましょう。
ただし、家庭だけでは原因がわからない場合や、算数・国語のどちらかが大きく遅れている場合は、短期間だけ個別サポートを使う方法もあります。
家庭教師を検討する場合は、次の点を確認しておくと安心です。
- 入会資格テスト対策に対応できるか
- 算数・国語の基礎から見てもらえるか
- 文章題や読解のつまずきを確認できるか
- 入会後の日能研の教材にも対応できるか
- 料金が予算内か
- 無料体験や無料相談で講師との相性を確認できるか
日能研との併用に向いている家庭教師を比較したい方は、以下の記事で料金やサポート内容を確認できます。
日能研と併用におすすめの家庭教師6選|料金・特徴・中学受験サポートを比較
まとめ|日能研の入会資格テストは入塾後の学習準備にもつながります
日能研の入会資格テストは、入会できるかどうかだけを見るものではありません。
算数・国語の基礎、文章題や読解の考え方、時間内に問題へ取り組む力を確認することで、入会後にどの科目を重点的に見直すべきかが見えやすくなります。
学校のテストで高得点を取れていても、中学受験向けの問題では思ったより点数が取れないことがあります。反対に、1回の入会資格テストで基準に届かなかったとしても、すぐにあきらめる必要はありません。
まずは、計算・漢字・文章題・読解・時間配分のどこに課題があるのかを確認しましょう。
入会後についていけるか不安な場合は、日能研が向いている子の特徴も確認しておくと安心です。
家庭での対策だけでは不安な場合は、日能研の校舎に相談したうえで、必要に応じて家庭教師などの個別サポートを検討するのも選択肢になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。




