【中学受験】家庭教師のトライ教育プランナーのサポート事例⑭医学部志望の夢を支えて清風中学理Ⅲプレミアムに合格!

今回は、小学6年生の8月に家庭教師のトライに入会し、将来医者になりたいと夢を抱き、中学受験に挑んだHくんのサポート事例をご紹介します。

最終的に志望校大阪星光には届きませんでしたが、清風中学理IIIプレミアムコース、明星中学特進コースに合格。医学部を目指すHくんの努力と成長を支えた、短期集中型の取り組みの記録です。

浜学園と併用に家庭教師のトライを検討中の方に参考になる内容です。

家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。

前半|トライ入会のきっかけと学習状況

学習環境と受験方針の見直し

Hくんは、浜学園(火・木・土)に通塾しながら、プロの家庭教師やプログラミング、パソコンなども学んでいました。

もともとは5年生の12月からマンツーマン個別塾を利用していましたが、質問受付形式での授業が本人に合わず、成果が感じられないため、家庭教師のトライへの切り替えを決断しました。

成績には波があり、特に国語と理科が安定しないことから、浜学園以外での個別サポートを検討。

家庭教師のトライでは、週1回120分、プロ教師による算数・理科の指導をスタートしました。

Hくんの志望校は、①灘 ②西大和 ③甲陽

大阪星光を話題にしたがあんまり反応があまりなく、進学先が国公立大学医学部が多いところがいいと頃を希望。

灘中は生徒がこだわり甲陽はお母さんが良いと言っています。

算数の偏差値は53〜63、国語は47〜60と幅があり、理科は少し手を抜くと偏差値39まで落ちることもありました。

努力次第で結果が変わるHくんの特性に合わせて、戦略的な学習プランが必要でした。

家庭教師のトライが中学受験におすすめできる理由と料金について、くわしく解説しています。

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中盤|トライの指導開始から秋の模試対策まで

9月面談|計画的な学習への移行と生活習慣の調整

9月の面談では、プロ教師による質問対応やLINEサポートに対して「ていねいでわかりやすい」と本人からも好印象の声がありました。

特に、再度取り組むべき問題に印をつけて復習させる工夫が効果的でした。

家庭では、テレビの視聴ルールを決めたり、夏休みの宿題を早めに終わらせるなど、意識的な学習環境づくりを進めていました。

自学時間も徐々に増え、浜学園の復習テストでは8割以上の正答率を取れるようになっていきました。

しかしHくんは気分屋で、宿題に取り組まないことも多々ありました。

お母様からは「細かく計画を立ててほしい」との希望があり、生活リズムの見直しも含めた改善を実施。

家庭教師のトライはご家庭からの要望に柔軟に対応できます。

計画的な学習スタイルの確立

Hくんは、夏休み期間中の生活リズムとして「朝8時起床・23時就寝」とご家庭で約束を設定。

午前8時半〜10時半には勉強に取り組む時間を確保するなど、日々のスケジュールを整えて学習の習慣化を目指しました。

具体的な自学の学習時間は以下のとおりです:

  • 月曜日:5時間
  • 火曜日:3時間
  • 水曜日:7時間
  • 木曜日:2時間
  • 金曜日:5時間
  • 土曜日:1時間
  • 日曜日:たまった宿題に取り組む日

曜日ごとにムラはあるものの、全体として安定した学習時間を確保し、特に水曜日や金曜日の集中度は高めでした。

日曜日は、第1・第3週は志望校特訓後の17時以降、第2週は12時以降に自宅学習、第4週は比較的自由なスケジュールで過ごしていました。

浜学園の学習サポートとの併用

9月からは、浜学園の志望校特訓(第1・第3日曜/10時〜17時)に参加することで、志望校への対応力を高めていく方針をとりました。

平日は浜学園の有料自習室(12:45~15:45)にも通い、木曜日以外は質問対応ができる時間帯を確保しています。

また、浜学園の動画授業については、内容をただ“眺める”だけで終わってしまうことがあるため、「1分考えてわからなければ動画を見る→わからなければ付箋で印をつけて家庭教師に質問する」という学習の流れを徹底。

質問をトライの先生へLINEで送る際は、「手順を文章で解説してくれると助かる」というご家庭からの要望に応じ、生徒が理解しやすいように、教え方やサポートのしかたを工夫していきました。

自宅学習と質問の活用方法

「午前中の自宅学習がなかなか集中できない」という課題については、お母様の判断で浜学園の“早朝特訓”に参加することに。

これにより、朝から学習リズムを整えつつ、日中の自習時間をより有効活用できるようになりました。

また、浜学園の授業後には月曜・金曜の夜に1時間ずつ学習を追加し、学んだ内容の復習やトライの宿題に取り組む時間を補っています。

浜学園の志望校特訓(日曜)、動画視聴や復習テスト、自学時間(夏休みは日ごとに変化)なども細かく管理をしました。

トライの授業は楽しんで受けており、一見すると理解できているように見えますが、教師からは「わかったつもりになっているだけかもしれない」という心配の声もありました。

今後は、本当に理解できているかどうかを丁寧に確認しながら、良かった点や直すべき点を伝えていくことが大切になります。

志望校の再度見直し

灘中学については恥ずかしさから口に出さなくなっていましたが、本人が興味を持っていたのは西大和。

「自由な校風」「自宅から1時間以内」「パソコン部がある」ところを条件としているようです。

進学先が国公立の医学部が多いところという理由として、将来はお母さんの病気を治したいという思いがあることを打ち明けてくれました。

そこで私は、条件に合う中学校の説明会一覧をお渡しし、実際に参加して学校の雰囲気を確かめてもらうようご提案しました。

灘中を目指す姿勢を崩さずに、生徒自身が納得のいく学校を見つけていくことが大切だとお伝えしています。

実際に、生徒自身から「大阪星光学院を見てみたい」との希望も出るなど、少しずつ自分の将来を見据えた選択ができるようになってきました。

10月面談|指導の充実と模試への取り組み

10月には、LINEでの質問解説も増え、より詳細な対応が行われるようになりました。

Hくん自身、「解説がわかりやすい」と感じており、朝と金曜以外の時間帯でしっかり学習できるようになってきました。

ただし、理科の学習には自ら希望しないと取り組まない傾向があり、算数を中心に指導。

公開模試の目標として、国語偏差値50・算数60を目指していました

先生からは「朝6時〜7時にやるべきことを明確に指示し、計画に反映する」ことや、「忘れないために複数回まわす復習法」をアドバイス。効率的な学習の土台作りが進みました。

後半|志望校の決定と受験直前の追い込み

12月面談|得意・不得意を見極めて残り期間に集中

12月の面談では、朝の学習が30分程度しか確保できていなかったため、浜学園の授業前後での時間の見直しを提案。

LINEでの解説が理解しやすく、成績の伸びにもつながってきた一方、理科の暗記は「めんどうくさい」と後回しにしがちで、先生から暗記方法の工夫を提案することになりました。

オープンキャンパスでは、大阪星光学院を訪れ「面白そう」と感想を述べており、本人の志望もより明確になってきました。

あと2か月で模試の点数を30〜40点のアップが必要な状況で、過去問にも本格的に着手。

東大寺学園、西大和学園の過去問にも取り組み、最終的な合格力を高めていきました。

受験の結果

私は、「中学受験は12月の模試で結果でなくても残りの1か月で伸びる可能性あるので最後まであきらめないでほしい」ことと、「過去問で最終的に点数を取ること」をご家庭にお話ししました。

Hくんは、残念ながら第一志望の大阪星光学院中学には届きませんでしたが、清風中学 理Ⅲプレミアムコース明星中学 特進コースに合格。

清風中学は医学部に進学する生徒の実績もある学校なので、本人にとっても納得のいく進学先を見つけることができました。

合格した清風中学 ・理Ⅲプレミアムコースについて

清風中学校の理Ⅲプレミアムコースは、偏差値63の私立男子中高一貫校で、東京大学や京都大学、国公立大学医学部医学科への進学を目指す最上位コースです

例年、東京大学、京都大学や大阪大学、医学部医学科や関関同立の大学に合格者を出しています。

厳格な生活指導と仏教に基づく徳育教育を特色とし、週1回のテストや勉強合宿、補習体制などを通じて学力向上を図ります。​

特別給費生制度もあり、成績上位者には授業料全額免除の特典が与えられます

最後に|教育プランナーの振り返り

Hくんは、短期間での飛躍を目指す中で、時に不安定になりながらも、浜学園・家庭教師のトライ・家庭学習をいやがらずに続け、自分なりにバランスを取りながら努力してきました。

気分に波がありながらも、トライの教師と信頼関係を築き、質問やLINE指導をフルに活用しながら少しずつ力をつけていった姿が印象的でした。

お母さんの病気を治したいという純粋な思いから「医者になりたい」という夢を語ってくれたHくん。これからもその夢に向かって進んでほしいと、心から願っています。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

塾講師を4年間・家庭教師のトライの教育プランナーとして600人以上のお子さんをサポートしました。おもに中学受験と高校受験のサポートをした経験を活かしてブログを執筆しています。