日能研の育成テストで点が取れない原因は?家庭で見直したい勉強法

日能研の育成テストで点が取れないと、「授業についていけていないのかな」「このまま成績が下がるのでは」と不安になりますよね。

結論から言うと、日能研の育成テストで点が取れないときは、点数だけを見るのではなく、授業理解・宿題・テスト直し・家庭学習の流れを見直すことが大切です。

育成テストは、授業で学んだ内容と家庭での学び直しが、どれくらい自分の力になっているかを確認する大切な機会です。点数が悪かったとしても、どこでつまずいたのかを整理できれば、次の学習につなげることができます。

元教育プランナーとして600人以上のお子さんをサポートしてきた経験でも、「勉強していないから点が取れない」のではなく、「宿題をこなすだけになっている」「解き直しの優先順位がわからない」「苦手科目だけが足を引っ張っている」というケースは少なくありませんでした。

この記事では、日能研の育成テストで点が取れない原因、家庭で見直したい勉強法、家庭教師を検討してもよいケースまで、保護者の方にわかりやすく解説します。

目次

この記事の結論|日能研の育成テストは点数より原因分析が大切です

この記事の結論|日能研の育成テストは点数より原因分析が大切です

日能研の育成テストで点が取れないときは、「うちの子は日能研に向いていない」とすぐに判断しないことが大切です。

育成テストで点数が伸びない原因は、お子さんによって違います。

  • 授業中はわかったつもりでも、家で解くと手が止まる
  • 宿題を終わらせるだけになっている
  • 間違えた問題の解き直しができていない
  • 算数や国語など苦手科目だけが足を引っ張っている
  • テスト直しで何を優先すればよいかわからない
  • 正答率が高い問題を落としている
  • 親子で勉強を見るとけんかになる
  • 次の授業や宿題に追われて復習が後回しになっている

このような状態を整理せずに、ただ勉強時間だけを増やしても、お子さんの負担が大きくなることがあります。

まずは、育成テストで点が取れない原因が「授業理解」なのか、「宿題のやり方」なのか、「テスト直しの不足」なのか、「苦手科目」なのかを確認しましょう。

そのうえで、家庭で勉強法を見直す、日能研の先生に相談する、必要に応じて家庭教師で苦手科目やテスト直しを補うなど、お子さんに合った対策を選ぶことが大切です。

日能研の育成テストとは?公開模試との違いと家庭で見るポイント

日能研の育成テストは、正式には「学習力育成テスト」と呼ばれるテストです。

日能研では、4年生以降のテストとして、本科教室生を対象とした「学習力育成テスト」と、一般生も対象となる「全国公開模試」があります。

学習力育成テストは、授業で学んだ内容がどれくらい定着しているかを確認するためのテストです。広い範囲の実力や現在の位置を確認する公開模試とは違い、まずは授業内容・宿題・解き直しが家庭学習の中で回っているかを見ることが大切です。

テスト目的家庭で見るポイント
育成テスト
学習力育成テスト
授業で学んだ内容が定着しているかを確認する授業理解、宿題、解き直し、基本問題の取りこぼし
公開模試
全国公開模試
広い範囲の中で現在の実力や位置を確認する苦手分野、時間配分、初見問題への対応、志望校に向けた課題

育成テストで点が取れていない場合は、まず公開模試対策に広げる前に、授業内容や宿題の復習が回っているかを確認しましょう。

育成テストの直しができていないまま公開模試対策に進むと、基本の抜けが残ったままになりやすいです。

一方で、育成テストでは点が取れるのに公開模試で点が取れない場合は、範囲の広さ、初見問題への対応、時間配分に課題がある可能性があります。

まずは、育成テストで落とした問題を見直し、授業で習った内容を自分で解ける状態にすることを優先しましょう。

学年別に見る育成テストの位置づけ

育成テストの見方は、学年によっても変わります。小4・小5・小6では、テストの頻度や学習の目的が少しずつ変わるためです。

学年主なテスト回数・頻度の目安見るポイント
小3マイファーストテスト月1回程度学習習慣、算数・国語の基礎、テスト慣れ
小4学習力育成テスト2週に1回程度授業内容・宿題・解き直しが回っているか
小5学習力育成テスト2週に1回程度苦手科目、単元の積み残し、公開模試とのつながり
小6前期学習力育成テスト毎週実施される時期があります短いサイクルで弱点を直せているか
小6後期合格力育成テストなど志望校対策に向けた実戦的なテストが中心志望校に必要な問題を優先できているか

ただし、実施回数や曜日、受験科目は年度・教室・コースによって異なる場合があります。正確な日程や科目は、通っている教室の案内やマイニチノウケンで確認してください。

育成テストで点が取れない場合は、「授業内容が理解できていないのか」「宿題の解き直しができていないのか」「テスト本番でミスが出ているのか」を分けて考えることが大切です。

日能研の育成テストで点が取れない8つの原因

日能研の育成テストで点が取れない8つの原因

日能研の育成テストで点が取れない原因は、努力不足だけではありません。授業の理解度、宿題の進め方、解き直し、テスト中の時間配分などが関係していることがあります。

原因1. 授業内容を理解したつもりで終わっている

授業中は先生の説明を聞いて「わかった」と感じていても、家で一人で解くと手が止まることがあります。

これは、説明を聞いて理解した状態と、自分で問題を解ける状態に差があるためです。

特に算数では、次のようなつまずきが起こりやすいです。

  • 解説を聞けばわかるけれど、自分では式を立てられない
  • 数字や条件が変わると解けなくなる
  • 図や表を書かずに頭の中だけで考えてしまう
  • 途中式の意味を説明できない
  • 前の単元の理解があいまいなまま進んでいる

育成テストで点が取れない場合は、「授業を聞いていたか」だけでなく、「家で自力で再現できるか」を確認することが大切です。

原因2. 宿題をこなすだけになっている

日能研の宿題を毎回やっていても、育成テストで点数につながらないことがあります。

その原因の一つが、宿題を「終わらせること」が目的になっている状態です。

  • 答え合わせだけで終わっている
  • 間違えた問題をもう一度解いていない
  • 解説を読んでも理解できていない
  • わからない問題に印をつけていない
  • テスト前に見直す問題が整理されていない

宿題をたくさんやっていても、間違えた問題を解き直していなければ、育成テストで同じような問題を落としやすくなります。

量を増やす前に、「できなかった問題を次にできる状態にする」ことを意識しましょう。

原因3. テスト直しの優先順位が決まっていない

育成テスト後にすべての問題を同じように直そうとすると、時間も気力も足りなくなることがあります。

大切なのは、全部を完璧に直すことではなく、次の点数につながりやすい問題から直すことです。

たとえば、次のように分けると復習しやすくなります。

問題の種類優先度家庭での対応
計算ミス・漢字ミス・読み間違い高いすぐに原因を確認し、次回の見直し方法を決める
授業で扱った基本問題高いもう一度解き直し、解き方を説明できるか確認する
解説を読めば理解できる問題翌日以降にもう一度解き、定着を確認する
前の単元に戻る必要がある問題単元を戻って復習する
正答率が低い難問低め今は深追いしすぎない

育成テストの直しは、「何を間違えたか」だけでなく、「次に同じミスをしないために何を変えるか」まで決めると効果的です。

原因4. 正答率が高い問題を落としている

育成テストで点数が安定しない場合、難問よりも正答率が高い問題を落としていることがあります。

正答率が高い問題を落とす原因には、次のようなものがあります。

  • 問題文の読み間違い
  • 条件の見落とし
  • 計算ミス
  • 単位の書き忘れ
  • 時間配分の失敗
  • 焦って見直しができていない

まずは、難しい問題を解けるようにするよりも、「取れるはずだった問題」を確実に取ることを優先しましょう。

ここを改善するだけでも、育成テストの点数が安定しやすくなる場合があります。

原因5. 苦手科目だけが大きく足を引っ張っている

全科目で点が取れないのではなく、算数や国語など特定の科目だけが大きく足を引っ張っているケースもあります。

算数であれば、割合・速さ・比・図形・文章題など、前の単元の理解が次の単元につながりやすいです。

国語であれば、文章の読み方、設問の聞かれ方、記述の書き方がわからないまま進むと、宿題やテスト直しで手が止まりやすくなります。

苦手科目だけが原因の場合は、日能研をすぐに辞めるよりも、苦手科目だけを個別に補う方が合うことがあります。

原因6. テスト前に新しい問題ばかり解いている

育成テスト前に、まだ理解できていない問題を残したまま新しい問題ばかり解くと、点数につながりにくいことがあります。

特に、テスト直前は新しい難問に手を広げるよりも、授業で扱った問題や宿題で間違えた問題をもう一度解く方が効果的な場合があります。

テスト前は、「できる問題を増やす」よりも、「できるはずの問題を落とさない」意識を持つとよいです。

原因7. 時間配分や見直しがうまくできていない

育成テストで点が取れない原因として、時間配分や見直しの不足もあります。

家でゆっくり解けばできる問題でも、テスト本番では時間に追われて焦ってしまうことがあります。

  • 前半の問題に時間をかけすぎる
  • 難しい問題で止まってしまう
  • 最後まで解き切れない
  • 見直しの時間が残らない
  • 焦って計算ミスや読み間違いが増える

この場合は、理解力だけでなく、テスト中の時間の使い方も見直す必要があります。

家庭では、問題を解くときに時間を測ったり、「わからない問題はいったん飛ばす」練習をしたりすると、テスト本番で落ち着いて取り組みやすくなります。

原因8. 家庭での学習環境やサポートが整っていない

育成テストの点数は、塾の授業だけで決まるわけではありません。家庭での復習時間、宿題の進め方、解き直しの習慣も大きく関係します。

たとえば、次のような状態が続くと、授業で学んだ内容が定着しにくくなることがあります。

  • 勉強する時間が毎日バラバラになっている
  • 宿題を始めるまでに時間がかかる
  • 間違えた問題をどこに残すか決まっていない
  • テスト直しの時間が取れていない
  • 親子で勉強を見るとけんかになりやすい

家庭でのサポートは、保護者がすべて教えることではありません。

「いつ解き直すか」「どの問題を先生に質問するか」「次の育成テストまでに何を優先するか」を一緒に整理するだけでも、お子さんは取り組みやすくなります。

家庭だけで整えるのが難しい場合は、日能研の先生に相談したり、必要に応じて家庭教師などの個別サポートでテスト直しや苦手科目を補ったりする方法も選択肢になります。

学年別|日能研の育成テストで点が取れないときの対策

学年別|日能研の育成テストで点が取れないときの対策

日能研の育成テストで点が取れないときの対策は、学年によって変わります。小4・小5・小6では、学習量、テストの頻度、家庭で優先すべきことが違うからです。

小4|まずは授業・宿題・解き直しの流れを作る

小4は、日能研の学習サイクルに慣れる時期です。育成テストで点が取れない場合は、いきなり応用問題を増やすよりも、授業で習った内容を宿題で確認し、間違えた問題を解き直す流れを作ることを優先しましょう。

小4で確認したいポイントは、次の通りです。

  • 授業で扱った基本問題を自力で解けるか
  • 宿題を終わらせるだけになっていないか
  • 間違えた問題に印をつけているか
  • テスト前に△や×の問題を解き直しているか
  • 理科・社会の暗記を直前だけにしていないか

小4の育成テストで点が取れない場合、まず見るべきなのは「勉強時間」よりも「復習の流れ」です。宿題をやっていても、間違えた問題をもう一度解いていなければ、テストで同じような問題を落としやすくなります。

小4のうちは、点数だけで焦るよりも、授業後から育成テストまでの1〜2週間で、どの問題を解き直すかを決めることが大切です。

小5|苦手科目と単元の積み残しを早めに見つける

小5になると、学習内容が難しくなり、育成テストでも科目ごとの差が出やすくなります。

特に算数は、前の単元の理解があいまいなまま進むと、割合、速さ、比、図形、文章題などでつまずきやすくなります。国語では、文章の読み方や記述の書き方が整理できていないと、宿題をしていても点数につながりにくくなります。

小5で確認したいポイントは、次の通りです。

  • 算数だけ大きく点数を落としていないか
  • 国語の読解・記述で毎回同じように失点していないか
  • 理科の計算分野と暗記分野を分けて復習できているか
  • 社会の知識が単発暗記になっていないか
  • 正答率が高い問題を落としていないか
  • 公開模試でも同じ単元を落としていないか

小5で育成テストの点数が取れない場合は、全部をやり直すよりも、苦手科目と苦手単元を絞ることが大切です。

たとえば、算数の点数が下がっている場合は、「算数が苦手」と大きく考えるのではなく、計算ミスなのか、図形なのか、速さなのか、条件整理なのかを分けて確認しましょう。

小5のうちに苦手単元を放置すると、小6で公開模試や過去問に入ったときに負担が大きくなります。育成テストは、早めに弱点を見つけるための材料として活用しましょう。

小6前期|毎回のテスト直しを短時間で回す

小6前期は、育成テストの頻度が高くなり、授業、宿題、テスト直しに追われやすい時期です。

この時期に大切なのは、育成テストの直しを完璧にやろうとしすぎないことです。すべての問題を同じように直そうとすると、次の授業や宿題が回らなくなることがあります。

小6前期で確認したいポイントは、次の通りです。

  • 正答率が高い問題を優先して直しているか
  • 解説を読めば理解できる問題を翌日に解き直しているか
  • 今は追いすぎない難問を分けられているか
  • 公開模試や志望校対策につながる単元を優先しているか
  • 睡眠時間を削ってまで全部をやろうとしていないか

小6前期は、育成テストを「全部やり直すテスト」と考えるよりも、「今すぐ直す問題を見つけるテスト」と考える方が現実的です。

特に、計算ミス、漢字ミス、読み間違い、基本問題の取りこぼしは、短時間でも改善しやすい部分です。まずは、取れるはずだった問題から直しましょう。

小6後期|志望校に必要な問題を優先する

小6後期は、育成テストだけでなく、志望校対策、過去問、公開模試なども重なります。

この時期は、育成テストの点数だけに一喜一憂するよりも、志望校に必要な問題を優先して復習することが大切です。

小6後期で確認したいポイントは、次の通りです。

  • 志望校でよく出る単元を優先できているか
  • 過去問で落としている問題と育成テストの失点がつながっていないか
  • 基本問題の取りこぼしを減らせているか
  • 正答率が低い難問に時間を使いすぎていないか
  • 新しい問題集を増やしすぎていないか
  • 体力や気持ちが限界になっていないか

小6後期は、全部を完璧にする時期ではありません。合格に必要な問題を見極めて、優先順位をつける時期です。

育成テストで点が取れない場合も、まずは志望校に必要な単元、過去問で何度も落としている分野、基本問題の取りこぼしを優先して見直しましょう。

日能研の育成テストで点を取るための家庭学習と科目別対策

学年別の対策を決めたら、次に家庭学習の進め方と科目別の失点原因を確認しましょう。育成テストでは、勉強量を増やすよりも、授業・宿題・解き直しの流れを整えることが大切です。

全科目共通|宿題と解き直しの優先順位を決める

宿題を解くときは、あとで見直せるように印をつけておくと復習しやすくなります。

意味テスト前の対応
自力で解けた軽く確認する
途中までできた優先して解き直す
×まったくわからなかった先生に質問する候補にする
もう一度解きたいテスト前に再確認する

育成テスト前は、難問よりも「授業で扱った基本問題」「宿題で△や×をつけた問題」「前回の育成テストで落とした似た問題」を優先しましょう。

解き直しは、当日に解説を確認し、翌日に解説を見ずにもう一度解く流れがおすすめです。「読んでわかった」ではなく、「自分で解けた」状態にすることを目指しましょう。

科目別|失点原因に合わせて見直す

育成テストで点が取れない原因は、科目によって違います。点数だけで判断せず、どこで失点しているかを確認しましょう。

科目確認すること対策
算数条件整理、図や表、途中式、計算ミス解き方を覚えるだけでなく、なぜその式になるかを説明できるか確認する
国語本文の根拠、設問の聞かれ方、記述の文末表現答えの根拠に線を引き、選択肢や記述の理由を確認する
理科暗記問題、計算問題、図表・実験の読み取り用語暗記だけでなく、図や実験の意味を説明できるか確認する
社会地名、年号、用語、資料やグラフの読み取り単発暗記ではなく、地図・流れ・関連用語をセットで確認する

家ではできるのにテストで落とす場合は時間を測る

家でゆっくり解けば正解できるのに、育成テスト本番で間違える場合は、時間制限や緊張の中で実力を出し切れていない可能性があります。

家庭では、問題数を少し絞って時間を測りながら解く練習をしてみましょう。わからない問題で止まりすぎない、時間がかかる問題はいったん飛ばす、最後に見直す時間を残すなど、テスト中の動き方も練習しておくと安心です。

日能研の育成テストで点が取れないときにやってはいけないこと

育成テストで点が取れないと焦りますが、焦って勉強量だけを増やすと逆効果になることがあります。

  • 点数だけを見て叱る:お子さんがテストを怖がり、間違いを見直しにくくなります。
  • 難問まで全部やり直す:基本問題や正答率が高い問題の復習が後回しになります。
  • 新しい問題集を増やす:日能研の授業・宿題・テスト直しが中途半端になりやすいです。
  • 親が全部教えようとする:親子げんかになり、勉強への気持ちが下がることがあります。

育成テストで大切なのは、勉強量を増やすことではなく、次に点数につながる問題を見つけて直すことです。

日能研の育成テスト対策で家庭教師を検討してもよいケース

日能研の育成テスト対策で家庭教師を検討してもよいケース

育成テストで点が取れない場合でも、すぐに家庭教師が必要とは限りません。ただし、家庭での見直しや日能研への相談だけでは改善しにくい場合は、個別サポートを検討してもよいケースがあります。

算数や国語など苦手科目だけが大きく遅れている

全科目ではなく、算数や国語など特定の科目だけが大きく遅れている場合は、家庭教師で苦手科目だけを補う方法があります。

集団塾では全体のカリキュラムが進むため、前の単元まで戻ってじっくり確認する時間が取りにくいことがあります。

家庭教師であれば、育成テストの答案を見ながら、どこで手が止まっているのかを確認しやすくなります。

育成テストの直し方がわからない

育成テストの点数が悪かったあと、何を復習すればよいかわからない場合も、家庭教師が合うことがあります。

すべての問題をやり直すのではなく、今のお子さんに必要な問題を選び、次のテストにつながる形で復習することが大切です。

家庭教師に育成テストの答案を見てもらうことで、解き直すべき問題や戻るべき単元が整理しやすくなります。

質問できないままわからない問題がたまっている

日能研で質問できないまま帰ってきている場合、1対1で聞ける家庭教師が合うことがあります。

特に、まじめで遠慮しがちなお子さんは、集団塾では質問しにくいことがあります。

家庭教師であれば、周りの目を気にせず質問しやすく、わからない問題をその場で止めて確認しやすくなります。

親子で勉強を見るとけんかになる

育成テストの直しを家庭で見ようとして、親子げんかになることもあります。

これは、保護者の関わり方が悪いというより、親子だからこそ感情が入りやすい面があります。

第三者が間に入ることで、親は生活面や声かけに集中し、勉強の中身は先生に任せやすくなることがあります。

実際に日能研の育成テスト対策を家庭教師で補った事例

実際に日能研の育成テスト対策を家庭教師で補った事例

ここでは、私が教育プランナーとして関わった中学受験の事例をもとに、日能研と家庭教師を併用したケースを紹介します。

もちろん、家庭教師を併用すれば必ず成績が上がる、必ず合格できるというわけではありません。ただ、日能研の学習を続けながら、足りない部分だけを1対1で補うことで、学習の優先順位を整理しやすくなるケースはあります。

育成テスト対策や宿題管理を家庭教師で補った事例

小学5年生の途中から家庭教師のトライに入会し、その後日能研と併用しながら中学受験を進めたRさんの事例があります。

このご家庭では、日能研の学習を活かしながら、家庭教師では育成テスト対策や算数の文章題、国語の宿題管理などをサポートしていきました。

特に大切だったのは、宿題をただこなすのではなく、どの科目を優先するか、どの問題を解き直すかを整理したことです。

日能研の育成テストで点が取れない場合でも、全科目が苦しいのではなく、算数や国語など特定の科目、またはテスト直しの方法だけが課題になっているケースもあります。

日能研のフォローで関西大倉中に合格した事例はこちら

公開模試や志望校対策まで家庭教師で支えた事例

別の事例では、日能研の最上位クラスに在籍していたものの、途中から成績が伸び悩み、家庭教師のトライで算数・国語をサポートしたHくんがいました。

このご家庭では、日能研の公開模試や志望校別特訓の状況を見ながら、家庭教師でケアレスミスや漢字、苦手単元の確認を進めました。

育成テストや公開模試で点が取れないときも、塾をすぐに変えるのではなく、日能研のカリキュラムを活かしながら、家庭教師で足りない部分を補う形を取りました。

日能研と家庭教師のトライを併用して開明中・東山中などに合格した事例はこちら

日能研の育成テスト対策で家庭教師を選ぶときの注意点

家庭教師の料金は高い?口コミ・評判とあわせて確認したいこと

日能研に加えて家庭教師を利用する場合、料金が高いと感じるご家庭もあります。また、家庭教師を選ぶときは口コミや評判も気になりますよね。

ただし、料金の安さや口コミの良し悪しだけで判断するのではなく、日能研の育成テスト対策として足りない部分を本当に補えるかを確認することが大切です。

料金が高いと感じるときは目的を絞る

家庭教師の料金が高いと感じる場合は、まず「何のために家庭教師を使うのか」を整理しましょう。

  • 算数だけを補うのか
  • 国語の記述だけを見るのか
  • 育成テストの直しを中心にするのか
  • 公開模試の見直しも必要なのか
  • 宿題管理もお願いするのか
  • 週1回で足りるのか
  • プロ講師が必要なのか
  • 予算内で無理なく続けられるか

料金が高いかどうかは、月謝だけで判断しない方が安心です。講師との相性、学習管理、講師交代のしやすさ、日能研の教材対応なども含めて確認しましょう。

口コミ・評判はお子さんに近いケースを見る

口コミや評判を見るときは、良い口コミだけでなく、悪い口コミもあわせて確認しておくことが大切です。

良い口コミでは、「質問しやすい」「苦手科目を見てもらえた」「宿題管理をサポートしてもらえた」という声が見られることがあります。

一方で、悪い口コミでは、「料金が高い」「先生との相性が合わなかった」「思ったほど成績が上がらなかった」という声が出ることもあります。

口コミは参考になりますが、同じサービスでも先生や利用目的によって感じ方は変わります。お子さんの学年、科目、性格、日能研との併用に近い内容かを確認しましょう。

無料体験・無料相談で確認すること

無料体験や無料相談では、次の点を確認しておくと安心です。

  • 日能研の教材に対応できるか
  • 育成テストや公開模試の直しを見てもらえるか
  • 苦手科目だけの受講ができるか
  • 講師との相性を確認できるか
  • 講師交代ができるか
  • 料金プランが予算内か
  • キャンペーンの有無

最新の料金やキャンペーンは時期によって変わることがあるため、公式サイトや無料相談で確認してください。

日能研との併用に合う家庭教師を比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。

日能研と併用におすすめの家庭教師6選|中学受験対策を比較

日能研の育成テストで点が取れないときのよくある質問

育成テストで点が取れない場合、日能研を辞めた方がいいですか?

すぐに辞める必要はありません。まずは、授業理解、宿題、テスト直し、苦手科目のどこに原因があるかを確認しましょう。

原因によっては、日能研を続けながら家庭学習を見直すことで改善しやすくなる場合もあります。ただし、塾に行くこと自体が大きな負担になっている場合は、日能研の先生に相談したうえで、クラス変更や環境の見直しも考えるとよいです。

育成テストの直しは全部やるべきですか?

全部を同じようにやる必要はありません。まずは、正答率が高い問題、基本問題、解説を読めば理解できる問題から優先して直しましょう。

正答率が低い難問まで深追いしすぎると、基本の復習が後回しになることがあります。限られた時間の中では、次の育成テストにつながりやすい問題から見直すことが大切です。

育成テスト前は何を優先すればいいですか?

授業で扱った基本問題、宿題で間違えた問題、前回の育成テストで落とした似た問題を優先しましょう。

新しい難問に手を広げるよりも、「できるはずの問題を確実に取る」ことを意識すると、点数が安定しやすくなります。

まとめ|日能研の育成テストは点数より解き直しの質が大切です

日能研の育成テストで点が取れないと、不安になる保護者の方は多いと思います。

ただ、育成テストは点数だけを見るものではなく、授業内容がどこまで身についているか、家庭学習のどこを見直すべきかを確認するための大切な機会です。

まずは、次の点を確認しましょう。

  • 授業内容を自力で再現できているか
  • 宿題を終わらせるだけになっていないか
  • 間違えた問題を翌日以降に解き直しているか
  • 正答率が高い問題を落としていないか
  • 苦手科目だけが足を引っ張っていないか
  • 親子で勉強を見ることで負担が増えていないか

家庭での見直しだけでは難しい場合は、日能研の先生に相談したり、家庭教師で育成テストの直しや苦手科目だけを補ったりする方法も選択肢になります。

大切なのは、点数だけでお子さんを判断することではなく、どこでつまずいているのかを一緒に整理することです。

日能研との併用に合う家庭教師を比較したい方は、以下の記事で料金やサポート内容を確認してみてください。

日能研と併用におすすめの家庭教師6選|中学受験対策を比較

最後までお読みいただきありがとうございました。

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