今回ご紹介するのは、高校3年生の6月に家庭教師のトライに入会し、見事第一志望の同志社女子大学に合格したAさんのサポート事例です。
進学クラスに移ったことで不安を感じ、自ら家庭教師を希望したAさんが、短期間で受験に成功した過程をくわしくお伝えします。
「家庭教師のトライだけで大学受験できるの?」と思われている方の参考になる内容となっています。

家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。
入会のきっかけ~初回指導
入会は自分の意思
Aさんは高校3年生になって進学クラスに移ったので、古文や社会はほぼゼロからのスタートでした。
元々は妹が家庭教師のトライに入会していたのですが、専門学校に進路変更したのでやめることに。
ちょうどそのタイミングで進学クラスに移って不安になったAさんが、家庭教師を希望したので妹の代わりに始めることになりました。
大学受験の志望校は第一志望を同志社女子大学または武庫川女子大学とし、第二志望を京都女子大学または甲南女子大学と設定していました。
当初は芸術系進学を考えていましたが、急遽文系へと進路を変更し、英検準2級のレベルも難しく感じていました。
さらに、模試を受けた経験もなく、受験科目もまだ決まっていない状況でした。
初回指導での課題把握と学習計画
トライでは、プロ教師による週2回(月曜日に英語120分、土曜日に国語90分)の指導を開始しました。
初回指導で武庫川女子大学の過去問を解いたところ、現代文は7割正解という結果で、基礎力が確認できました。
その後、見直しを通じて具体的な学習計画を週別・日別に細かく立て、教材として英語は学校教材を基本としつつ、不足分は状況を見て追加する方針を決定しました。
古文については『ステップアップノート』『読んでみて覚える古文単語』などを採用しました。
家庭教師のトライの大学受験の料金と口コミ評判について、くわしく解説しています。
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7月~9月|トライの授業と自主学習の取り組み
7月の課題|10月のAO入試に向けて
7月の段階で、武庫川女子大学の英語の長文は教師と一緒に解くと8割正解できるまでに上達。
8~9月までに自力で解けるようになることを目標としました。
京都女子大学の国語は7割正解で、古典の助動詞や読解も並行して安定的に学習しました。
同志社女子大学のAO入試要件を確認し、武庫川女子大学の生活環境学科や他大学のAO入試スケジュールを踏まえて計画的に学習を進めました。
9月|受験本番に向けた対策の深化
9月に入り、英語は単語学習を徹底的に行った後に過去問演習へ移行しました。
国語は授業で古典を学び、宿題で過去問を解く流れが確立され、生徒自身も「英語は自分のペースに合わせてもらえて解けるようになってきた」「国語も順調で安心できる」と手応えを感じていました。
過去問の成果としては、武庫川女子大学の現代文が7割、同志社女子大学、京都女子大学でも現代文7割以上をキープ。
生徒には過去問の正解率をメモする習慣をつけてもらい、より効率的な振り返り学習が可能になるよう指導しました。
志望校は第一志望を同志社女子・武庫川女子、滑り止めとして京都女子・甲南女子と明確に絞り込み、受験科目は英語と国語に決定しました。
面談を通じたサポート強化
ご家庭との面談では、プロ教師から英語・国語の進捗や古典の定着状況にやや不安があると伝えました。
夏休みの自主学習が1日5時間であったため、最低8時間は必要と具体的な目標を設定し、学習時間が足りない場合は教師による追加指導を検討することを提案しました。
Aさん自身は「7月末までは一人で頑張ってみたい」と自立した学習への強い意志を示し、8月も週2回の授業と自主学習で乗り切ることができました。
最終局面|AO入試への挑戦と合格
夏の努力が実り、近代V模試では英語53点、国語62点とまずまずの結果を残しました。
AO入試本番まで過去問の復習を重ね、面接対策もしっかりと準備しました。
その結果、第一志望の同志社女子大学に見事合格を果たすことができました。
合格した同志社女子大学について
同志社女子大学(京都府京田辺市)は、偏差値37.5〜55.0の私立女子大学で、学芸学部、現代社会学部、薬学部、看護学部、表象文化学部、生活科学部の6学部を有しています。
2024年3月卒業生の主な就職先には、日本銀行、関西電力、京セラ、任天堂、ANA関西空港、JTB、国家公務員(厚生労働省・国税庁)などがあり、教育や医療、金融、製造業など多岐にわたります 。
本学は、リベラルアーツ教育を基盤に、語学力や実践力を養うカリキュラムを提供し、同志社大学や他大学との単位互換制度も活用できます。
また、教員免許や管理栄養士、看護師、薬剤師などの資格取得支援も充実しています
最後に|教育プランナーとしての振り返り
Aさんの事例では、志望校や進路変更が急だったにもかかわらず、本人の意志の強さとご家庭・教師の密な連携が功を奏しました。
受験科目の明確化、教材選び、細かな学習計画の立案、日々の学習状況の共有など、一つひとつ丁寧に積み上げることで、短期間での志望校合格に至りました。
大学生活でも、Aさんがその意志の強さを活かし、大きく成長していくことを期待しています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。