「学校に行けない日が続いて、勉強がどんどん遅れていくのが心配…」 「塾に通わせたいけれど、本人が外に出ることや人と会うことに抵抗がある…」
不登校のお子さまを持つ保護者の方から、私が教育プランナーとして働いていた頃に最も多く受けた相談がこの2つです。
結論からお伝えすると、トライのオンライン個別指導塾の「不登校サポートコース」は、自宅から一歩も出ずに、完全マンツーマンで学習の遅れを取り戻せるコースです。さらに、条件を満たせばオンライン受講が在籍校の「出席扱い」として認められた実績もあります。
この記事では、家庭教師のトライで教育プランナーとして勤務していた筆者が、不登校サポートコースの料金の目安・特徴・口コミ・向き不向きまで、現場の実感を交えて解説します。
この記事でわかること
- 不登校サポートコースの基本情報と料金の目安
- 他のオンライン塾・家庭教師と比べたトライの強み
- 出席扱い制度・無料教材(Try IT/トライ式AI教材)の活用法
- リアルな口コミと「向いている家庭・向いていない家庭」
【2026年】トライのオンライン個別指導塾「不登校サポートコース」の基本情報まとめ
まずはコースの全体像を表で確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 小学生・中学生・高校生(不登校・五月雨登校・保健室登校など) |
| 指導形式 | 教師1人・生徒1人の完全マンツーマン |
| 授業方法 | Zoomを使った双方向型授業 |
| 担当体制 | 専任教師+担任の教育プランナー(トライの正社員)のダブル体制 |
| 料金例 | 60分×月4回で小学生14,960円〜/中学生17,600円〜/高校生21,120円〜 |
| 授業時間帯 | 午後・夕方・夜も対応可(生活リズムに合わせられる) |
| 振替 | 前日22時までの連絡で無料振替OK |
| 教師交代 | 何度でも無料 |
| 出席扱い | 在籍校で認められた実績あり。最終判断は学校長 |
| 無料教材 | Try IT(映像授業6,000本以上)・トライ式AI教材(中高生)・教材プラットフォーム |
| 機材サポート | 設定サポートあり。Wi-Fi不要タブレットの貸出も可能 |
ポイントは、「授業を売って終わり」ではなく、教師とは別に担任の教育プランナーが付くことです。学習計画の作成、学校復帰までのフォロー、お子さまとの向き合い方の相談まで、家庭全体をサポートする体制になっています。
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トライのオンライン個別指導塾の料金|不登校だと高くなる?

トライのオンライン個別指導塾の料金は、学年・授業回数・講師ランクによって変わります。
不登校であることを理由に、特別な料金が一律で加算されるわけではありません。
公式サイトで公開されている、スタンダード講師による60分授業・月4回の料金例は次のとおりです。
| 学年 | 60分×月4回の月謝目安 |
|---|---|
| 小学生 | 14,960円(税込)〜 |
| 中学生 | 17,600円(税込)〜 |
| 高校生 | 21,120円(税込)〜 |
学習習慣づくりや基礎のやり直しなら、スタンダード講師から始める方法があります。
一方、受験までの時間が少ない場合や、指導経験が豊富なセレクト講師・プロ講師を希望する場合は、上記より月謝が高くなります。
入会金は11,000円(税込)です。授業回数の追加や端末レンタルを利用する場合は、別途費用がかかることがあります。
講師ランク別の月謝、追加費用、料金を抑える方法については、以下の記事でくわしく解説しています。
トライのオンライン個別指導塾の料金・講師ランク別の月謝をくわしく見る
トライのオンライン個別指導塾が不登校サポートに強い5つの理由

①不登校専門の教育プランナーによる「担任制」サポート
教育プランナーの役割をひと言でいうと、「生徒の目標に対して、先生の指導や方針を正しい方向に整えること」です。具体的には次のような働きをします。
- 学習の遅れを取り戻すオーダーメイド計画の作成
- 学校復帰・進路(通信制高校・フリースクール含む)の提案
- 「子どもへの声かけがわからない」という保護者相談への対応
- 経験の浅い学生教師が担当する場合の指導方針のフォロー
- 先生に直接言いづらい要望(教え方・宿題量・相性など)の相談窓口
もう少し具体的に、定期面談で実際に決めていることを挙げます。
- 今月はどの教科を優先し、どこは一旦ペースを落とすかの整理
- 体調・生活リズムの波に合わせた受講ペースと時間帯の調整
- 受けられなかった授業(未消化のコマ)の把握と振替手配
- 学校の出欠・提出物・進級条件・内申の確認と、家庭がやることの整理
- 面談で出た話を、担当している全講師へ申し送りすること
最後の担当している全講師へ共有し、引き継ぐことは地味ですが、複数教科を受講しているご家庭ほど効いてきます。英語・数学・国語を別々の講師が担当している場合でも、面談で共有された体調の状況や進路の希望は、教育プランナーから担当講師全員へ同じ内容で伝わります。
たとえば体調が落ちている時期であれば、「今は進度を進めることより、受けられた日を増やすことを優先してください」と講師側にブレーキをかけるのもプランナーの仕事です。逆に、保護者の方は「もっと進めてほしい」と思っているのに講師が遠慮している、というズレも面談で解消します。先生に直接言いにくいことを、間に入って翻訳してくれる存在だと考えてください。
トッププロの教師なら指導から志望校選び、宿題の量や内容までトータルで対応できますが、学生教師の場合はそうはいきません。そこを教育プランナーが補うことで、どの教師ランクでも指導の質がしっかり保たれ、先生は授業に専念できるわけです。
この「プランナー職」は他の家庭教師会社にはほとんど存在しない職種で、他社では教師1人が指導も計画も保護者対応もすべて担うことになります。不登校サポートのように学習以外の悩みが大きいケースほど、この差が満足度に直結します。
②不登校・発達障害の指導実績がある教師との完全マンツーマン
トライの登録教師数は全国33万人。正直に言えば教師は都市部に集中していますが、オンラインなら住んでいる地域に関係なく全国の教師から選べるため、地方在住でも不登校指導の経験豊富な教師とマッチングできます。
- 認定心理士や不登校訪問支援カウンセラー資格を持つ教師も在籍
- オンライン指導を専門とする教師もおり、対面と遜色ない成果を出す先生もいる
- 相性が合わなければ何度でも無料で交代可能
- 「話すのが苦手」な子には、聞くだけの時間やチャット中心の授業、カメラオフ授業にも対応
実際の授業では、次のような組み立て方がよく使われます。
- 同じ教科でも曜日で役割を分ける——週2回英語を受けるなら、1日は文法の積み上げ、もう1日は英検の面接対策、といった分け方ができます
- 教科ごとに得意な講師を配置する——英語はA先生、数学はB先生と分けても、全体の方針は教育プランナーが1人で管理します
- 「今の学年」ではなく「今の理解度」から始める——単語を正しく読むところ、計算のやり直しからで構いません
- 体調による中断・短縮に対応できる——マンツーマンなので、途中で休憩を挟んでも、その日は短めに切り上げても、他の生徒に影響しません
講師交代についても補足します。交代は「相性が合わなかったとき」だけのものではありません。同じ先生と長く続けて手応えが薄くなってきたときに、環境を変えること自体が気持ちの切り替えになることもあります。無料で何度でも交代できるからこそ、こうした提案ができます。
そして、これは強調しておきたいのですが、「不登校=勉強が嫌い」ではありません。本人に合ったペースと講師であれば、宿題を一度も落とさずに続けられる子は実際にいます。学校に行けないことと、学ぶ意欲があるかどうかは別の問題です。
発達障害・発達特性のあるお子さまについても、オンライン授業で伸びるケースは実際にあります。マンツーマンで刺激が少なく、慣れた自宅で受けられる環境が合う子には、教室よりむしろ集中しやすい形式です。
③トライ式高等学院・トライ式中等部との連携ノウハウ
トライグループは通信制高校サポート校「トライ式高等学院」と中学生向けフリースクール「トライ式中等部」を運営しており、グループ全体に不登校生支援のノウハウが蓄積されています。トライ式高等学院の大学進学率は一般的な通信制の約3倍とされており、「不登校からの大学進学」という進路にも現実的な道筋を示せるのが強みです。
実際に多いのが、通信制高校(トライ式高等学院を含む)とオンライン個別指導を併用し、役割を分ける使い方です。
- 通信制高校側:レポート・提出物・スクーリングをこなして評定を確保する
- オンライン個別側:英語・数学など、大学受験で必要になる科目の学力を積み上げる
通信制高校は自分のペースで学べる分、提出物さえ計画的にこなせば評定を高く保ちやすい傾向があります。評定が高ければ、学校推薦型選抜や総合型選抜という進路が現実味を帯びてきます。「一般選抜で戦えるだけの学習量を確保するのは難しいけれど、評定なら積み上げられる」という不登校生にとって、これは大きな武器です。
さらに、同じトライグループ内であれば、高等学院側の面談で出た進路の話を、オンライン個別側の面談でも踏まえて計画を立てられます。別々の会社を併用していると、この情報共有はご家庭が自分で行うことになります。
④「出席扱い」の実績がある
文部科学省は、不登校の児童生徒がICTを活用して自宅学習した場合、条件を満たせば在籍校の出席扱いにできる制度を認めています。トライのオンライン個別指導塾には、受講が実際に出席扱いとして認められた実績があります。
具体的な進め方としてはとしては、次の順番で進めるとスムーズです。
- 在籍校(担任・学年主任・管理職)へ、出席扱いの前例と必要な条件を確認する
- 教育プランナーへ、学校提出用の学習計画・授業記録を出してもらえるか確認する
- 学校指定の書式がある場合は、それに合わせて記録の出し方を調整する
内申点が関わる中学生にとって出席日数は大きな不安材料です。学校との調整方法も含めて、面談時に相談してみてください。
⑤生活リズムに合わせられる柔軟な受講システム
不登校のお子さまは、朝起きられない・体調に波があるケースが少なくありません。トライのオンラインは、
- 午後・夕方・夜の時間帯でも受講可能(講師と相談のうえ、平日の昼間に枠を作ることもできる)
- 前日22時までの連絡で無料振替
- 自宅の慣れた環境で、移動・対面のストレスゼロ
と、「今日は無理かも」に対応できる仕組みが揃っています。「塾に行けなかった」という失敗体験を積ませずに済むのは、オンラインならではのメリットです。
意外と重要なのが「学校に行っている時間帯に授業を入れられるか」です。夜は疲れて集中できない子もいれば、朝がどうしても起きられない子もいます。オンラインは講師と直接相談して曜日・時間を決めるため、本人の体調が比較的安定する時間帯に合わせやすいのが利点です。
また、体調の波で数週間まったく受けられない時期があっても、受けられなかった授業(残っている回数)は教育プランナー側で把握されており、回復してから振替授業として受ける形で調整できる場合があります。「休んだ分がそのまま消えてしまう」不安が少ないのは、長く続けるうえで地味に効いてきます。※振替の条件は契約内容によって異なるため、入会前に必ず確認してください。
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【比較】他のオンライン塾・オンライン家庭教師とは何が違う?
ここまで挙げた強みが、他のサービスと比べてどれくらい特徴的なのかを整理します。
不登校での利用を前提にすると、比べるべきなのは料金と授業の質だけではありません。体調が崩れたときにどう扱われるか、学校とのやり取りを誰が担うかまで含めて見てください。
| 比較項目 | トライのオンライン個別指導塾 | 一般的なオンライン家庭教師 | 映像授業・AI教材型 |
|---|---|---|---|
| 担任サポート | 教育プランナーが専任で付く | 講師が計画も保護者対応も兼任することが多い | 基本なし(チューター制の場合あり) |
| 指導形式 | 完全1対1の双方向授業 | 1対1が中心 | 映像視聴+質問対応 |
| 担当講師 | 毎回同じ講師が担当する専任制 | 会社によっては毎回講師が変わるシフト制 | 該当なし |
| 講師交代 | 何度でも無料 | 会社により回数制限・有料の場合あり | 該当なし |
| 教材 | 無料教材で完結させることも可能 | 市販教材の購入が中心 | 受講料に含まれることが多い |
| 学校・進路の相談 | プランナーが担当(出席扱いの記録も相談可) | 講師の裁量による | 基本なし |
| 不登校向けの併設機関 | トライ式高等学院・トライ式中等部 | なし | なし |
特に見落とされやすいのが「担当講師が毎回同じかどうか」です。オンライン家庭教師のなかには、予約した時間帯に空いている講師が担当するシフト制のサービスもあります。効率の面では合理的ですが、不登校のお子さまには負担になりがちです。
毎回講師が変わると、そのたびに自己紹介からやり直しになり、「どこでつまずいているか」「どんな声かけなら安心できるか」も引き継がれません。人と話すこと自体にエネルギーを使うお子さまにとって、これは授業内容以前のハードルです。
トライは専任制なので、同じ先生と関係を積み上げていけます。「先生が変わらないこと」と「合わなければ何度でも無料で変えられること」が両立しているのが、他社と比べたときの分かりやすい違いです。
不登校サポートで差が出るのは、授業そのものよりも「授業以外の部分を誰が引き受けるか」です。学習計画、学校とのやり取り、体調に合わせたペース調整、進路相談——これらを保護者だけで背負わずに済む点が、トライを選ぶ最大の理由になります。
なお、上記の他社欄は一般的な傾向であり、実際の対応は会社によって異なります。ほかに検討中のサービスがある場合は、この7項目をそのまま質問リストとして使うと比較しやすくなります。
自習室はなくても大丈夫|授業がない日の自学を支える無料教材
オンライン受講には自習室がありません。「家では集中できないのでは」と不安に感じる方も多い部分だと思います。
ただ、不登校のお子さまが遅れを取り戻せるかどうかを分けるのは、自習室に通えるかどうかではありません。週1〜2回の授業がない日に、何をどこまで進められるかです。トライはその部分を、追加費用のかからない教材でカバーしています。
| 教材 | 対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| Try IT | 中学生・高校生 | 映像授業6,000本以上が永久無料。学校でも活用されるほど浸透しており、自主学習用として推奨。会員なら入試対策の特別授業も視聴可 |
| トライ式AI教材 | 中学生・高校生 | 約10分のテストでAIが単元ごとの理解度を診断。「どこから遅れているか」が一覧で見える |
| 無料教材プラットフォーム | 全学年 | 全学年・全教科対応で、中学受験対策まで含まれる。オンライン授業ではほとんどのケースで活用されている |
「AI診断→映像授業→マンツーマン」の3ステップで遅れを埋める
特に不登校の中高生には、「AI教材で抜けている単元を特定→Try ITの映像授業で埋める→マンツーマン授業で定着させる」という組み合わせが効果的です。学校の授業を長期間受けていない場合、「どこがわからないのかがわからない」状態になりがちですが、AI診断がその特定を10分程度で済ませてくれます。
宿題を映像授業で出せば、わからない問題で1週間止まらない
現場でよく使われているのが、宿題そのものをTry ITの映像授業で出すやり方です。紙の問題集だけを宿題にすると、わからない問題で止まったときにそこで手が止まり、次の授業まで丸一週間何も進まないことがあります。映像授業なら詰まった単元をその場で見直せるため、授業がない日の学習が途切れにくくなります。
教材費が別途かからないため、月謝以外の出費を抑えやすい
教材費の観点も見逃せません。一般的なオンライン塾では指定教材の購入が必要だったり、教材費が別途かかったりすることがあります。トライは無料教材で完結させることもできるため、月謝以外の出費を抑えやすい設計です(受験学年で市販の問題集を併用することはあります)。
小学生は「全学年対応の無料教材プラットフォーム」が軸になる
小学生はAI教材の対象外ですが、その分全学年対応の無料教材プラットフォームが軸になります。実際のオンライン授業では、教師がこのプラットフォームをほとんどのケースで活用しています。ご家庭がわざわざ教材を買いそろえる必要がなく、教師側も教材準備の手間なく指導に集中できるのが、現場で使われ続けている理由です。
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【学年別】不登校生の学習目標とトライの活用方法

不登校期間や進路によって、優先すべき学習内容は変わります。
小学生|学習への自信と生活リズムを取り戻す
小学生は、遅れを一気に埋めるよりも、「決まった時間に机へ向かう」「先生と一問解く」という学習習慣づくりが優先です。
- 算数・国語の基礎までさかのぼる
- 学校の教科書やプリント、無料教材プラットフォームを使って学習する
- 中学校進学へ向けて必要な単元を整理する
- 希望する場合は中学受験対策へ移行する
教育プランナーとの面談では、「今月はここまで」というゴールを小さく区切って設定します。学年より下の単元に戻ることへ保護者の方が不安を感じることもありますが、戻ったほうが結果的に早く追いつきます。教材は無料の教材プラットフォームで足りるため、参考書を買いそろえる必要もありません。
オンラインでも中学受験合格は可能です。無料教材プラットフォームは中学受験対策まで対応しており、教師も中学受験経験のある学生教師(学生アドバンス)やプロ教師から選べます。「不登校だから中学受験は無理」とあきらめる必要はありません。
なお、オンライン受講の中心は小学3〜4年生以降です。幼児や小学1〜2年生は画面越しだと集中の維持が難しいため、対面の家庭教師を選ぶご家庭が多いのが実情です。
中学生|高校進学を見据えて基礎と受験対策を両立する
中学生は、学習の遅れに加えて、高校受験や進路への不安が大きくなります。
- 英語・数学を前学年まで戻って復習する
- 学校の定期テストや提出物へ対応する
- 模試の答案から優先して伸ばす単元を決める
- 全日制・通信制などを含めて進路を検討する
- 志望校・併願校・安全校の受験計画を作る
学校の進路面談へ参加しにくい場合でも、教育プランナーへ受験校選びを相談できることが心強い点です。なお、公立高校入試は多くの都道府県で中3の評定(内申点)が合否に直結します。
定期テストと提出物にどこまで対応できるかで、中3の12月の三者面談時点の選択肢が変わってしまうため、「出席扱いの確保」と並行して「評定を1つでも上げる教科を決めて守る」戦略を、早めに教育プランナーと立てておくことが大切です。
また、中学生の場合は進路の考え方が大きく2つに分かれます。
- 高校受験をする場合——内申点(評定)と出席日数が中心の課題になります
- 中高一貫校などで内部進学する場合——内申よりも出席日数・欠点(赤点)・進級条件が課題になります。コースの維持条件がある学校もあるため、まず在籍校の規定を確認するところから始めます
後者は見落とされがちですが、「進級自体はできるが、このままだと希望のコースには残れない」というケースは実際にあります。学校の規定を早めに確認し、どの教科を優先して守るかを決めておきましょう。
面談で丁寧に扱うのが、「本人の志望と現状の距離」です。目標が高いこと自体はまったく問題ありません。ただ、そこへ届くために今どれくらいの演習量が必要なのかを早い段階で共有しておくと、ご家庭も講師も動きやすくなります。教育プランナーは、その距離を否定せずに示したうえで、体調と相談しながら現実的な一歩へ落とし込む役割を担います。
英検などの外部検定を、内申や将来の大学受験に備えて先に取っておく戦略もあります。ただし、申し込んで会場まで行ったのに、当日は受けられずに帰ってくることもあります。これは失敗ではなく「会場まで行けた」という一歩です。次は下見だけ、その次は受験、と段階を踏む方法をプランナーと相談してください。
高校生|単位・進級を確認しながら大学進学へ備える
高校生は、学習の遅れだけでなく、出席日数・単位・進級条件を早めに確認する必要があります。
- 在籍校の単位・進級条件を学校へ確認する
- 定期テストやレポートへ対応する
- 一般選抜・推薦・総合型選抜から受験方式を選ぶ
- 小論文・面接・志望理由書を準備する
- 必要に応じて通信制高校への転校や高卒認定も含めて相談する
「志望校が決まらない」という状態も、不登校を経験したお子さまではごく普通のことです。面談では、次のような順番で少しずつ具体化していきます。
- 興味の種を拾う——雑談で出てきた分野、好きな考え方の傾向、苦手な教科を整理します。「理系科目は嫌いだが考え方は理系寄り」といったズレも大事な情報です
- 入試方式を説明する——一般選抜・学校推薦型・総合型選抜の違いと、必要な科目数・評定の目安を説明します
- 小さな行動につなげる——通える範囲のオープンキャンパスを案内し、まず雰囲気を見に行くことを提案します
- 学習面の準備を早めに始める——その学部で数学や理科が必要になりそうなら、本人のペースや体力とスケジュールを確認しながら受講科目の追加を検討します
ポイントは、志望校を大人が決めて押し付けないことです。興味のある分野に理科や数学が必要だとわかった瞬間に、本人が引いてしまうこともあります。そのときは「だからあきらめる」ではなく、「その科目を今から始めるとどうなるか」「その科目を使わない受験方式はあるか」を一緒に検討します。不登校を経験したお子さまにとって、大学のキャンパスへ実際に足を運べたこと自体が大きな一歩です。
総合型選抜を検討する場合は、トライが開催する総合型選抜のオンラインセミナー(無料)に参加するのもおすすめです。無料で参加するご家庭が多く、入試方式の全体像をつかむ入口として活用できます。
高校によって規定が異なるため、塾だけで判断せず、在籍校と連携しながら学習計画を作ることが重要です。こういった学習計画も、講師と教育プランナーが二人三脚でサポートします。
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トライのオンライン個別指導塾の不登校サポートの良い口コミ・悪い口コミ
トライのオンライン個別指導塾について、不登校での利用を明記した公開口コミはまだ多くありません。
そこで、ここでは不登校のご家庭が特に気になる、教育プランナーの対応、講師との相性、出席扱いへの連携、料金、通信環境に関する口コミを紹介します。
良い口コミ|講師だけでなく学習計画や学校との連携も評価されている
本部の方は、面談の際にアドバイスを頂きました。一緒にテストを見て、どの部分が出来ておらず、今後はどのような部分に力を入れていえばいいのか一緒に話し合ってくれました。
引用元:塾選
学校と連携、テスト、授業の出席扱い等はやって頂きありがたいです。
引用元:塾ナビ
苦手な単元については、集中的に問題を解き、どこでつまずいているのかを丁寧に指導してくれた。講師と子どもの相性が良かったようで、講師の言葉に励まされていた。
引用元:塾選
良い口コミからは、講師が苦手単元を教えるだけでなく、教育プランナーがテスト結果を分析し、今後の学習内容を一緒に考えてくれたことがわかります。
不登校生の場合、週1回の授業だけで遅れを取り戻すのは難しいため、授業がない日に何をするかまで計画してもらえることは大きなメリットです。
また、学校との連携や出席扱いについて支援を受けられたという口コミもあります。
ただし、トライを受講すれば必ず出席扱いになるわけではありません。必要な条件や提出書類は学校によって異なり、最終的には在籍校の校長が判断します。
悪い口コミ|プロ講師を選ぶと高くなり、通信環境に左右されることもある
先生の費用は、確かに他社と比べて安かったが、結局プロの先生にご指導頂くことになり、倍以上の費用がかかった。
引用元:塾ナビ
オンラインのため、一対一で、先生と和気あいあいとした雰囲気で授業を進めていた。また、こちらの都合で授業時間を変えてもらったり、フレキシブルに対応してくれた。ただ、通信がうまくいかないことが何度かあり、授業時間が短くなってしまったこともあった。
引用元:塾選
悪い口コミからは、選ぶ講師ランクによって料金が大きく変わることと、自宅の通信環境によって授業が中断する可能性があることがわかります。
公式サイトに掲載されている月謝は、各学年の最安料金例です。指導経験が豊富なセレクト講師やプロ講師を希望すると、スタンダード講師より料金が高くなります。
無料学習面談では、最初に提示されたプランだけでなく、スタンダード講師・セレクト講師・プロ講師それぞれの料金を確認しましょう。
通信トラブルを防ぐためには、無料体験授業を実際に授業を受ける部屋と端末で試し、音声・映像・画面共有が安定しているかを確認することが大切です。
口コミからわかる入会前の確認ポイント
- 講師との相性——会話を急かさず、できたことを認めてくれる先生か
- 授業外の学習計画——次の授業までに何をするか、具体的に決めてもらえるか
- 講師ランク別の料金——プロ講師へ変更した場合の月謝まで確認する
- 出席扱いへの対応——学校へ提出できる授業記録や学習計画があるか
- 通信環境——実際に使用する端末と部屋で無料体験を受ける
- 欠席・振替条件——体調不良で受講できない場合の連絡期限を確認する
不登校のお子さんは、体調や気分によって授業へ参加できない日もあります。
「せっかく料金を払っているのに」と成果を急ぐよりも、最初は週1回Zoomに入る、先生と一言話すなど、無理なく続けられる目標から始めることが大切です。
※口コミは利用者個人の感想であり、すべてのご家庭で同じ対応や成果を得られることを保証するものではありません。
失敗を防ぐ!不登校サポートコースの向き不向きチェック
向いている生徒・ご家庭
- 外出や対面に抵抗があり、自宅で学習を再開したい
- 学習の遅れをどこから取り戻せばいいかわからない
- 出席扱い制度を活用して内申の不安を減らしたい
- 進路(通信制高校・大学進学含む)まで相談できる伴走者がほしい
- 生活リズムが不安定で、固定時間の通塾が難しい
- 無料教材を活用して5教科の学習量を増やしたい子
- プロ講師の指導を受けたいが、対面だと予算が厳しい
- 通信制高校・サポート校と併用し、学力面だけを塾に任せたい
向いていない生徒・ご家庭
- 幼児〜小学1・2年生で、画面越しの集中が難しい(→対面の家庭教師のトライを検討)
- 家庭環境まで見たうえでの全体的なサポートを求めている(→対面の家庭教師のトライが向く)
- 自習室に通って学習量を確保したい・他の生徒からの刺激がほしい(→個別教室のトライやトライ式中等部が選択肢)
また、不登校の背景に心身の不調がある場合は、塾だけで解決しようとしないことも大切です。
学校、医療機関、スクールカウンセラー、教育支援センターなどと連携し、学習より休養を優先する時期かも含めて判断してください。
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トライ(家庭教師・個別教室・オンライン)の違い
トライには、家庭教師、個別教室、オンライン個別指導という3つの学び方があります。
| 比較項目 | 家庭教師のトライ | 個別教室のトライ | オンライン個別指導塾 |
|---|---|---|---|
| 授業場所 | 自宅 | 教室 | 自宅など |
| 指導形式 | 完全1対1 | 完全1対1 | 完全1対1 |
| 外出の必要 | なし | あり | なし |
| 人が家に入る | あり | なし | なし |
| 講師の選択範囲 | 訪問できる地域が中心 | 教室の在籍講師が中心 | 全国から探しやすい |
| 自習スペース | なし | あり | なし |
| 向いている状態 | 対面で人と関わる練習もしたい | 少しずつ外出する習慣を作りたい | 外出・訪問のどちらも負担が大きい |
家庭教師が向いている子
学習面だけでなく全体的なサポートを希望する家庭/小1〜2の低学年。家族以外の大人と対面で話す練習にもなります。
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個別教室が向いている子
短時間の外出ならできる、家では集中できない、自習スペースを使いたいという子には個別教室が候補になります。最初は週1回の授業だけ、慣れたら自習も利用するという段階的な通い方ができます。
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オンラインが向いている子
外出にも訪問にも抵抗があり、画面越しなら人と関われる子にはオンラインが向いています。全国から講師を探せるため、近隣に不登校支援の経験者が少ない地域にもメリットがあります。
トライのプロ講師に指導をお願いしたいけど、予算が厳しいと感じる家庭にもトライのオンライン個別指導塾は向いています。
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最初から一つに固定する必要はありません。オンラインで先生との会話や学習習慣が安定した後、家庭教師や個別教室へ移行する方法もあります。
トライのオンラインと不登校に関するよくある質問
トライのオンライン個別指導塾を受講すると出席扱いになりますか?
受講するだけで、自動的に出席扱いになるわけではありません。
出席扱いを希望する場合は、まず担任や学年主任、学校管理職へ相談し、必要な条件や学習記録の提出方法を確認しましょう。
あわせて、トライ側にも、授業内容・学習時間・学習計画など、学校へ提出できる記録を用意してもらえるか確認してください。最終的に出席扱いとして認めるかどうかは、在籍校の校長が判断します。
高校生もオンライン学習を出席扱いにできますか?
高校生は、小学生・中学生と同じ出席扱い制度ではありません。
出席日数や単位認定、進級条件は学校によって異なります。オンライン授業を利用する前に、在籍している高校へ個別に確認してください。
カメラを嫌がる場合でも受講できますか?
最初から顔を映して60分間会話する必要はありません。
トライの公式コラムでは、カメラをオフにして音声だけで始める方法や、チャットを活用する方法も紹介されています。実際の対応は、入会前に教育プランナーへ相談してください。
- 最初は保護者だけが先生と話す
- カメラを切り、音声やチャットだけで参加する
- 慣れてきたら手元やノートから映してみる
「Zoomに入れた」「チャットで一度答えられた」といった小さな一歩も、十分な前進です。顔出しを急がず、本人が安心できる方法から始めましょう。
授業中に体調が悪くなってしまう場合はどうすればいいですか?
途中で休憩を挟む、その日は短めに切り上げる、といった対応が可能です。マンツーマンなので、他の生徒へ影響することはありません。
「先生に申し訳ない」と感じて授業自体を休みがちになるお子さまもいますが、その気兼ねを減らすのも教育プランナーの役割です。体調の状況を先に講師へ共有しておけば、講師側も進度ではなく「受けられた日を増やすこと」を目標に切り替えられます。
なお、体調不良が続く時期は、学習より休養を優先すべき場合もあります。医療機関やスクールカウンセラーとも相談しながら判断してください。
パソコンがなくても受講できますか?
スマートフォン・タブレット・パソコンから受講できます。
ただし、教材や教師の板書を見やすくするなら、画面の大きいパソコンかタブレットがおすすめです。
機材を用意できない場合は、Wi-Fi回線なしで利用できるタブレットの有料貸し出しもあります。
子どもがほとんど話せないのですが、授業になりますか?
なります。最初は聞くだけの時間やZoomのチャット機能でのやり取りから始め、回数を重ねて少しずつ話せるようになるお子さまが多いです。カメラオフでの受講も相談可能です。
昼間の時間帯でも授業を受けられますか?
オンラインは教師と相談して授業日時を決められるため、日中の授業も相談できます。
起立性調節障害などで朝が難しい場合は、本人の体調が比較的安定する時間帯をあらかじめ伝えましょう。
模試は受けられますか?会場に行くのが不安です
地域の会場模試の中には、自宅受験に対応しているものがあります。私が担当していた地域では、問題用紙をご家庭へ発送し、自宅で解いた答案を返送すると、後日成績表が届く流れで受験できました。不登校・五月雨登校のお子さまにとって模試は「会場の場慣れ」より先に「今の立ち位置を知る」ことが目的なので、まずは自宅受験から始め、慣れてきたら会場受験に切り替えるという段階を踏めます。対応する模試は地域・時期で異なるため、教育プランナーに確認してください。
体調が悪く授業を受けられない場合は振替できますか?
授業の振替は前日の22時までに連絡することが条件です。体調に波がある場合は、入会前に当日欠席や振替の扱いを必ず確認しましょう。
保護者だけで無料相談を受けられますか?
最初からお子さんが相談や体験授業に参加することが難しい場合は、まず保護者だけで現在の状況や希望を伝えてみましょう。
本人に負担の少ない授業時間、カメラの使い方、講師のタイプなどを事前に相談できます。
無理な勧誘はある?相談から授業開始までの5ステップ

トライの公式サイトでは、無料学習面談の説明を聞いたうえで、納得した場合のみ契約へ進み、その場ですぐに入会を決める必要はないと説明されています。
STEP1|資料請求・問い合わせ
公式サイトから資料請求または無料学習面談を申し込みます。フォーム入力は約30秒。電子パンフレットがすぐ届きます。
STEP2|教育プランナーとの無料学習面談
現在の生活状況、学習の遅れ、希望する進路、本人が苦手な関わり方などを伝えます。
お子さんの参加が難しい場合は、保護者だけで相談できるか確認しましょう。
STEP3|学習プランと料金の確認
学習の開始地点、受講科目、授業時間、教師ランク、毎日の課題、月謝を確認します。
「まずは週1回で」「月○万円以内で」と予算と希望をはっきり伝えることが大切です。
STEP4|教師の選定・無料体験
希望する性別、性格、不登校生の指導経験、志望校対策の経験などを伝え、教師を選んでもらいます。
体験授業では、教え方だけでなく、話す速さ、待ち方、声の大きさ、本人の疲れ方を確認してください。
STEP5|納得できたら授業開始
本人が「同じ先生なら、もう一度受けてもよい」と感じられたかを確認してから始めましょう。
体験授業を受けた当日に、無理に結論を出す必要はありません。
体験授業で確認する5つのポイント
- 不登校生への声かけや待ち方が本人に合っているか
- 学年ではなく、現在の理解度から始めてもらえるか
- 授業がない日に何をするか具体的に決まるか
- 進路・模試・受験校について教育プランナーへ相談できるか
- 通常月と受験期を含めた総額が予算内か
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まとめ|トライのオンラインは不登校から進学を目指す子の選択肢
トライのオンライン個別指導塾は、外出や対面に負担がある不登校生が、自宅から勉強と人とのつながりを再開できるサービスです。
しかし、最大の魅力は「家で授業を受けられること」だけではありません。
教師による完全マンツーマン授業に加えて、教育プランナーへ学習計画・模試・志望校・併願校・家庭学習まで相談できます。
そのため、今の学習の遅れを埋めたい子だけでなく、不登校でも高校進学・大学受験をあきらめたくない子に向いています。
一方で、オンラインには通信環境、機材、自宅での集中、教師との相性といった注意点があります。授業回数や教師ランクを上げると料金も高くなるため、最初は必要な科目に絞ることが大切です。
また、トライの受講が出席扱いとして認められた実績はありますが、自動的に認定されるわけではありません。希望する場合は、在籍校とトライの両方へ早めに相談しましょう。
不登校支援の目標は、すぐに元の学校生活へ戻すことだけではありません。
決まった時間にZoomへ入れた、先生へ一言返せた、前は解けなかった問題が一問できた。
その小さな変化を積み重ねることが、学習への自信と次の進路につながります。
まずは保護者だけでも無料学習面談を利用し、本人に無理のない授業時間、教師のタイプ、カメラの使い方、学習の開始地点を相談してみてください。
家庭教師・個別教室とも比較し、お子さんが最も安心して「この方法なら続けられそう」と感じる学び方を選びましょう。
※本記事に記載した現場の傾向や進め方は、筆者が教育プランナーとして勤務していた当時の一般的な経験に基づくものであり、特定の生徒・ご家庭の情報は含みません。制度・料金・サービス内容は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。成果には個人差があります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。




