トライのオンライン個別指導塾は高校受験に使える?中学生コースの実態

「トライのオンライン個別指導塾は、高校受験で本当に使えるのか」——資料請求の前に、多くの保護者の方がここで手を止めます。

先に結論からお伝えします。トライのオンライン個別指導塾は、公立・私立とも高校受験に対応できます。トライだけで合格することも可能です。ただし、そのためには条件があります。

志望校まであと何点必要かを数字で出せているか

お子さまと相性の合う講師がついているか

授業と授業のあいだに家で勉強する時間があるか

この3つがそろえば、週1〜2回のマンツーマンでも十分に戦えます。

公式サイトには「完全マンツーマン」「教育プランナーがサポート」と書かれています。ただ、お子さまの受験を任せるかどうかを決めるために本当に知りたいことは、そこからは見えてきません。この記事では、実際の面談で行われていたことをもとに、次の6点にお答えします。

この記事でわかること
  • 高校受験の対策は、どこまでやってもらえるのか
  • 講師のレベルはどうなのか。どのランクを選べばいいのか
  • 自習室がないけれど、家で勉強できるようになるのか
  • 教育プランナーがいると、他の塾と何が違うのか
  • 払ったお金に見合う結果が出るのか
  • 塾との併用はどう使うのか。トライだけで合格できるのか

「週1回60分で足りるのか」「夏休みはどれくらい増やすべきか」といった、入会後に必ずぶつかる判断のイメージまでつかめるはずです。

目次

トライのオンライン個別指導塾の特徴|高校受験を支える2人体制

トライのオンライン個別指導塾の中学生コース(高校受験)の基本

トライのオンライン個別指導塾は、「担当講師」と「教育プランナー」の2人がつくのが最大の特徴です。

  • 担当講師:毎回同じ講師がマンツーマンで、週1〜4回の授業を担当し、宿題を出す
  • 教育プランナー:授業はせず、面談で志望校・成績・回数・教材の方針を決める

授業は完全マンツーマンのオンライン(Zoom等)で、時間は60分・90分・120分から選べます。回数は週1回から、受験期には週4回以上まで増やせます。

指導事例を並べると、中学生のスタートラインは次のあたりが標準的でした。

パターン時間・回数科目
苦手1科目の立て直し週1回60分英語のみ など
主要2科目の受験対策週2回60〜90分英・数など
5科目をまとめて見てもらう週2回90分5科目を状況で切替
受験直前・総復習期週3〜4回90〜180分英数中心+理社

ここで先にお伝えしておきたいのは、「入会したときの回数のまま1年間続く」ケースはほぼないということです。面談のたびに志望校まであと何点足りないかを計算し、回数や時間を組み替えていくのが実際のやり方でした。つまり入会時の月謝=1年間の月謝ではありません。ここは料金の章で詳しく書きます。

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公立・私立の高校受験に対応|内申と苦手科目を個別対策

トライのオンライン個別指導塾で高校受験対策はどこまでできるのか

結論からいうと、公立・私立とも、一般入試も推薦入試も対応できます。ただし性格はまったく違います。トライの中学生コースは「受験生活をまるごと預ける進学塾」ではなく、必要なところだけを取り出して手当てするサービスです。

対応してもらえる範囲

  • 入試本番に向けた5科目の対策:中1・中2までさかのぼった立て直しも含む
  • 内申点(評定)の対策:定期テスト対策と、提出物・課題の管理
  • 推薦入試の条件クリア:必要な内申の数字や欠席日数の条件に合わせた優先順位づけ
  • 英検などの資格対策:級別の対策も可能
  • 都道府県ごとの入試制度に合わせた対策:入試対策テキストも県別のものがあります

とくに中学生で見落とされがちなのが、都道府県によって力を入れるべき場所が変わる点です。たとえば広島県のように中3の評定を3倍にして計算する制度の地域では、同じ偏差値帯の高校を目指していても、当日の点数より内申点の比重がぐっと高くなります。この違いを前提に話ができるかどうかは、実はかなり大きな差になります。

逆に、トライが苦手なところ

  • まわりに同じ受験生がいる緊張感や、競い合う空気はありません
  • 自前の大きな模試はなく、模試は学校や地域の主要模試を受ける形になります(申し込みの案内は面談でしてもらえます)
  • 「◯◯高校対策コース」のようなパッケージはありません

うまくいくかどうかは、この3つで決まります

つまり「対策できるかどうか」ではなく「使い方しだい」というのが正確な答えです。事例を見比べると、成果が出るかどうかは次の3つで決まっていました。

  1. 今の成績と志望校の差を、数字で出してくれる人がいるか(→次の章
  2. その科目に合った講師がつくか(→講師の章
  3. 授業と授業のあいだ、家で勉強する時間をつくれるか(→自習の章

この3つを順に見ていったうえで、最後に「トライだけで合格できるのか」にお答えします。

教育プランナーが志望校との差を数値化|面談で受験計画を調整

教育プランナーが志望校との差を数値化|面談で受験計画を調整

多くの個別指導塾は、教室長が営業も管理も面談も兼ねています。トライは授業をする講師と、面談を担当する教育プランナーが分かれているのが構造上の違いです。

複数の事例を並べると、面談で扱う内容はほぼ同じ型でした。近況を聞くだけの場ではなく、決まった項目を順に確認していく場です。

面談で必ず確認される7項目

  1. 担当講師の様子:相性、宿題をやってきた割合、小テストの正答率、講師の空き状況
  2. 習い事・部活:引退時期や大会日程(=勉強時間が増えるタイミングの確認)
  3. 家での勉強:普段の勉強時間、テスト前の詰め込み具合、宿題にいつ手をつけているか
  4. 成績:定期テスト・実力テスト・模試の点数を科目ごとに分け、落とした原因まで特定
  5. 内申点:科目ごとの数字と、提出物・授業態度・平常点の中身
  6. 志望校:第1〜第3志望と、必要な偏差値・内申までの距離
  7. 今後:夏休み・2学期の予定、回数を変えるかどうか、次回の面談日

他塾との一番の違いは「原因を分けて、数字にする」こと

ここが最大のポイントです。「もっと頑張ろう」で終わらせず、あと何点必要かと、どこで点を落としているかを分けて出します

目標偏差値50に届くには1科目40点必要。英語は文法問題で30点分、数学は大問1・2で50点分ある

このように、「どの大問で何点取れば届くか」まで具体的にします

点を落とした原因の分け方も同じです。「英語はスペルミス、数学は符号ミスと計算ミスで10点以上、理科は暗記は取れているが計算ができない、社会は漢字指定に対応できていない」——ここまで分けたうえで、「数学は必ず5分見直しをする」といったルールに落とし込みます。原因が「勉強不足」ではなく「見直しをしていないこと」だと分かれば、打つ手が変わるからです。

決めたことが、そのまま講師に伝わる仕組みがある

面談で決まった方針は、担当講師への依頼という形で共有されます。実際に出ている依頼は、こうした内容です。

  • 「宿題を少しずつ多めに出していただけたらと思います」
  • 「9〜10月に120分×月4回ずつの指導をご希望です。ご調整可能でしょうか」
  • 「数学の見直しをしたか、毎回の宿題や演習ごとに確認いただきたいです」
  • 「学校課題を宿題の中に入れてください。範囲はご家庭から共有があります」

「面談はしたけれど授業は何も変わらない」ということが起きにくいのは、この仕組みがあるからです。個別指導塾でよくある不満が構造的に起きにくくなっている、という言い方もできます。

正直に書くと、教育プランナーにも合う・合わないはあります

教育プランナーも人なので、合わなければ変更を申し出て構いません。そして面談の質は、ご家庭がどれだけ情報を出すかでほとんど決まります。成績表、通知表の数字、志望校、部活の予定、そして出せる金額の上限。とくに予算は最初に伝えてください。言わないままだと、必要な提案が全部乗った形になりがちです。

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全国の講師から相性のよい先生を選べる|講師ランクの使い分け

講師にはランクがあり、ランクによって料金が変わります。事例から読み取れる使い分けは次のとおりです。

ランクどんな講師か向いている使い方
学生講師(スタンダード/セレクト)現役大学生得意科目の問題演習、家での勉強のチェック役
社会人講師(オフィシャル等)指導経験を積んだ講師5科目をまとめて見る、学校の勉強のフォロー
プロ講師(オンラインプロ等)指導を仕事にしている講師受験対策、資格対策、さかのぼっての立て直し

実際の使われ方で目立つのは、「立て直しが必要な科目は社会人・プロ講師、得意で伸ばすだけの科目は学生講師」という分け方です。「数学は好きなので学生講師で」「予算的に国語は学生講師で」といった選び方が普通に通ります。科目ごとに違うランクを組み合わせられるので、全科目を同じランクにする必要はありません。

ランクより効くのは「希望条件を細かく伝えること」

ここが現場の本音です。講師を手配するとき、成績や学力以外の条件も伝えられます。実際に「頭が良い先生が好き」「言われればやるタイプ」といった性格面の情報や、受講できる曜日と時間帯(水金の19:00〜22:00、月の20:30〜22:00など)まで指定して手配していました。

条件を出さないと、どうしても「その時間に空いている講師」に寄ります。細かく希望を伝えるご家庭ほど、相性のいい講師に当たっているというのが実感です。オンラインなので、地域に関係なく全国の講師から選べるのも利点です。

回数を増やしたくても、講師の空き時間が足りず実現できないことがあります。「9〜10月は週4回に」という希望に対して、まず講師に調整できるか確認する——という流れが一般的です。増やしたい時期がある場合は、早めに教育プランナーへ相談するのが得策です。

トライの講師のランクと指導レベルについてくわしい記事はこちら

志望校までの点差から授業量を決められる|回数・時間の選び方

トライのオンライン個別指導塾の授業の回数と時間はどうやって決まるのか

「志望校まであと何点か」から決める

どの事例にも共通するのは、必要な点数・内申と今の数字の差を出し、そこから必要な回数を割り出しているという点です。

私立高校を目指す場合は、志望校を学校名ではなくコース単位で見るのも大事です。「下位コースなら定期テスト140点・評定オール3に4が2〜3つ/上位コースなら200点・オール4に5が2〜3つ」というところまで具体的にすると、夏休みに何コマ必要かが自然と決まります。実際、夏休みに180分×16回という組み方をしたケースもありました。

回数を増やすタイミングは主に3つ

  1. 夏休み:部活引退の直後。週3〜4回や180分といった長時間の提案が出ます
  2. 2学期(9〜11月):内申点が決まる時期。週4回や120分への増加提案
  3. 直前期:総復習と過去問

知っておくと得なのが「未指導分」

事例でよく出てくるのが「未指導分」という言葉です。これは、体調不良や予定変更で受けきれずに残っている授業回数のこと。

夏休みなど時間が取れる時期に、この未指導分の授業をきちんと受けることで実質的に回数を増やすということが実際に行われていました。追加費用をかけずに回数を増やせる場合があるので、残っているコマ数は必ず確認しておきましょう。こちらから聞かないと出てこないこともあります。

1回の長さは、お子さまの集中力で決めていい

  • 「120分や180分はきつい、週3回が限度」→ 60〜90分×週3回に
  • 「週4回より週2回120分がいい」→ 本人の希望を採用
  • 「予算的に回数は増やせない」→ 週1回90分+宿題を増やす形に

同じ「月8時間」でも、週2回に分けるか週4回に分けるかで続けやすさは変わります。どちらが合うかは本人にしか分かりません。面談に生徒本人が同席する回があるのは、こうしたことを直接聞くためです。

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宿題設計で家庭学習を続けやすい|自習室がない場合の対策

ここは正直に書きます。マンツーマンは「授業を受けたから成績が上がる」のではなく、「授業と授業のあいだに家で勉強するから上がる」仕組みです。週1〜2回×60分では、1週間168時間のうちのごく一部にすぎません。

宿題は「量」より「いつやるか」を見ている

面談で印象的だったのは、宿題の量よりもいつ手をつけているかのほうが話題になっていたことです。

授業前に1時間ずつ取り組んでいる。ギリギリじゃないとやる気にならない。1週間空いていると半分忘れている → 授業直後か翌日に一度取り組んでみるようアドバイス

単語の宿題は満点、授業直後の正答率も8割。それでも1週間空くと半分忘れている——という状態は、オンラインではとても起きやすいことです。同じ勉強時間でも、やるタイミングを変えるだけで定着が変わります。これは家庭だけではなかなか気づけない部分です。

勉強にムラがある子には「最低ライン」を決める

「やるときは3〜4時間、やらない日は0分」という子は珍しくありません。こういう場合に決めていたのは、理想の勉強時間ではなく「毎日最低10分」という最低ラインでした。ゼロの日をなくすほうが先、という考え方です。

あわせて、授業を受けてもすぐ忘れてやる気をなくすタイプには、無料の動画教材(Try IT)で解き方だけ確認する使い方をすすめていました。追加費用をかけずに家での勉強を助けられる手段があるのは、大手ならではです。

新しい教材を足すより、学校の課題を終わらせる

種類具体例
学校の教材学校ワーク、プリント、課題、教科書本文
トライの無料教材トライ式AI教材、映像授業(Try IT)、教材プラットフォーム
市販・持ち込みの教材家庭で購入した3年間の総まとめ問題集や参考書、都道府県別の入試対策テキスト、他塾のテキスト

トライが用意している教材は無料で使え、紙の教材も学校のワークや手持ちの問題集で足ります。教材費が別にかかる塾も多いなかで、ここは費用面で見落とせない部分です。

教材の話で目立つのは、「新しい教材を足す」より「今ある学校の課題を終わらせる」判断が多いことです。とくに集団塾と併用している子は、課題の量がすでに本人の処理できる範囲を超えていることが多く、トライ側は優先順位をつけて進み具合を見る役目を担っていました。

この判断が効くのが内申対策です。内申が上がらない原因が学力ではなく提出物だった、というケースは本当に多くあります。「提出物の指示が口頭だけでメモできていない」「聞ける友達がいない」「提出期間が短かった」——こうした事情が分かれば、学校の課題を講師が次回授業までの分量に切って宿題として出すという手が打てます。新しい問題集を買うより、こちらのほうが内申には近道です。

トライ式AI教材・無料教材プラットフォームの中身と使い方はこちら

できているかどうかは、数字で報告される

  • 「単語暗記の宿題は満点」
  • 「宿題は2割ほどしかできていない」
  • 「小テストは8割以上」
  • 「授業後の正答率8割、前回内容の演習は範囲によって5割」

こうした数字が面談の判断材料になります。「うちの子は実際どのくらいできているのか」が数字で分かるのは、集団塾にはないマンツーマンの利点です。

保護者がやることも、その場で決まる

英単語と漢字の暗記チェックは保護者が担当する、といったことが面談で決まった例もあります。「講師がやること/本人がやること/保護者がやること」を分けて決めるのが、面談の一つの型でした。家庭の負担が増えるように見えますが、逆にいえば「どこまでやればいいか」がはっきりするということでもあります。

それでも自習室が必要な子はいます

家だとどうしても集中できない、誰かの目がないと動けない、というタイプは一定数います。その場合は学校の自習室や図書館とセットで考えるか、通塾型を選んだほうが結果が出ます。無理にオンラインだけで押し切らないほうがいい、というのが率直な意見です。

講師ランクを使い分けて料金を抑える|4つの工夫

教育プランナーと相談しながら講師ランクや授業時間を調整する保護者と中学生

トライのオンライン個別指導塾の料金は「講師ランク × 授業時間 × 月の回数」で決まります。学生講師とプロ講師では単価が大きく違うため、同じ週2回でも月謝は数倍の差が出ます。

講師別の60分×4回 の中学生の料金の目安は以下の通りです。*すべて税込み価格です。

(学生講師)17,600円〜(セレクト講師)25,000円台~(プロ講師)37,000円台~

注意したいのは、受験期に回数が増える前提だということです。夏休みの追加分だけで数万円〜十数万円になるケースもあります。入会時の月謝ではなく、1年間の総額を最初に出してもらうことを強くおすすめします。

総額を抑えたまま対策量を保つ4つの方法

  • 回数を増やさず、1回あたりの時間を延ばす(60分→90分)
  • 上位ランクの講師は1科目に絞り、ほかの科目は学生講師にする
  • 先に未指導分を使い切る
  • 時間単位でまとめて買うパックを利用する

なお、教材費は別途かからないのが基本です。トライの教材は無料で使え、紙の教材も学校のワークや手持ちの問題集を使うため、月謝以外に大きな出費が乗りにくい仕組みになっています。

予算に上限があると伝えたご家庭には、実際に「英語の回数を減らして国語に振り替える」「週1回90分にして宿題を増やす」「国語は学生講師にする」といった複数の案が出されていました。

予算に上限があることは、遠慮せず、教育プランナーに最初に伝えてください。伝えると、回数を増やす以外の案が出てきます。

逆に、お金がもったいなくなる使い方

  • 5科目すべてを授業で見てもらう:回数×科目数で料金が決まるため、集団塾の年間費用を超えることがあります
  • 家でまったく勉強しないまま週1回だけ受ける:週1回では点数は動きません
  • 併用している塾と同じ科目を取る:教え方の違いで混乱し、費用も二重になります

トライのオンライン個別指導塾の料金を学年・講師ランク別に解説した記事はこちら

トライだけでも高校合格を目指せる|単独・塾併用の判断基準

トライだけで合格できるのか、塾と併用すべきか

まずトライだけで足りるかを考えて、足りない部分だけを塾で補う——という順番で読んでください。

トライだけで合格できる中学生の4つの条件

結論は「条件がそろえばできる」です。実際にトライだけで公立高校・私立高校に合格する生徒はいます。共通していたのは次の4つでした。

  • 家での勉強が少しでも続いている、または「何をやるか言われれば動ける」タイプである
  • 授業を取る科目を絞り、残りは学校の課題と本人の勉強でまかなえている
  • 地域の模試を定期的に受け、その結果を面談に持ち込んで見直している
  • 内申点の対策(提出物・授業態度)まで面談で話せている

高校受験は、学校の授業と内申点が土台になります。学校の勉強を回すことがそのまま受験対策になるので、大学受験に比べればマンツーマンだけで戦える余地は大きい、というのが実感です。

「やる気がない」のか「やり方が分からない」のかで答えが変わります

家で勉強していない子を見たとき、判断が分かれるのがここです。この2つは外からは同じ「やっていない」に見えますが、答えは逆になります。

  • やり方が分からないだけなら、トライだけで問題ありません。むしろマンツーマンが最も効くタイプです。「今週はこれを、この順番で」と言われれば動けるので、集団塾より早く結果が出ることもあります
  • やる気そのものがない場合は、トライだけでは厳しいのが実際です。授業の60分だけ勉強して、宿題には手をつけないまま次の週が来る、という状態が続きます。この場合は通塾型で強制的に机に向かう時間をつくるほうが機能します

ただ、「やる気がない」ように見える中学生の多くは、実は後者(何から手をつけていいか分からず止まっている)というのが、面談を重ねてきた実感です。分からない状態が続くと、人は興味がないふりをするようになります。

塾と併用するときの3つのルール

集団塾・個別指導塾との併用は珍しくありません。「理数は併用先の塾、英語と国語はトライ」「数学は他塾の1対2、英語はトライ」といった分け方が実際にありました。近隣校舎のお盆特訓だけ対面で受ける、という組み合わせもできます。

ただし、併用は放っておくとどこかで苦しくなります。守りたいルールは3つです。

  1. 同じ科目を二重に取らない:解き方や進め方の違いが、そのまま混乱の原因になります
  2. 宿題の合計量を誰か1人が把握する:両方から出た課題が本人の時間を超えると、どちらも中途半端になります
  3. どちらを主にするか決める:模試の見直しや志望校決定をどちらの面談でやるのかを先に決めておきます

うまくいかなくなるとき、原因は併用そのものではなく「全体を見ている人が誰もいないこと」です。塾は塾の中しか見ませんし、学校は学校の中しか見ません。

逆にいえば、その役目を引き受けられる人が1人いれば、併用は十分うまくいきます。トライの教育プランナーは授業を担当しないぶん、塾や学校の課題まで含めて全体を見られる立場にいます。実際、併用先の塾の自習室で何をやるかを、トライの講師が指示するところまで決めていたケースもありました。併用を前提に、あえてトライ側にまとめ役を任せる——これはよく機能した使い方です。

トライの高校受験対策が向いている家庭|メリットと注意点

こんな家庭に向いている/注意したい点

向いている家庭

  • 志望校は決まっているが、何をどれだけやればいいか分からない(あと何点必要かを数字で出してもらえる)
  • 通塾の時間を削りたい(部活や習い事と両立している中3は特に)
  • 集団塾のフォローがほしい(学校課題や塾の課題の進み具合を見てもらえる)
  • 苦手科目だけをピンポイントで立て直したい
  • 内申点が上がらない理由が分からない(提出物か、学力か、を切り分けてもらえる)
  • 体調や不登校で通塾が難しい(自宅から受けられ、ペースを落とす判断もしてもらえます。実際、体調不良が続いている生徒に回数追加をすすめず「気長にお待ちください」と講師へ伝えていたケースもありました)

注意したい点

  • 週1回60分だけでは、受験期に足りなくなる可能性が高い。ほぼすべてのケースで、2学期以降に回数を増やす提案が出ています
  • 家でまったく勉強しないと成果が出にくい。「授業と授業のあいだ」をどう埋めるかが前提になります
  • 希望の曜日・時間に講師が空いているとは限らない。増やしたい時期は早めに相談を
  • 費用は回数に比例して増える。1年間の総額を面談時に出してもらいましょう
  • まわりに受験生がいる緊張感はない。競争があったほうが動けるタイプには不向きです

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トライの中学生コースFAQ|面談・講師交代・塾併用を確認

面談はどのくらいの頻度でありますか?

2〜4か月に1回が基本で、加えて「模試の結果が出たあと」「三者面談のあと」「成績表が出たあと」など、判断材料がそろうタイミングに設定されていました。次回の面談日はその場で決まります。

生徒本人も面談に出るのですか?

保護者のみの回と、生徒同席の回があります。回数を変える回や志望校を最終確認する回は、生徒同席が推奨されます(本人の希望で「週4回×60分」が「週2回×120分」に変わった例もあります)。

講師が合わなかったら交代できますか?

相性を理由に交代したケースもあります。プランナーが窓口になるため、講師本人には言いにくいことも相談しやすいのが利点です。

他塾と併用できますか?

できます。「トライは英語、他塾は数学」「併用塾の自習室でやることをトライの講師が指示する」など、役割を分けて整理するのが一般的です。同じ科目を二重で取らないことだけ気をつけてください。

模試は受けられますか?

地域の主要模試の申し込み案内は面談で行われます。「夏が終わるまで受けない」と考えていたご家庭に9〜12月分の受験をすすめたケースもありました。申込後のキャンセル不可などの条件も事前に説明されます。

推薦入試も相談できますか?

できます。私立の推薦は「内申9科目で26点以上」「欠席30日以内」のように条件が決まっているため、その条件から何を優先するかを整理します。「英検を取らせたい」という希望に対して、志望校の配点を見て内申を優先すべきと伝える——といった、あえてやらないことを決める判断もしていました。

まとめ|トライなら志望校に必要な対策を個別に組める

指導事例から見えるトライのオンライン個別指導塾 中学生コースの実像は、「授業を売る塾」というより「受験までの進め方を決めて、講師・本人・保護者に役割を配る仕組み」でした。

  • 高校受験対策は公立・私立とも可能。ただし科目を絞って使うのが基本
  • 講師はランクを科目ごとに変えられる。希望条件を細かく伝えるほど、相性の合う講師がつく
  • 自習室はないが、宿題をやるタイミングと最低ラインを決めれば家でも勉強できるようになる
  • 教育プランナーはあと何点必要かを数字にして、決めたことを講師に伝える人。ここが他塾との一番の違い
  • 費用は入会時の月謝ではなく1年間の総額で確認する
  • 塾との併用は同じ科目を重ねない

裏を返せば、面談で正直に現状(家での勉強時間・予算・本人の気持ち)を話せるかどうかで、提案の中身が変わります。志望校と今の成績表を用意して、無料の学習相談から——これが一番確実な始め方です。提案を見てから入会を判断すれば、思っていたのと違ったということはほとんど防げます。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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