日能研の公開模試で点数が上がらない原因は?成績表の見方と立て直し方を解説

日能研の公開模試で「育成テストは取れるのに点数が上がらない」「偏差値が下がってクラス落ちが不安」と悩んでいませんか。

結論からいうと、公開模試で点数が上がらないときは、勉強時間を増やす前に、どの科目・どの単元・どの問題で失点しているかを整理することが大切です。

この記事では、日能研の公開模試で点数が上がらない原因、育成テストとの違い、成績表の見方、学年別の立て直し方、家庭だけで難しい場合の選択肢まで、元教育プランナーとして600人以上のお子さんを見てきた経験をもとに解説します。

目次

この記事の結論|日能研の公開模試は点数より失点原因の分析が大切です

日能研の公開模試で点数が上がらないときは、「うちの子は実力がない」と決めつける必要はありません。

公開模試は範囲が広いため、育成テストと同じように直前だけ対策しても点数につながりにくいことがあります。

特に多いのは、次のようなケースです。

  • 育成テストの復習が定着していない
  • 正答率が高い問題を落としている
  • 算数の基本問題や小問集合で失点している
  • 国語の語彙・漢字・読解の根拠確認が不足している
  • 宿題を終わらせるだけになっている
  • 公開模試後の解き直しができていない

公開模試で点数を上げたいときほど、難問演習を増やしたくなります。しかし、まずは「取れるはずの問題を落とさないこと」が大切です。

偏差値が上がらない原因を全体的に整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

日能研で偏差値が上がらない原因と対策はこちら

日能研の公開模試で点数が上がらない主な5つの原因

日能研の公開模試で点数が上がらない主な5つの原因

原因① 育成テストの復習が公開模試につながっていない

育成テストは、授業内容の理解度を確認する意味合いが強いテストです。一方で、公開模試は範囲が広く、これまで習った内容を使えるかが問われます。

育成テストでは点が取れていても、公開模試で点数が上がらない場合は、短期的には覚えていても、時間が経つと使えない状態になっている可能性があります。

間違えた問題は、答えを見るだけで終わらせず、「なぜ間違えたのか」「同じ単元の類題を解けるか」まで確認しましょう。

育成テストで点数が取れない場合は、こちらの記事で原因を詳しく解説しています。

日能研の育成テストで点数が取れない原因はこちら

原因② 正答率が高い問題を落としている

公開模試で点数が上がらないときは、難問が解けないことより、正答率が高い問題を落としていることが原因になっている場合があります。

算数なら計算・小問集合・基本問題、国語なら漢字・語句・本文の根拠確認、理科・社会なら基本知識の抜けを確認しましょう。

まずは「みんなが取れている問題」を安定して取れるようにすることが、点数や偏差値を安定させる近道です。

原因③ 宿題を終わらせるだけになっている

日能研の宿題を毎回やっているのに公開模試で点数が上がらない場合は、宿題の量ではなく、取り組み方を見直す必要があります。

答え合わせだけで終わっている、間違えた問題を解き直していない、解説を読んだだけで理解したつもりになっている場合は注意が必要です。

宿題が多くて回らない場合は、こちらの記事で優先順位の考え方を解説しています。

日能研の宿題が終わらない原因と対策はこちら

原因④ 算数や国語など苦手科目だけが足を引っ張っている

公開模試では、1科目の苦手が全体の偏差値に大きく影響することがあります。

算数なら割合・比・速さ・図形、国語なら語彙・記述・読解スピードなど、どこで止まっているかを確認しましょう。

全科目を同じように復習するより、足を引っ張っている科目に時間を使った方が点数が安定しやすい場合があります。

原因⑤ テスト後の解き直しが続いていない

公開模試は、受けたあとが大切です。点数や偏差値だけを見て終わると、次の公開模試でも同じミスを繰り返しやすくなります。

すべてを解き直す必要はありません。まずは、正答率が高い問題、あと少しで解けた問題、同じ単元で何度も間違えている問題を優先しましょう。

公開模試の成績表で見るべきポイント

公開模試の結果を見るときは、点数や偏差値だけで判断しないことが大切です。

見るポイント確認すること
科目別偏差値どの科目が足を引っ張っているか
単元別結果苦手単元がどこか
正答率みんなが取れている問題を落としていないか
設問別結果計算ミス・読み間違い・知識不足のどれか
過去の推移一時的な不調か、同じ弱点が続いているか

特に大切なのは、正答率が高い問題を落としていないかです。ここを落としている場合は、難問対策よりも基本問題の復習を優先しましょう。

科目別|日能研の公開模試で点数が上がらないときの見直し方

科目別|日能研の公開模試で点数が上がらないときの見直し方

算数は前半問題と基本単元を優先する

算数で点数が上がらない場合、難問よりも前半問題で失点していることがあります。

計算ミス、小問集合、割合・比・速さ・図形など、基本単元の理解を確認しましょう。

特に小5以降は、前の単元があいまいなまま進むと、その後の問題も解きにくくなります。必要に応じて前の単元に戻ることも大切です。

国語は語彙・漢字・本文の根拠確認を見直す

国語は、読解問題ばかりに目が向きがちですが、語彙・漢字・設問の根拠確認が不足しているケースもあります。

選択肢を感覚で選んでいないか、記述で本文の根拠を使えているか、時間配分で後半が雑になっていないかを確認しましょう。

理科・社会は基本知識の抜けを先に埋める

理科・社会は、範囲が広くなると暗記の抜けが点数に出やすくなります。

公開模試で間違えた問題だけを覚え直すのではなく、関連する単元まで戻って確認しましょう。

学年別|公開模試の点数が上がらないときの対策

学年別|公開模試の点数が上がらないときの対策

小4は学習習慣と基本問題を優先する

小4は、偏差値だけを追いすぎるより、授業・宿題・育成テスト・公開模試の流れを作ることが大切です。

算数の計算・文章題、国語の漢字・読解など、基本問題を落とさない状態を目指しましょう。

小5は算数と国語の苦手を放置しない

小5は、学習内容が一気に難しくなり、公開模試で点数が伸び悩みやすい時期です。

算数では割合・比・速さ・図形、国語では語彙・記述・読解スピードで差がつきやすくなります。

新しい問題を増やすより、日能研のテキストや宿題で間違えた問題に戻ることを優先しましょう。

小6は志望校対策とのズレを確認する

小6は、公開模試の点数だけでなく、志望校に必要な力がついているかを見ることが大切です。

記述が多い学校なのに記述対策が不足している、算数が難しい学校なのに頻出単元の復習が足りない場合は、優先順位を見直しましょう。

日能研の公開模試で点数が上がらないときの復習法

① 当日は「解けそうだった問題」だけ見直す

公開模試当日は疲れているため、すべてを解き直す必要はありません。

まずは、計算ミス、漢字・語句、読み間違いなど「本当は取れた問題」を確認しましょう。

② 3日以内に間違えた原因を分類する

間違えた問題は、「理解不足」「演習不足」「ケアレスミス」の3つに分けます。

原因を分けると、次にやるべきことが見えやすくなります。

③ 類題は2〜3問に絞って解く

間違えた問題すべてを大量に解き直すと、復習が続きにくくなります。

算数なら同じ単元の基本問題を2〜3問、国語なら同じ設問タイプを1〜2問だけ確認しましょう。

④ 次回模試前に前回のミスだけ再確認する

次回の公開模試前は、新しい問題を増やしすぎず、前回落とした問題だけを再確認しましょう。

同じミスを減らすことが、点数アップにつながりやすいです。

公開模試の点数が上がらずクラス落ちが不安なとき

公開模試の点数が上がらないと、クラス落ちが不安になるご家庭も多いです。

ただし、1回の結果だけで判断しすぎる必要はありません。クラスが下がること自体が悪いのではなく、今の理解度に合った環境で基礎を固め直す機会になる場合もあります。

クラス落ちが不安な方は、こちらの記事も参考にしてください。

日能研でクラス落ちしたときの原因と対策はこちら

公開模試対策が家庭だけで難しいときは家庭教師併用も選択肢

公開模試対策が家庭だけで難しいときは家庭教師併用も選択肢

公開模試の点数が上がらない原因を家庭だけで整理するのが難しい場合は、家庭教師や個別指導で足りない部分だけを補う方法もあります。

特に、次のような場合は家庭だけで抱え込みすぎている可能性があります。

  • 算数や国語など、苦手科目の解き直しを保護者が見きれない
  • 公開模試の成績表をどう見ればよいかわからない
  • 宿題の優先順位がわからない
  • 親子げんかが増えている

家庭教師を併用する場合は、全科目をお願いするよりも、算数の苦手単元、国語の読解・記述、公開模試の解き直し、宿題の整理など、目的を絞ると取り入れやすいです。

日能研と家庭教師の併用を検討する場合は、日能研のカリキュラムやテストに対応できる家庭教師を比較して選ぶことが大切です。

日能研と併用におすすめの家庭教師6選はこちら

FAQ|日能研の公開模試で点数が上がらないときによくある質問

日能研の公開模試は難しいですか?

範囲が広く、育成テストより点数が取りにくいと感じるお子さんもいます。点数だけでなく、どの単元で失点したかを確認しましょう。

育成テストは取れるのに公開模試で点数が上がりません

短期的には理解できていても、広い範囲になると定着していない可能性があります。育成テストの直しを公開模試につなげることが大切です。

公開模試で点数が悪いとクラス落ちしますか?

クラス替えの基準や運用は校舎によって異なります。1回の結果だけで判断しすぎず、通っている校舎で確認しましょう。

公開模試後は全問解き直すべきですか?

全問解き直すより、正答率が高い問題、あと少しで解けた問題、同じ単元で繰り返し間違えている問題を優先しましょう。

家庭教師を併用すれば公開模試の点数は上がりますか?

必ず上がるとは言えませんが、苦手科目の整理や公開模試の解き直し習慣づけには役立つ場合があります。無料相談などで日能研の教材やテストに対応できるか確認しておくと安心です。

まとめ|日能研の公開模試は点数より原因分析が大切です

日能研の公開模試で点数が上がらないときは、勉強時間だけを増やすのではなく、原因を分けて考えることが大切です。

育成テスト、公開模試、宿題、苦手科目、家庭学習のどこで止まっているのかを整理すれば、次にやるべきことが見えやすくなります。

家庭だけで対策が難しい場合は、日能研を続けながら家庭教師や個別サポートを併用する方法もあります。お子さんに合った学習環境で、無理なく力を積み上げていきましょう。

日能研と家庭教師の併用を検討する場合は、日能研のカリキュラムやテストに対応できる家庭教師を比較して選ぶことが大切です。

日能研と併用におすすめの家庭教師6選はこちら

最後までお読みいただきありがとうございました。

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