浜学園についていけない|まず使うべき塾内の仕組みと、原因の切り分け方

「浜学園の授業についていけていないようだ」

「宿題が終わらず、復習テストの直しまで手が回らない」

「解説を読んでも分からず、親も教えられない」と悩んでいませんか。

結論からいうと、家庭教師や転塾を考える前に、浜学園の中に用意されている仕組みを使い切れているかを確認してください。

浜学園には、家庭学習の範囲と目標が具体的に書かれた学習計画表があります。さらに、テキストや公開学力テストの問題について、Webで解説講義を受けられる仕組みもあります。

つまり、「何をやればいいか分からない」「解説を読んでも分からない」という悩みは、塾内の仕組みで解決できる可能性があります。

私は家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんの学習相談を担当してきました。立て直せたご家庭は、外から何かを足す前に、今ある仕組みを使い切っていました。

この記事では、浜学園の学習サイクル、ついていけない原因の切り分け方、塾内の仕組みの使い方、続けるかどうかの判断基準まで解説します。

この記事の要点

  • やることは学習計画表に書かれている
  • 分からない問題はWeb解説講義で先に解決できる
  • 「ついていけない」は4つに切り分けると対策が決まる
目次

結論|浜学園についていけないときに最初に確認する3つのこと

ついていけないと感じたとき、順番として先に確認したいのは次の3つです。

確認すること見る場所
①今週の範囲は把握できているか学習計画表の家庭学習範囲
②分からない問題を放置していないかWeb解説講義が使えるか教室で確認
③どこで止まっているか特定できているか復習テストの答案

この3つが埋まっていない状態で家庭教師を足すと、やることがさらに増えて回らなくなります。

逆にいえば、ここを埋めるだけで解決するご家庭もあります。順番に見ていきましょう。

浜学園の学習サイクルを知る

浜学園の学習サイクルを知る

対策の前に、浜学園がどういう設計の塾なのかを押さえておきましょう。ここが分かると、家庭でやることが決まります。

予習は不要。復習で力をつける設計

浜学園は復習主義を掲げており、予習は求められません。授業を受けたあと、家庭学習で定着させ、次の授業の復習テストで確認するという流れです。

つまり、成果が出るかどうかは授業後の家庭学習で決まります。授業中の理解だけを心配しても、対策になりません。

「何をやるか」は学習計画表に書かれている

浜学園の学習計画表には、授業のポイントやアドバイス、達成すべき学習目標が具体的に示され、家庭学習の範囲も記載されています。

「何をやればいいか分からない」と感じている場合、まず開くべきはここです。範囲が明示されているので、今週やるべきことの線引きは、すでに配られています。

もし計画表を見ても回らないなら、それは範囲が分からないのではなく、量か理解のどちらかが詰まっているということです。切り分けの章で確認してください。

復習テストは、1週間の定着度を確認するテスト

復習テストは、前回の授業内容が家庭学習を通してどこまで定着したかを確認するテストです。

復習テストの結果には、授業内容の理解だけでなく、その後の家庭学習でどこまで定着させられたかが表れます。点が取れないときに、まず授業を疑う必要はありません。

分からない問題は浜学園のWebサポートを活用する

浜学園には、Web全問解説講義、公開学力テストのWeb解説、難問解説サービス、学習ナビなど、家庭学習を支える仕組みがあります。利用できるサービスは講座・学年・科目によって異なるため、まずマイページや教室で確認してください。

浜学園についていけない原因を5つに切り分ける

同じ「ついていけない」でも、詰まっている場所によって対策はまったく違います。次の4つに分けてください。

詰まっている場所見分け方対策
①授業の理解授業後に基本問題でも手が止まる授業内容を復習する
②家庭学習の量理解はしているが宿題が終わらない優先順位をつける
③復習テスト同じ単元を繰り返し落としている解き直しを優先
④実力(公開学力テスト)復習テストは取れるが公開で落ちる時間配分・苦手単元を分析
⑤クラス・講座量宿題・特訓・通常授業で常に時間不足受講量や今のクラスでの到達点を相談

①と②の見分け方は「授業当日に1問」

授業から帰ったその日に、扱った基本問題を1問だけ解かせてください。

  • 解ける:授業は理解できている。詰まっているのは量か時間の使い方
  • 解けない:理解が定着していない。量を減らして、Web解説講義に時間を回す

この1問で、次にやることが決まります。

④は「家庭学習不足」とは限らない

復習テストでは点が取れるのに、公開学力テストになると下がる。この状態を「勉強していない」と受け取る必要はありません。

復習テストは範囲がはっきりしている一方、公開学力テストは広い範囲から実力を見ます。求められる力が違うため、差が出るのは自然なことです。

この場合に見るのは点数ではなく、どの単元で失点したのか、時間が足りなかったのか、取れるはずの基本問題を落としたのかの3点です。

公開学力テストで点が伸びない場合は、こちらで詳しく解説しています。

浜学園の公開学力テストで点が取れない原因と対策はこちら

今週から変えられる4つのこと

今週から変えられる4つのこと

① 授業当日に手をつける

復習主義の塾では、授業直後が最も効率のよい時間です。日が空くほど、同じ問題でも時間がかかります。

まとまった時間が取れなくても構いません。授業で扱った基本問題を1〜2問見直すだけで、週の後半の負担が変わります。

② 1問に時間をかけすぎない

分からない問題を15分、20分と考え続けると、他の科目に手が回りません。5分程度を一つの目安に、解き方の方針が立たなければ、印をつけて飛ばしてください。

飛ばした問題は、Web解説講義で確認するか、次の授業で先生に質問します。飛ばすことは、あきらめではありません。

③ 復習テストは「取れたはずの問題」から直す

全問を一度に直そうとすると、次の家庭学習が回らなくなることがあります。まずは、計算ミスや読み違い、あと少しで解けた問題など、「本来なら取れた問題」を2〜3問選んで解き直すところから始めてください。

復習テストの点数が安定しない場合は、こちらも参考にしてください。

浜学園の復習テストで点が取れない原因と対策はこちら

④ 保護者は解き方を教えない

親子だからこそ、感情が入って言い方がきつくなります。「なんで分からないの」と言いたくないのに言ってしまうのは、よくあることです。

解き方の説明はWeb解説講義や先生に任せ、保護者が担うのは次の4つに絞ってください。

  • 学習計画表の範囲を一緒に確認する
  • 始める時間と寝る時間を決める
  • 飛ばした問題があるか確認する
  • 繰り返し落としている単元を記録する

4つ目の記録は、教室に相談するときの材料になります。

学年別|浜学園でつまずきやすい場所

学年別|つまずきやすい場所

小1・小2|点数より、続けられているか

低学年のうちは、難しい問題を解くことより、授業に慣れることと家庭で短時間でも復習する習慣を作ることが中心です。

復習テストの点数が思うように出なくても、向いていないと判断する段階ではありません。授業を嫌がっていないか、親子で強くぶつかっていないかを見てください。

小3・小4|家庭学習の型を作る

この時期は、授業当日に復習する、ため込まない、復習テスト後に直すという流れを固める学年です。

回らないときは、計算・漢字・授業で扱った基本問題を残し、それ以外を削ってください。型が崩れないことのほうが、量より優先されます。

小5|後に響く単元を残さない

小5は、算数で割合・比・速さ・図形など、後の単元の前提になる内容が増えます。

ここで「分かったつもり」のまま進むと、復習テストや公開学力テストの点数が安定しません。繰り返し落としている単元を1〜3個に絞って戻ってください。

小6|志望校に必要な範囲で選ぶ

小6は、すべてをやり直す時間がありません。判断の基準は「志望校で必要かどうか」に変わります。

復習テスト、公開学力テスト、過去問の失点を並べ、志望校で出やすい分野から優先してください。

クラスの基準や位置づけが気になる方は、こちらも参考にしてください。

浜学園のVクラス・Sクラスの基準はこちら

教室の先生への聞き方

家庭で切り分けても改善しない場合は、教室に相談してください。「ついていけていません」だけでは、返ってくる答えも一般的なものになります。

  • 状況を数字で伝える
    例:家庭学習は平日2時間ですが、計画表の算数の範囲までしか終わりません。
  • 切り分けの結果を伝える
    例:授業当日に基本問題は解けるので、量の問題だと思っています。
  • 使える仕組みを聞く
    例:Webの解説講義は、どの範囲まで利用できますか。
  • 到達点を聞く
    例:今のクラスでは、どの問題まで解ければ十分ですか。
  • 授業中の様子を聞く
    例:授業中、手が止まっている場面はありますか。

最後の質問は、家庭では分からないことです。「集中して取り組んでいます」と返ってくれば、家庭での見立てが変わります。

浜学園を続けるか判断する基準

ついていけない状態が続くと、辞めるべきかという判断が必要になります。感覚ではなく、次の基準で分けてください。

状態判断
授業当日に基本問題は解ける。量が終わらない続ける:やる範囲を絞れば回る
特定の科目・単元だけ手が止まる補う:その部分だけ外部に任せる
授業内容がほとんど理解できない状態が数か月続く見直す:クラスや学習環境を検討する
塾に行くこと自体をつらがっている、体調に影響が出ている見直す:成績より優先して環境を変える

学習方法を変えたら、数週間〜1、2か月程度は変化を確認します。偏差値だけで判断せず、授業後に基本問題が解けるか、宿題が回るようになったか、就寝時間を守れているかも確認します。

なお、クラスが下がった直後は誰でも結果が乱れます。1回の結果で判断しないでください。

クラスが下がって不安な場合は、こちらも参考にしてください。

浜学園でクラス落ちした原因と対策はこちら

家庭教師を併用したほうがよいケース

家庭教師を併用したほうがよいケース

ここまでの手順を試したうえで、次の状態が続く場合は、外部のサポートを検討するタイミングです。

  • Web解説講義を見ても、自力で解けるところまで届かない
  • どの単元まで戻ればよいか判断できない
  • 計画表の範囲を、毎週削る判断ができない
  • 復習テストの直しが、毎回たまっている
  • 睡眠時間を削らないと終わらない状態が続いている
  • 小6で、志望校の過去問対策まで手が回らない

目的は「増やす」ではなく「戻る場所を決める」

併用の目的は、浜学園の代わりに授業をしてもらうことではありません。任せたいのは次の役割です。

  • 繰り返し落としている単元を特定し、戻る範囲を決める
  • 学習計画表のどこを削り、どこを残すかを一緒に決める
  • 復習テストの直しを一緒に行う
  • 質問できずに残った問題を拾う

全科目を任せる必要はありません。算数だけ、復習テストの直しだけと目的を絞ると、費用も時間の負担も抑えられます。

併用で失敗しやすいパターン

  • 新しい教材が追加され、計画表の範囲が回らなくなる
  • 浜学園と解法が違い、お子さんが混乱する
  • 基礎が不安定なのに難問演習が増える
  • 睡眠時間や休む時間が減る

無料相談では、浜学園生の指導経験があるか、浜学園の教材と復習テストに対応できるか、講師を交代できるかを確認してください。ここが噛み合わないと、教材が増えるだけになります。

浜学園の教材やテストに対応できる家庭教師を比較しています。

浜学園と併用におすすめの家庭教師はこちら

浜学園についていけない不安を家庭教師で補ったサポート事例はこちら

FAQ|浜学園についていけないときのよくある質問

解説を読んでも分からない問題は、どうすればよいですか?

浜学園には、テキストや公開学力テストの問題をWeb講義で解説する仕組みがあります。親が教えるより負担が少なく、解法も塾と一致します。利用できる範囲は教室で確認してください。

宿題が多くて回りません。全部やるべきですか?

まず学習計画表で今週の範囲を確認してください。それでも終わらない場合は、計算・漢字・授業で扱った基本問題を残し、正答率の低い難問を削ります。削ってよい範囲は教室に確認しておくと安心です。

宿題の削り方は、こちらで詳しく解説しています。

浜学園の宿題が終わらない原因と対策はこちら

復習テストは取れるのに、公開学力テストで点が取れません

2つのテストは役割が違います。復習テストは家庭学習の範囲から多く出題され、公開学力テストは広い範囲で実力を見ます。家庭学習が不足しているとは限りません。失点単元と時間配分を確認してください。

授業中に質問できないようです

質問メモを作ると聞きやすくなります。問題番号、どこまで考えたか、どこで止まったかの3つを書くだけで十分です。それでも難しい場合は、Web解説講義で先に解決する方法もあります。

親はどこまで教えるべきですか?

解き方を教える必要はありません。計画表の範囲確認、始める時間と寝る時間の管理、飛ばした問題の確認、落としている単元の記録に絞るほうが、親子ともに負担が減ります。

ついていけない場合、すぐ辞めるべきですか?

その必要はありません。やる範囲を絞る、Web解説講義を使う、教室に相談するという順で試し、1〜2か月様子を見てください。ただし、通塾自体をつらがっている場合や体調に影響が出ている場合は、環境の見直しを優先しましょう。

まとめ|外から足す前に、今ある仕組みを使い切る

浜学園についていけないと感じたときは、次の順で進めてください。

  • 学習計画表を開いて、今週の範囲を確認する
  • 授業当日に基本問題を1問解かせ、理解か量かを切り分ける
  • 分からない問題は、Web解説講義で解決する
  • それでも回らなければ、教室に到達点を確認する

ついていけないと感じる原因の多くは、理解力ではなく、家庭学習の回し方にあります。そして、その回し方を整えるための道具は、すでに浜学園から配られています。

やる範囲が決まると、睡眠時間が戻り、解き直しの時間が生まれ、声をかける回数も減ります。

それでも家庭だけで戻る単元の特定や削る判断が難しい場合は、浜学園を続けながら、詰まっている部分だけ外部に任せる方法もあります。

浜学園と併用におすすめの家庭教師はこちら

最後までお読みいただきありがとうございました。

目次